１．点数 85点
２．総評
サービス開始からの5年間の風潮を振り返り、2017年10月20日の時点の風潮との比較もしていくという書で～す。
地獄のミサワの漫画が情報の大部分を占め、文字はかなり少ないで～す。これについては賛否両論がありそうで～す。
３．評価点
サービス開始から数年経過したのちにアストルティアに来た人にとっては、過去の情報を知ることができる絶好の書で～す。
今では2017年10月20日の時点の話すら古くなっており、それは攻略本の場合は情報価値の低下を意味しますが、本書においては逆に価値を高めているといえま～す。
発売当時に定価で購入することを躊躇した人にとっても、今では良いお買い物かもしれませ～ん。
４．問題点
漫画の中には、他の書で発表されたものの使いまわしが多々ありました。これは減点せざるを得ませ～ん。
また総じてコラムは、所謂「エアプレイヤー」が書いた「こたつ記事」が多いと感じました。
一番駄目だったのは、39ページの「モンスター酒場の常連モンスターたち？」のコラムで～す。ここではモンスター酒場にいるモンスターのうちプレイヤーの仲間モンスターとして開放されていないモンスターたちを6匹紹介して、「モンスター酒場の居心地がよくて遊びにきている、ただの常連なのかもしれない」と書いていま～す。
でもプレイヤーが仲間にできないだけで仲間モンスターではないとするなら、メドウがダイキリンを使役していたことのほうをまず問題視すべきで～す。
またこのコラムで紹介されている6匹のうち、モモヨ・ガニッポ・モチツキの3匹までもが、実際に会話をしてみると「主人」を話題に出してきま～す。
しかもこのコラムでイエろうのいる場所が「真グランゼドーラ」とされていますが、実際には「偽グランゼドーラ」で～す。
モンスター酒場以外では、67ページのコラム「武器鍛冶が優勢！？ 当時と現在の職人分布を比較してみた」が一番気になりました。調理ギルドが閉鎖中の2012年9月の職人分布と開放後の2017年8月の職人分布を円グラフで比較した上で、「調理職人と、道具鍛冶職人が増えている傾向にあるようだ」と的外れな分析をしていま～す。
