リウ老師は別れ際に、後世への遺産として遺す予定のウルベア大魔神対策の探知機をくれました。
そして現代に戻ると、繭周辺が荒れ狂っていました。
グランゼドーラでもグレンでもこういう現象は起きなかったので、繭自体が何らかの強化に成功したのかもしれませんね。
これに呼応したのか、さっそくにもリウ老師の探知機が反応しました。
ダラリア砂岩遺跡のこの機体こそが、08号のなれの果てであり、またウルベア大魔神対策の「太陽の弾」の保管庫を兼ねていたことが判明しました。
防砂ダムの展望台に戻ると、ウルベア大魔神が復活して攻めてきました。胸の地脈エネルギーの結晶は改造され、中でヘルゲゴーグが泳いでいました。
噂に聞いていた高出力ビームで砲弾を焼き払うのみならず、最強のバリアーまで有していたため、ビームの充填時期を狙って撃っても無傷のようでした。
でもここで太陽の弾を使って結晶にダメージを与えると、ビームとバリアーは無力化できました。
それでも残った武器で展望台まで攻めてきたので、接近戦となりました。
この戦いでは、時々二門の「決戦用砲台」を使用できる仕組みでした。使うと3999ダメージを与えられました。
ビャン・ダオが連れてきた砲兵たちも「旧式砲台」から絶え間なく援護射撃をしてくれましたが、その威力は前半が130程度で、後半は65程度でした。(2021年3月31日追記:他人の動画を見たら前半も65程度でした)
「ずらりと並んだ大砲。非常に頼もしい光景で~す」と以前の記事で書きましたが、実は二門を除いて「ないよりマシ」程度だったわけで~す。
とはいえ、現在の世界で最強と思われるヴェリナードが中心となって組織されたアストルティア防衛軍ですら、4000ダメージ級の大砲は二門しか用意できなかったのですから、世界観に照らして妥当と思いました。
この大魔神を倒すと、パドレが襲ってきました。「連戦か! 面白い!」と思ったのですが、キュルルにより無理に一時撤退させられました。
この一時撤退のスキをついて、折角倒した大魔神は繭に回収されてしまいました。ひょっとしてキュルルはこれを狙っていたのかもしれませんね~。敵と通謀していたのならば粛清しなければなりませんね~。
連戦ではなくなったせいでイマイチ緊張感のない戦いとなりましたが、パドレも一発で叩き潰してやりました。老いたな、父上。
さすがに実の父を直接手にかけるのははばかられたので、砲兵にトドメを刺させようと、「ゲルドルバ照準で撃ち方用意!」と叫ぼうとした直前、繭から真の黒幕が登場しました。
それは大きな立方体でした。おそらくエテーネの天空城の下部の黒い半球体の中心にいたのと同一物で~す。
その名は自称によれば「キュロノス」だそうで~す。古典ギリシアにおける時間の神"Χρόνος"(クロノス)と英語で立方体を意味する"cube"(キューブ)の合成語でしょうね~。
そしてエテーネの建国者レトリウスの親友の「キュレクス」*1のなれの果てである可能性も高いですね~。
パドレはこいつに意識を操作されいるのだそうで~す。
キュルルはキュロノスを見て、深く感じるところがあったようで~す。何を考えたのか自体は不明でしたが。
そしてキュロノスとパドレは、どこかへ去っていきました。
とりあえず4.3メインストーリーはこれで終わり、「ウルベアの革命家」の称号を得ました。
4.3って、「父と子」をテーマにした話が多かったですね~。父の復活を目指したウルタ皇女、父に反発していたのに結局は酷似した人生を歩むことになったグルヤンラシュ、かつて父が乗り越えたつもりになっていた生き方を洗練させたルッチー、そして今こうして老いぼれのパドレを叩きのめした星月夜。
すると、キュロノスとキュルルも、ひょっとして父と子みたいな関係なのかな~?
(2021年12月8日追記)
ルネデリコの協力により、旧式砲台のダメージが変化する理由を研究できました。詳細は本日の記事にて。