さて、いよいよ未来の技術で増殖獣にリベンジで~す。
途中、南米の民族舞踊から名を取ったディアブラダを倒し、4.4時代の通常モンスターをコンプリート。
奥に行くと、プクラスが星月夜のために作っていてくれた転送装置があり、起動すると楽に上層と行き来できるようになりました。
転送先は、改変前の歴史では岩の中だった部分でした。ここがくりぬかれて資材置き場となっていました。
改変前の歴史でも「おたからさがし」をすると、岩の中にキラキラが存在していることになっていたので、当時から何かおかしいと思ってたんですよね~。
改変前の歴史でプクラスが過去に飛べたもののこういうものを作る余裕がなかった理由は、三つほど考えられま~す。
※仮説1.C141との戦いが長引いて寿命が減った。
※仮説2.C141との戦いでますます体が弱くなった。
※仮説3.期待をかけたい過去の時代の英雄が未見の抽象的な相手だったため、苦労して転送装置まで作る気になれなかった。
最下層で増殖獣の増殖能力を消し、ファラスと協力して倒しました。
4.1や4.2のときとは逆に、魔獣のほうがその前のボスの素材になったモンスターだったので、かなりあなどってしまったのですが、意外にもパルミオ2世より苦労しました。
苦戦した原因の一つは、2世がやっていた「増殖を試みて失敗する」という無駄行動が一切なかったことで~す。
パルミオ2世と違って自分と同じシステムである無限動力炉の存在すら知らないのに、自分に起きた事態を一瞬で把握したってことですね~。武骨な機械のような外見をしていながら、科学者でもあったはずのパルミオ2世より二重の意味で賢いで~す。
ファラスはレベルが110でした。今まで、主人公が匹敵できないレベルの援軍が来ることはなかったので、これは異例ですね~。
運営内部でも、4.4時代のカンストが108にとどまったのは想定外だったのかもですね~。
この戦いの後、ファラスが身を挺して致命傷を負いながらもパドレを足止めしてくれたので、胡蝶の護符を使って彼の心の中に入っていけるようになりました。
人の内面と外面の境界を曖昧にするとき、胡蝶がカギになるのは、『荘子』斉物論が元ネタで~す。
これは他の作品でも広く採用されていますよね~。
中は過去のパドレア邸で、全体がセピア色でした。
でもセピア色フィルターで写真を撮ると、また色が若干違って見えました。
これがインスタント版。
暁月夜「全部同じじゃないか!」
夕月夜「これだからしろうとはダメなんで~す。もっとよく見るで~す!」
徐々に記憶をたどっていくと、どうやら冷酷なドミネウスの謀略でリンジャハルに派遣されたものの、本人だけはドミネウスが善人だと思い込んでいたとかいう話が見えてきました。
三つの記憶を見た後、パドレに会えました。
この時点でほぼ正気に戻っていたようでしたが、時見の箱が邪魔をしてきました。
「ついに黒幕との直接対決!」と思ったら、これはまめちしきによるとかつての「絶望の巨像」みたいな幻影だったようで~す。
これを倒すとパドレは正気に返るも、今度はマローネが代用の傀儡として使われてしまいました。
いやはや、己に遭っては己を斬り(戦士の職業クエスト)、伯父に遭っては伯父を斬り*1、従兄に遭っては従兄を斬り*2、父に遭っては父を斬り*3、義曾祖父に遭っては義曾祖父を斬ってきましたが*4、いよいよ今度は母を斬ることになりそうで~す。ろくな人生ではないですね~。
パドレは怒って、つい先程自分が殺したファラスの埋葬もせずに異世界に旅立ちました。
パドレがドミネウスの人格を高く評価しすぎていたように、ファラスもパドレの人格を高く評価しすぎていたのかもですね~。
こうして増殖獣問題は一応解決し、4.4メインストーリーは終わりました。「笑いの伝道師」の称号も得ました。
でも避難船としてのアルウェーンはまだ未来に存在しており、ラグアス王子の予言でもまだこちらのほうが最終的に敗北をするという結果までは変化がないようで~す。何とか盛り返したいものですね~。