エモーリアという幼少の天使は、アーニウスの持つ「月のメダル」が気になるようでした。アーニウスは困って星月夜にメダルの由来の調査を依頼してきました。クエスト「月は満ち欠け」で~す。
神話時代にいき、エモーリアによく似た名前と容姿のテモーリアに話を聞きました。
月のメダルは本来は海のメダルとセットであり、「月は満ち欠け 海は満ち引き」という合言葉を唱えると相手の位置がわかるのだそうで~す。
このメダルの設定については、過去記事「第5回ドルボードレースグランプリのレース屋コンビの名前が、「光と闇の対比」の法則上にあるか否かについて考えました。今後の課題も残りました」ですでに考察した通り、「あやかしの調べ」の設定を補足するものでした。
またこの合言葉には、「つき みちて かけ、 しお みちて ひく。 すべては さだめじゃて…」という『ドラゴンクエストII』の満月の塔の老人のセリフへのオマージュとしての要素もあると思いま~す。
テモーリアも月のメダルを持っていたものの、その魔法の効果は切れてしまったらしく、合言葉を唱えても対になる海のメダルを持つノーニウスの場所が不明なのだとか。
そこで現代に戻って合言葉を試したりアーニウスの友人であるバイッジョの助言を聞いたりしたところ、アーニウスの月のメダルと対になる海のメダルのおおまかな位置が判明しました。
現地には謎の封印がありました。
封印の中にいたのはダースドラゴンの強化版である「ダースロード」でした。
これを倒したことで6.4時代のクエストボスのコンプリートとなりました。
落ちていた手帳によると、ノーニウスはこのダースロードを苦労して封印したのちに息絶えたようでした。つまりテモーリアの月のメダルが壊れていたのではなく、ウミノメダルを持つノーニウスが死んでいたというのが真相でした。
手帳と海のメダルを届けると、テモーリアは事態を納得して前向きに生きることを決めたようでした。
テモーリアが自分の月のメダルを故障品とはみなさなくなったことで歴史が変わったらしく、現代のアーニウスは「月のメダルの由来を知らない人」ではなく「月のメダルの由来をついさっきまで忘れていた人」になっていました。
このためメダルの由来について詳しい説明をクドクドしなくても、無事にクエストはクリアとなりました。