ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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4.1メインストーリー その5 ラスボスとしての権威に欠ける無限獣ネロスゴーグを倒しました。そして後日談など。

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 現代に帰ると、星月夜の介入によって歴史も変わったようで、かつてはアルヴァンを讃えるだけの内容だった聖壇の碑文が、カミルの名誉を回復する内容に変化していました。

 この直後、またまたあのレリオがやってきて、四重の封空がついに破られたと伝えてきました。

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 そこでアンルシア様とともに、まずはネロスゴーグの第三形態である無限獣ネロスゴーグを力でねじ伏せる作業を始めました。

 この形態は武器といい容姿といい技といい、ネロドスとの類似点が多かったで~す。あの不死の力の塊にネロドスの遺伝子がこびりついていたのか、それともあの不死の力の塊自体に元来こうした武器・容姿・技を生み出す「おまけ」がついていたのかは、まだ不明で~す。いつか情報が増えてきたら考察するかもしれませ~ん。

 そして戦闘で勝って弱ったところを、「邪魂の鎖」と「聖魂の剣」のコラボで不死の力を破壊することになりました。

 このとき、アンルシア様の脳にアルヴァンの魂が直接語りかけてきて、盟友と二人で使えば副作用がないと教えてくれたので、その通りにしたら二人とも無事でした。

 ホーローも、「二人で使えば大丈夫」だということを知っていたか、もしくは瞬時に見抜いたようなので、アルヴァンとカミルももう少しゆっくり研究を重ねていれば、片方が犠牲になるような展開は避けられたかもしれませ~ん。

 ただしその場合は、ジャミラスの復活により魔王軍もこの新必殺技の存在を知り、適切な対応をしてきたでしょうから、かえって悪い結果になった可能性すらありま~す。

 倒したネロスゴーグの肉体はあの繭に吸収されていきました。そこに黒衣の剣士があらわれ、この展開が失敗だったという態度を見せ、繭ごと消えました。

 消える前に星月夜を倒しておきたかったようでしたが、突如登場したファラスによってそれも妨害されました。

 ただしファラスを記憶喪失にすることには成功したようで、星月夜は彼から事情を聞くことはできませんでした。

 わざわざファラスを記憶喪失にしたあたり、やはりその正体はファラスのよく知る人物、すなわちパドレなんでしょうかね~?

 とりあえずこれにて王国の公式見解では勝利と位置づけられたようで、星月夜は報酬と「時渡りの盟友」の称号を得ました。続きはバージョン4.2ですね~。

 つまりこの無限獣ネロスゴーグこそが4.1のラスボスだったことになるわけですが、前回倒した不死の魔王ネロドスのほうがずっと風格があったので、今回の戦いはイマイチ盛り上がりませんでした。ヘルゲゴーグとネロドスの力を受け継いだという設定のせいで、あっと驚く初見殺しもなかったですし。

 以下、確認した古グランゼドーラ王国の後日談などを発表していきます。

 まず町に入ると、国全体がアルヴァンの喪に服していました。

 前夜には、まだ魔王が生きているのに皮算用で特権階級だけでどんちゃん騒ぎをしたかと思えば、翌日には、庶民にとっての最大の脅威が消えたというのに特権階級が一人死んだだけで国を挙げての服喪とは、酷い国ですね~。

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 カミルの像はエメリヤ妃の命令で壊すことが決まり、怒り狂った民衆がボランティアで破壊したそうで~す。

 暴徒の仕業にしては、途中で疲れて中止していたり、まずは面倒でも高所にある首から破壊してモデルを貶めたりと、随分知的な破壊活動ですね~。

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 国中の大半が怒りで暴走する中、ヴィスタリア姫はカミルの擁護論を主張していました。そして現状では黙殺されていました。

 姫は、自分もかつては兄の死後しばらくは冷静な分析ができなかったことを思い出し、今暴走している多数派を許すとともに、時間による解決という希望も見出し、粘り強く説得を続けることを決めたようで~す。

 この活動がやがては成功することは、改変された碑文から明らかで~す。

 星月夜とメレアーデさんが介入する前の歴史でこれがなされなかった理由はいくつか考えられま~す。

 中でも歴史の分岐の場所として一番可能性が高そうなのは、ヴィスタリア姫も参加した対知将ジャミラスですね~。

 未来からの援軍がなかった元の歴史では、この戦いはより苦しいものだったでしょう。このため、ヴィスタリア姫がその場で死亡したり、あるいは積極的な言論活動ができないほどの後遺症を負ったりといった展開が、考えられま~す。

 分岐の可能性の次点は、ギーグハンマー討伐後の会議ですね~。

 席上で称賛される予定の英雄が、外部の冒険者ではなくカミルだった場合、ヴィスタリア姫は嫌がって欠席し、カミルの禁呪捜索の決意を知らないままだった可能性がありま~す。

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 とはいえ、カミルも完全な冤罪の被害者というわけではなく、宿代は踏み倒したそうで~す。これはひどいですね~。

 他に宿泊先がなかった上に金もなかったのなら不可抗力ですが、カミルはグランゼドーラ城で暮らすようすすめられていたのに、あえて「夜露をしのげればいい」だのといってここに泊まっていたようで~す。

 お嬢ちゃんにとっては夜露をしのぐだけの場末の施設でも、そこの経営者にとっては命の糧を得る手段であり、宿賃が払われるかどうかは死活問題なのですが、謙虚さのアピールの手段として使い捨てられてしまったようで~す。

 こういう、上流階級には謙虚さをアピールしておきながら、下層民は人として認めないような、歪んだ中流意識の持ち主だったからこそ、長年ヴィスタリア姫から嫌われていたんでしょう。

 姫は恨みがましかった時期でも、神儀の遺跡の扉を叩いて中が空洞であることを確かめてカミルの主張の真偽を正当に評価するなど、それなりに慎重な性格でしたから、カミルの偽善的性格は見抜ききっていたのでしょう。

 そしてそんなヴィスタリア姫を騙しきったジャミラスこそ、真の天才で~す! ジャミラス! ジャミラス

夕月夜「謎のカミル下げとヴィスタリア姫上げは、結局それを叫ぶためですか~!」

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 魔王城にあったトロルバッコスの書き置きは、もうほとんど読めない状態になっていました。よほど揮発性の高い、安っぽいインクを使っていたのでしょうね。

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 以前は入れなかった「死者の霊廟」に入れるようになっており、そこではカミルが物思いに耽っていました。あと宝箱が二個あったので、忘れずに拾いました。

 なお、魔軍十二将の像は、まだ壊れたままでした。

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 海風の洞窟を閉鎖しているザクリューの発言は同じ。

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 三門の関所では、魔王軍の残党を倒すまで閉鎖を続けるという話が聞けました。あと、死んだ同僚のふりをしてその娘のエライザに手紙を書いていたクリッセンは、ついに真相を教えたそうで~す。