天地雷鳴士の召喚する幻魔は、自分からは相手に打撃が通るのに相手の範囲攻撃はノーダメージですり抜けてしまうという、時間切れ以外では無敵のキャラクターたちでした。
その立場が崩れたのが6.4メインストーリーで~す。敵が使ってくる「ジア・メドローア」には幻魔をも倒せる機能が備わっていました。
この技がいつかプレイヤー側に開放されれば、パリンやダーククリスタルなどに一矢報いられるようになるかもしれないので、羨ましい上に楽しみでもありま~す。
ところでこの「幻魔をも倒す」という力についてですが、バグでも未知のものでもなく、世界観の中ですでに登場していた上にプレイヤー側に開放されていた可能性も高いと星月夜は考えていま~す。
それは2.4前期配信のサブストーリー「魔物たちの挽歌」でセラフィが描いた魔法陣で~す。
これを使われるまでのゴリウスは、「剣も 呪文も効きません」(タジウス談)という状態で一方的に住民に状態異常を仕掛けてきました。そして弱点らしきものといえばせいぜい時間制限が匂わされた程度でした。つまり天地雷鳴士の使役する幻魔に非常に近い存在でした。それが魔法陣の力で、ダメージを受ける存在へと変質したのでした。
思い起こせばジア・メドローアは、メドローアの完全上位互換というわけではなく、まず効果対象となる範囲の床がしばらく光り、その後にやっとダメージが来るという欠点を抱えていました。この床の謎の発光という仕様こそ、まさに魔法陣に酷似していま~す。
ゆーえーにー、ジア・メドローアの正体は「メラ系の力とヒャド系の力の合成といわれるメドローアに、さらに霊を実体化させる魔法陣の力を合成したもの」であるという仮説を提唱しま~す。