マイユさんの体から毒が抜けきる前に、浄化の月が撃墜されてしまいました。
誰もが絶望する中、サジェ君だけは「楽園」に行けば月を復活させられるかもしれないと考え、奮起しました。最初は猛反対をしていた村長さんも、途中から急に態度を変え、むしろ煽るような発言を始めました。
楽園に行くためには、この写真の扉の鍵を手に入れなければならないそうで~す。
扉のデザインは、何となく雰囲気がドワーフ文明や天魔クァバルナに似ていますね~。ワギ神の御手製なのでしょうか?
鍵は「影の谷」の奥にあるナドラガ神のほこらにあるらしいので、とりあえず目指しました。
影の谷には結界が多く設置されていて、そう簡単にはナドラガ神のほこらにたどり着けないようになっていました。そして「火つけ棒」を装備して火を所定の台に配ってまわると、その結界が消える仕組みになっていました。
火つけ棒を装備した姿は、聖火ランナーさながらで~す。今年がオリンピックのある2016年だから、それに合わせた遊び心なのかもしれませ~ん。
また暗いダンジョンをたいまつを持って探索するその姿は、初代『ドラゴンクエスト』の主人公を思い起こさせま~す。これもドラゴンクエスト30周年記念の一環なのかもしれませんね~。
なお火つけ棒の火には時間制限があってすぐに消えてしまうので、大急ぎで走らなければ面倒なことになってしまいま~す。
ラテン語の"mora"には「時間」の他に「障害物」といった意味もありま~す。よって、時間制限のある火を使い結界という障害物を消していくこの作業は、「カーラモーラ村」の「モーラ」の部分とゆかりの深いものだといえましょう。これが、カーラモーラ村が「時間」と深い縁があるという星月夜の説の、第三の証拠で~す。
無事ほこらに到着すると、サジェ君が鍵を見つけてくれました。ただしサジェ君はその鍵が妙に新しいということに疑問を抱いたようで~す。
次回へ続く~。