妖精の国から、真紅の妖精アマリリスさんと、彼女によって無理に助手にされたスライムのノラさんがやってきました。
アマリリスさんは似たような立場だったベラさんと同じく、アストルティアの住民には原則として見えないみたいで~す。ノラさんが一般人に見えるのかどうかは不明で~す。
妖精の国出身のNPCは花の名前になりやすいですが、「アマリリス」も「ノラ」の正式名称である「マグノリア」も、花の名前であるとともにその元ネタは人名であるので、とっても自然な感じでした~。
でもノラさんは女性風の名前のうえにリボンも女の子っぽいのに、一人称が「ボク」でした。ここだけは違和感がありましたね。ボクっ娘なのかな~?
彼女たちから世の中に幸せを届けることで五種類の妖精の苗木を実らせる任務を受けるのですが、難易度には大きな差がありました。漫然と選ぶと面倒なことになるので、未挑戦のかたは以下の文章をよく読んで挑戦してくださ~い。
※妖精の苗木・紫
おそらく一番面倒なのは、これで~す。「さそうおどり」のしぐさをするだけだと思い込んで安易に選ぶと大変なことになりますよ~。時間が指定されているうえに、場所までモガレキャンプと指定されているので~す。
おかげで現場はギュウギュウと混みあっていました。これで本当に世の中を幸せにできたのでしょうか?
※妖精の苗木・緑
ルールはだいたい紫と同じで、特定の時間に木かげの集落で白チャットをするだけで~す。
時間はどれも紫の指定時間の直後なので、たいがいの場合、紫を達成したあとにそのままインし続けていれば自然に指定時間になりま~す。
木かげの集落はモガレキャンプと違って馬車のスタート地点と同じMAPの中にあるので、ほとんど冒険をしていないサブキャラにも優しい設計で~す。
ちなみに白チャットと内容は、「わたしはビアンカは」か「わたしはフローラは」で~す。アマリリスさん、実は幸せよりも争いの火種をまきにきたんじゃないかしら?
以下の三つの苗木は、場所や時間の指定がないので、楽で~す。楽すぎてつまらないという人は、「赤はオーグリードで達成、青はウェナで達成、黄はプクランドで達成」などの縛りを入れてみるといいかもしれませ~ん。
※妖精の苗木・赤
三番目に難しいのを選ぶとしたら、僅差でこれかな~?
「おうえん」を五人にする任務で~す。でも誰かにおうえんされた直後の相手に対する、意味のないおうえんはカウントされませ~ん。
同じ町にアマリリスさんたちがいる、さいほうギルドや調理ギルドでおうえんをしたくなるかもしれませ~ん。でもさいほうと調理には一発仕上げのシステムもあるので、待ち伏せていても職人さんから肩すかしをくらわされることも多いで~す。ツボとランプは一番槍の立場さえ確保すれば必ずカウントされるので、面倒でも遠征するのがいいかもで~す。
※妖精の苗木・青
自分以外の冒険者の仲間モンスターを五匹なでるだけで~す。
※妖精の苗木・黄
これが一番簡単ですね~。掲示板で写真におひねりをするだけで~す。
今週と来週はランキング上位の写真へのおひねりの総額が増えそうですね~。「こうなるとわかっていたら、あの時期にもっとまじめに写真を撮影しておくべきだった~」という写真家たちの悲鳴が聞こえてきそうで~す。
※報酬に関する悩み
「アマリリスの笑顔」という報酬がありますが、これを選んでも、一アカウントにつき一回までしかその恩恵を得られません。
よって合理主義の立場にたつならば、これを選ぶのは、そのアカウントのキャラクターのうちの一名までにしておくべきでしょう。
しかしながら、これを選んでこそ、物語は真の意味で完結するといえるような構成になっていま~す。
しかも、二人目以降のキャラクターがこれを選んでこそ、「無償の善意」という物語のテーマを本当に達成したことになるので~す。
さあ、みなさん、悩みましょう。