続いてはドワチャッカ大陸にて、チリさんを護衛する任務が始まりました。
ドルワーム王国に敬意を表して、職業縛りはドルワームにゆかりの深い賢者でいきま~す。あと、「新ダンジョンの戦闘では逃げない」縛りも一応維持しました。
ドゥラ院長が、護衛対象がさらわれても相手を追跡できる発信機を発明しますが、実用化のためにはダストンさんの持っているガテリア式真空管が必要なのだとか。そういうわけでチリ・ドゥラ・星月夜の三人でダストンさんに談判に行きました。
色々ともめたものの、とりあえず発信機は完成しました。ダストンさんが謝礼を要求してきたので、今度は四人でドルワームに帰りました。
でも帰りの列車の中で、またあの白いフードの男が登場し、ボスを召喚してきました。
「桜蝶鬼メイガ」だそうです。三匹出現する点や、狭い車内でピンクタイフーンなどの範囲攻撃をしてくる点など、前回のボーダ戦に似ていました。序盤は苦戦しましたが、とにかく一匹倒してしまえばもう後は残党狩りみたいなものでした。写真もバッチリ撮れました。
戦いには勝ったものの、チリさんはさらわれてしまいました。
でも発信機が完成していたので、敵のいる場所が新ダンジョン「ダラリア砂岩遺跡」であることが判明。早速チリさんの奪還に向かいました。ただし、先走るダストンさんと、それを追う星月夜と、後から兵を率いて堅実に向かうドゥラ院長とで、別行動になりました。
このダラリア砂岩遺跡の新モンスターも設定レベルが是正されていましたが、弱いくせに戦いを挑んでくるモンスターが一種類だけ残っていたので、「新ダンジョンの戦闘では逃げない」縛りも、今回は一定の意味がありました。
その弱いモンスターとは、このイーグルデビルです。ガーゴイルの上司という設定ですが、能力はガーゴイルとほぼ同じで~す。
遺跡の仕掛けを解きながら奥へ進むと、緑豊かな中庭に出ました。機械的な遺跡と箱庭的な自然が同居しているというのは、まるで『天空の城ラピュタ』ですね。ウルベア魔神兵の残骸もありますし。しかも星月夜の足元には巨大な飛行石が……。
この魔神兵は、ガタラの追加クエストで名前の出たリウ老師の作品であり、3021年前から一度も使用されていないそうで~す。
ただし、『蒼天のソウラ』の第14話の設定では、ウルベア地下帝国とガテリア皇国が滅んだのは1000年ちょっと前みたいで~す。そしてこの設定は、発足からまだ79代のアラハギーロ王国の先祖に、ガテリア皇国製の機械の肉体を持ったファラオがいた件と、親和性が高いで~す。
するとグルヤンラシュが起こしたウルベア・ガテリア間の戦争は、約2000年続いたということになりま~す。
それはさておき、最深部に行くと、白いフードの男がいました。今度は「黄牛鬼タウラダイン」というボスを召喚してきました。
タウラダインは剛腕のモンスターであり、こちらは二回殴られると死にます。そして怒られていたり超ちからためをされていると、一回で死にます。超ちからためを無効にできる賢者で来たのは、縛りどころかむしろ大正解だったみたいで~す。写真も何とか撮影できました。
なお、フードの男の真の標的がダストンさんだったことも判明しました。
今回はダストンさんもチリさんも守れた上に、敵の去り際に発信機をつけることにも成功したので、いわば完全勝利でした。
しかし、標的が王族に限られたものではないということが判明したことから、影武者をさらわれて終わったので痛み分けに見えたヴェリナード編が、実はこちらの完全敗北だったことも判明してしまいました。だから苦い勝利でした。
そして発信機からもたらされた情報から推測するに、次の戦いの舞台はエルトナ大陸のようです。
今回の戦いで得た称号は「ダストンの監視員」で~す。