ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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4.1メインストーリー その3 カミルと共闘。やはりジャミラスこそ至高の知将よ。偉大なる敵に敬礼! ジャミラス! ジャミラス!

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 ジュテ国王の依頼に従い、カミルを追い駆けました。ヤスラムからの情報によると、カミルは禁呪の遺跡に入るための方法を知る人物に会いに、樹天の里に行ったのだそうで~す。

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 不死の魔王の城は、グランゼドーラ城のすぐそばでした。まるでラダトームと一衣帯水の場所にある竜王城みたいですね~。

 マデサゴーラのように何らかの事情でここにしか建てられなかったのでしょうか? それとも真っ先にグランセドーラから滅ぼす覚悟のあらわれでしょうか?

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 ロヴォス高地の樹天の里は、現在では痕跡がフィールドの一部になっている、あの謎の空中の足場の正体でした。

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 ここの長であるキャプテン・シュトルケは、カミルさんに会った直後のようでしたが、千年級の漬け物でも持ってこない限りは何も語る気がないようでした。

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 そこでもちろん現代に戻って、シュトルケ本人が埋めたミレニアム漬け物を発掘しまたよ~。

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 樹天の里は残念ながら滅んでいました。エリミネーター族に吸収されてしまったのでしょうか?

 漬け物を与えると、シュトルケはカミルさんがレビュール街道南の神儀の護堂を目指したということを教えてくれました。

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 色々と遠回りさせられましたが、ちゃんと入り口でカミルに追いつきました。

 さらにはそこにカミルを敵視するヴィスタリア姫がヤスラム一人を率いて合流しました。

 単なるワガママで無力な姫だと思っていたのですが、危険を冒して二人だけでここまで来るとは中々アッパレで~す。

 しかもカミルを逃亡者と疑っていたのに、念のため扉を叩いて中が空洞であることを確認すると、禁呪を手に入れるための行動だという主張をその後は信じるなど、中々見所もありました。

 このあたりから星月夜の中でヴィスタリア姫の評価が急上昇してきました。

 そして護堂の中での休憩中に、ヴィスタリア姫がカミルを憎むのは恋敵だからというだけではなく、オルセコ王国でカミルに殺された王族こそ彼女の兄だったからだと判明しました。これは事故だったとしても多少は憎んでも仕方ないですね~。

 一番奥の継承の間でカミルが禁呪の巻物を得た途端、ヤスラムが知将ジャミラスとしての正体を現しました。

 土壇場で裏切るために直前まで積極的に協力を惜しまなかったのでしょうね~。さすがは知将で~す。

 しばしばカミルを誘惑していたのも、単に暗殺をして終わりにするのではなく、死後に駆け落ちの噂まで自然に広まるようにすることでグランゼドーラ側の士気を下げようとしていたと判明しました。う~ん、実に周到!

 きっと猛将ギーグハンマーに勇者と盟友の不在を教えたのも、スパイとしてグランゼドーラに潜入していた彼なんでしょうね~。そして勇者の帰還が遅れるような策を練らなかったのは、ギーグハンマーの手柄を最小限に抑えるための悪知恵なんでしょう。

 しかしここでヴィスタリア姫が自分の命はどうでもいいからジャミラスを倒せとカミルに命じ、カミルがその命令に機械的に従ったため、人質作戦は無効になり、単なる肉弾戦闘にもつれこみました。

 ジャミラスの「まめちしき」の「ひとりの人間によって 彼の思惑は打ち破られた」という伏線が回収されました。このひとりの人間って、普段はワガママに見えて実は芯がしっかりしていたヴィスタリア姫のことだったようで~す。彼女の従者に変装していながら、彼女の性格の深い研究を怠ったのが、ジャミラスの唯一の失敗ですね~。

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 この時代の知将ジャミラスは、やはり猛将ギーグハンマーと同じ理由で、スタン耐性の低さが弱点でした。

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星月夜「どちらが真の不死の鳥か、実力で決めよう。秘技、不死鳥天舞!」

知将ジャミラス「グエ」

 こうして知将ジャミラスを倒したのですが、彼は最後の力をふりしぼって念じボールみたいな技を放ってきました。カミルはこれを避けたのですが、それこそジャミラスの思うつぼで、ボールはその直後に軌道を変え、継承の間の入り口付近の天井を破壊し、我々は閉じ込められてしまいました。

 もしも初めから天井を狙っていたら、カミルはその意図に気づいて逆にボールに体当たりを仕掛けたことでしょう。ジャミラスは死の直前でもそこまで考えて、あえてカミルがぎりぎり避けるであろう速度でカミルを狙うふりをし、敗北を引き分けへと昇華させたので~す。

 しかもジャミラスは不死の力によりやがて復活する設定なので、これは事実上の勝利ですね~。

 星月夜はジャミラスのこの、逆境にあってもめげず、与えられた条件の中での最善を最後の瞬間まで考えて実行し続ける姿勢を、昔から非常に尊敬しておりま~す*1

 敵ながら至高の知将であった故ジャミラス参謀総長に敬礼! ジャミラス! ジャミラス

 ところがメレアーデさんも歴史に積極的に介入していたらしく、あの黒猫を使ってアルヴァンに我々が閉じ込められたことを知らせてくれました。こうして事後的なチートにより、ジャミラス戦は我々の完勝となりました~。

 一息つく間もなく、カミルは魔王との速戦を提案しました。不死の力を封じる力を得たことが知られたら、さらにその対策をされてしまうからというのが、その理由のようでした。

 それはそうですよね。アルヴァンの怪我が治るのをじっくり待っていたら、やがてジャミラスが復活し、そのジャミラスがカミルの生存を知れば、その瞬間にこちらの手の内は魔王に知られてしまいま~す。

 孫子曰く「兵は拙速を聞くも、未だ巧の久しきを睹ざるなり。それ兵久しうして国に利あるは、未だこれ有らざるなり」で~す。