ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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アストルティアで冒険者が観測できる海はすべて青いのに、なぜ「アクアマリン」の意味が地球と同じなのかについて考えました。解決の糸口はウェディ族の肌の色にありました。

夕月夜「昨日の記事アクアマリン問題、すっごく面白かったで~す。でも一つだけ疑問がわきました。アストルティアで観測できる海はすべて青いのに、なぜ「アクアマリン」の意味が地球と同じなのでしょうか?」

星月夜「今日はフランジュさんの反応のまとめを発表しようと思っていたけど、夕月夜の疑問ならしかたない。優先的に解決してあげましょう」

夕月夜「やったー」

星月夜「ただし、まずは自分の頭でも考えてみて、その結論を先にいうこと~」

夕月夜「またソクラティックメソッドですか……。う~ん、そうですね~。アストルティアアクアマリンは、地球のアクアマリンとはまったく別の語源から生じた単語で、意味だけが偶然同じになったというのは、どうでしょうか? アストルティアにはローマ帝国なんて存在しなかったのですし」

仮説1.語源は違うけど意味だけが偶然一致した。(可能性小)

星月夜「これは絶対にハズレだとは証明できないけど、あまりに力押しの回答なので、100点満点中5点ぐらいね~」

夕月夜「しょぼーん。詳しい減点理由も語ってくださ~い」

星月夜「まず「マリン」の部分については、敵の「マリンスライム」・魚の「リトルマリン」・称号の「マリンカイザー」のすべてが海と深い関係があるので、やはり意味は「海」である可能性が高いということ」

夕月夜「メモメモ」

星月夜「「アクア」の部分についても、特技の「アクアガイザー」・「アクアフープ」・「アクアレーザー」のすべてが水と深い関係があるので、やはり意味は「水」である可能性が高いということ」

夕月夜「う~ん、参りました。ではお姉様の説を語ってくださ~い」

星月夜「アストルティアには海が緑がかっている場所とかあるんじゃないかな? 今そういう場所がなくても、時代によってはあったのかもね」

仮説2.海が緑がかっている場所または時代もあった。(可能性大)

夕月夜「その根拠はどこにあるんですの?」

星月夜「海で泳ぐときにはまともな防具を装備できないのが原則なので、かなり無防備になりやすいのは知っているよね?」

夕月夜「はーい。ゴウレさんが、しびれくらげ風情を警戒している場面もきっちり記憶していま~す」

星月夜「そして海で泳ぐ頻度が一番高いのはどの種族でしょうか?」

夕月夜「当然ウェディですね~」

星月夜「では海中という防具に頼れず戦闘もままならない状況下でウェディが効率的に生き残るにはどうすればいいでしょうか?」

夕月夜「野生動物と同じく、保護色に頼るしかないでしょうね~」

星月夜「はーい、正解! そして以下の写真のとおり、青い肌のウェディは青い海で敵に発見されにくいというわけ」

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夕月夜「私たちエルフの肌が森における保護色ではないのですっかり失念していました。森と違って海では裸同然で泳がなければならないから、海の色に近い個体が生き延びやすくなり、この自然淘汰を通じて種族全体の肌の色が急速にに近づいていくというわけですね~?」

星月夜「そう、そのとおり。では次に、以下の写真も見てね」

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夕月夜「あ、そういえばたしかに、緑がかった肌のウェディもいましたね」

星月夜「そう、海があらゆる場所で永遠にならば、こんな青緑の肌の遺伝子はとっくに淘汰されているか、極少数になっているはずよ~。さらにはそもそもマリーヌ神が、自分の申し子たちに対して無駄な色の遺伝子を創造するという可能性も低いわね~」

夕月夜「本題への回答のための根拠を語っているだけなのに、なんかもうこれだけで一本の考察記事になりそうな、するどい視点ですね~」

星月夜「にへへ~。以上により、現在冒険者が出入りできる地域で観測できなかったとしても、海の色がアクアマリンである場所があるか、かつてあったという可能性が非常に高いということが、わかってもらえたかな?」

夕月夜「は~い、よくわかりました~! ところでこれら四枚の写真の撮影のためだけに、仮装メイクおためし道具1個と美容院優待券2個を使ってしまわれたのですか? 何だかすごくもったいないで~す」

星月夜「愛する妹のためなんだから、これぐらい当然よ~。でもまあ、そんなにもったいないというのなら、記念写真でも撮影しましょうか」

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※ウェディになって夕月夜と至近距離で「にらめっこ」をしたときの記念写真