ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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魔法戦士の証を入手しました。

 魔法戦士のレベルが50台になり、「フォースマエストラ」の称号と立ちかたを得ました。

 そして専用クエストに挑戦しました。

 魔法戦士団の本部があるヴェリナードは、アクセサリーの合成のためにルーラストーンを常備していたので、かなり手早く終わらせることができました。

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 団長と副団長が着ている高位の魔法戦士の装備はレベル60から着用できます。かっこいいで~す。

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 世界中で戦う魔法戦士団とウェナ諸島を守る衛士団との確執は、物語の重要な鍵となりま~す。衛士団の団長さんは話の進展に応じて台詞が変わっていくので、頻繁に訪ねると物語をより楽しめま~す。

 話の途中から、衛士団最強の兵士「ノーラン」が目立ってきます。衛士団長は彼を後継者にしようとしており、魔法戦士団は彼を引き抜こうとしていました。

 ノーランが幼い頃、世界中の町が同時に魔物の軍団に襲われたという設定が語られます。ノーランの故郷は、この事件で壊滅したのだそうです。ノーランの外見から考えるに、これは約20年前の事件だと思われます。首謀者の組織力・統率力はネルゲルの比ではないでしょう。そうであるのに、この事件についての情報が魔法戦士のクエストでしか入ってこないのは不思議です。世界中の人々の記憶に残っていると思うのですが……。

 ともかく、その時のトラウマが原因で、ノーランは魔法戦士団なんか解散してしまえば良いと思うようになったみたいです。

 世界中に軍隊を派遣する余力がある国の内部における「若者を外国で死なせるな」論と「世界平和に貢献すべきだ」論との戦いは、かなり普遍的な現象です。

 さて、最初の話は、カミハルムイ領南のナギリ洞での任務でした。

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 奇跡の一枚が撮影できました。

 その後も粛々と任務をこなしました。

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 第四の任務では、ノーランの偽情報に踊らされた魔法戦士団が敵の待ち伏せにあってしまいました。魔法戦士団は敵の数の暴力に負け、次々と倒れていきました。

 魔法戦士だけで部隊を編制すれば、そういう結果になるのも至極当然です。だって回復の手段が「どうぐ」と「ミラクルソード」と「しゅくふくの杖」だけなんですもの……。せめて重要な作戦の際だけでも、プライドを捨てて、僧侶や旅芸人に助力を請うべきだと思います。

 こういう危険な部隊編成を続けてきたのですから、ノーランの魔法戦士団廃止論にも、かなり理があると思いました。

 この事件の直後、ノーランは青い顔をして城から出て行ったそうです。ウエディのノーランは元々青い顔だったし、同輩もみんな青いと思うのですが……。

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 最後の任務で、ノーランは魔法戦士団の廃止を望む気持ちを黒幕に悪用されていただけだと判明しました。ノーランの幼馴染にして魔法戦士団の副団長のユナティは、外国で戦うのもウェナ諸島を守るためだという考えを、ノーランに伝えました。

 この任務の後、星月夜は魔法戦士の証を与えられ、以後は魔法戦士団の指揮権を離れて独自の判断で行動するように命じられました。

 そしてノーランに与えられた処罰は、永久の国外追放でした。

 ノーランが、「ウェナ諸島を守るにはウェナ諸島で戦い続けるのが唯一の方法だ」という思想を墨守し続けた場合、これは彼にとって地獄の刑罰です。

 一方、「他の大陸を平和にすることが、めぐりめぐってウェナの平和にもつながるのだ」という思想を受け入れた場合、これは星月夜に最終的に与えられた処遇とほとんど変わるところがありません。

 つまり己の偏狭さに気付いた次の瞬間に、実質的に刑罰は自動的に終わるわけです。これはかなり粋な計らいだと思いました。

 次回は、今回のクエストを通じて考えたことを、より掘り下げて記事にしてみたいと思いま~す。乞うご期待!