クオードが司令部に帰還したので、ようやくメレアーデさんに依頼されていた本来の仕事である、記憶の赤結晶を渡しに突入できま~す。
軍の司令部の地下にはベルマが収監されていました。ずっとムービーでしか登場せず、彼女との記念写真が撮れなくて困っていたので、助かりました。
軍団長の執務室でクオードと再会しました。最初にドミネウス邸で会ったあの日からしばらくして、父のドミネウスが王になり、今では王子でもあるようでした。
ドミネウスの語源は以前書いたとおり「家長」や「支配者」を意味する"dominus"ですが、本当に家長だけでなく支配者にもなってしまいました。
クオードが記憶の赤結晶を使うと、映像のメレアーデさんが登場し、星月夜と二人で王宮を目指すようにと伝えてきました。あとクオードが現在抱いている疑念は正しいとも伝えてきました。
このクオードの疑念の内容はここでは明かされませんが、後に重要な伏線になりま~す。
王宮への転送装置は調子がおかしいらしく、最近入った人は二度と戻ってこない状況のようでした。でもこの伝言を聞いたことで、クオードは自身で転送先を確認する決意を固めたようでした。
そこに立ち塞がって諫言をしたのがクオードの私臣のディアンジでした。言い争いは果てしなく続きそうでしたが、先走って偵察に行ったザグルフからの通信があり、ディアンジの発明品の星華のライトがあれば脱出できるという連絡がなされました。これにより、星華のライトが完成するまで調査は延期という形で妥協が成立しました。
ディアンジによれば、星華のライトを作るためにはティプローネ高地の「星落ちる谷」で拾える素材が必要とのことでした。でもモンスターが怖いから手伝ってほしいとのことでした。
星落ちる谷! 星月夜にとっては縁起が悪すぎですね~。まるで『三国演義』の「落鳳坡」みたいで~す。
とりあえず手伝うことにしたところ、軍団長の私臣であるディアンジさんの権力で、ティプローネ高地への門が開かれました。星月夜は虎の威を借る狐の威を借りたことになりますね~。
やってきましたティプローネ高地。もちろん、まっすぐに星落ちる谷を目指したりはしませ~ん。要所の時空のしるべを調べたり、釣りをしたり、黒宝箱を探したりしました。
ここがマデ遺跡。多分マデ氏族発祥の地なんでしょうね~。
今のマデ島と同じ位置にあるのだとすれば、エテーネの王都キィンベルは現在のエテーネの村よりはずっと西にあったことになりま~す。つまり一言でいうと今では海の中で~す。
エテーネ王国の遺跡を探しているヒストリカ博士、大ピーンチ!
途中の川でサクラマスを釣りました。4.0新出の魚はこれでコンプリートで~す。
本来の任務には必要がなかったのですが、宝箱探しや時空のしるべの登録をかねて、「自由人の集落」という場所にも寄り道しました。
そこは指針書に従うことを拒否した人々の集落でした~。
バクーモンという老人がいました。多分無政府主義者の"Баку́нин"(バクーニン)がモデルですね~。
一切の私有財産を認めない過激な魔法生物がいる一方で、道具屋や預り所もあり、元の身分と現在の能力を理由に威張っている錬金術師などもいて、思想的統一性もほとんどありませんでした。ただし、加入のさいに指針書を焼き捨てるなど、最低限のルールもあるようでした。
付近にレトリウスの事績の第五節の石碑がありました。大エテーネ島を統一し、エテーネ王国を建てたそうで~す。「エテーネ」という単語は、異邦の「永遠」を意味する単語を元に、このときに作られたそうでした。
ここでいう異邦とは地球であり、元になった単語は英語の"eternal"ですね~。
運営としては、人間族の祖先の地だから、人間の先祖の「猿」の別称である「エテ」も掛けたんでしょうが、作品世界の内部事情としては「エターナル」のみが語源のようで~す。
とりあえずこれにてサブストーリー「英雄の武勲を探して」は完結で~す。
グランゼドーラに戻ってフィロソロスに話しかけると、どうやら三大英雄のうちのキュレクスが気になったらしいのですが、新しい仮説を証明するにはあと一つ証拠が足りないのだそうで~す。
流石は老大学者、ヒストリカ博士より慎重ですね~。
その後、星落ちる谷で素材集めのライバル的存在であるボスのスパーキーを倒しました。
今回も寄り道のせいでほとんど話は進みませんでしたが、キリがいいのでここまで~。