さて、そろそろ4.5メインストーリーの紹介も始めま~す。
配信からちょうど半月経過したというのもありますが、4月5日って、いかにも4.5と縁がありそうですからね~。
ルシェンダさんから父上を保護したとの情報を得て、会いにいきました。どうやら4.4のラストで格好良く出発したはいいものの、時渡りの力を消耗しすぎていてキュロノスの待つ「時獄の迷宮」に入れなかったのだとか。
ここでキュルルが思いついた策は、同じく時渡りの力を使いすぎて疲れ切っていたのにすぐに回復したメレアーデさんから話を聞くというものでした。
そしてメレアーデさんの回答によれば、ハツラツ豆の力で急速に回復できたとのことでした。
でもシンイ君は、ハツラツ豆がもう一粒もないと通告してきました。切れ者に見えて、実は案外無計画に重要な物資を浪費してしまう男だったんですね~。
ここでハナちゃんがこっそり非常食としてハツラツ豆を備蓄していたと判明し、事無きを得ました。
物語の筋書きとしては省略も可能だった一瞬の騒動であったので、これは意図的に込められた描写なんでしょうね~。3.5のラストで時空の彼方に消え去った兄者ですが、その遺産がシンイ君の足りないところを補ったことで、「離れていても、三人揃って互いを補い合うチーム「エテーネの末裔」だ!」ということを表現したかったのだと思いま~す。
ハツラツ豆を渡すと父上は回復して、時獄の迷宮に挑める状態になったようでした。
そして聞かされた設定によると、キュロノスは今まで星月夜が倒してきた四体の魔獣の力を集めて一気に自分の新しい肉体を作る予定のようでした。
またウルベア大魔神を動かしていたのが「憑依獣ザルボーグ」だと判明しました。
キュロノス討伐については星月夜もメレアーデさんも参戦したかったのですが、時獄の迷宮は一度中に入った経験がないと侵入できないという設定を聞かされ、諦めさせられました。ただしマデ遺跡に行けばひょっとしたらそのルールを乗り越えられるかもしれないという情報ももらえました。
もちろん二人でマデ遺跡を目指すことにしました。
キィンベルに着くと、新王が即位したという断片的な情報が入ってきました。
メレアーデさんは無理にドミネウス王の復位だと自分に言い聞かせているようでしたが、どうも違う雰囲気でした。
さりとて誰とも決めつけがたく、結局仮の玉座である軍団長室に行ってみるしかありませんでした。星月夜の予想ではベルマが本命だったのですが…、
グルヤンラシュ! いやはや、予想外の再登場で驚かすということを二度もやってのけてくれました。
メレアーデさんはガテリアの件でクオードを許しきれなかったようですが、当座の利益のために手を組むことになりました。我々はエテーネの水没を食い止める手伝いをし、クオードはマデ遺跡に入る方法を探すという形で、契約が成立しました。
まずは錬金で苦戦をしているディアンジさんを手伝うことになりました。
彼が一番苦戦をしていた錬金レシピについては、王都の他の錬金術師にも相談をしたのですが、みんな能力が足りなかったり専門外だったり忙しかったりしたので、ワグミカさんを頼るしかないという結論に達しました。
セリフマニアの人は、ここでは必ずモモンタルから話しかけましょう。東の島に調査隊を派遣する予定という話が聞けま~す。いったんワグミカさんに話しかけてしまうと、その後はもう別のセリフになってしまいま~す。
なおこの東の島ですが、キィンベルの船乗りであるフランコさんのセリフから、おそらくは現代世界におけるエテーネ島のことを指していると思われま~す。
以後はこの島を大エテーネ島との対比から便宜的に「小エテーネ島」と表記しま~す。
フランコさんによると、この時代は海流のせいで普通の船では小エテーネ島に近付けないようでした。
さて、ワグミカさんに錬金を依頼すると、手が震えて錬金ができず、それを治す薬は苦いので、うんと甘い飲み物が必要だといわれました。モモンタルはヨンゲ所長が甘いシロップを所持していたと教えてくれたので、それを取りにいくことになりました。
なおこの作業の途中、所長室で『メガロダイン育成日記』というものを発見しました。ヨンゲ所長がメガロダインというガメゴンをベースにした魔法生物を育てていたものの、逃げられてしまったという話でした。
「メガロダイン」とはギリシア語で「大きな力」という意味で~す。固有名詞としてはかなり悪いネーミングセンスですが、量産化を視野に入れて普通名詞の学名として名付けたのならば、そう悪くなさそうですね。
シロップを持ち帰ると、その後小さな騒動があって、モモンタルがファラスから主君の表面的な言動の言いなりにならない真の従者としての道を学んだという回想シーンが見られました。
そして正気に戻ったワグミカさんが「地脈の結晶」を錬金してくれました。
ディアンジさんも「探知のロッド」を完成させていました。
次の任務はこれで地脈エネルギーの湧点を三つ探しだし、エネルギーを地脈の結晶に封印することでした。
何だかかえって水没の日を早めそうな作戦でしたが、終わってみるとクオードには深い考えがあったと判明しました。
「四つあるエネルギーの湧点のうち三つを消してしまえば、地底でエネルギーを食べているモンスターは最後の一つに誘いだされ、さらに地上から地下の三倍のエネルギーで誘惑すれば地上におびきだせる」というのが、この作戦の正体でした。
最後の湧点を守っていたのはソルパという兵士でした。
ちなみに辺境警備隊詰所のネリエさんによると、ソルパは詰所で異形獣に精神エネルギーを吸収されたあの兵士たちのうちの一人でした。
詰所の兵士たちの精神エネルギーを吸収したあの異形獣のツノはラゴウ隊長の「わくわくコレクション」の一部にされてしまったと記憶していますが、ちゃんとキィンベルの医療施設が隊長から接収して中のエネルギーをソルパに返したんでしょうかね~?
そうでない場合には、自然治癒等の他の手段による回復ということになりますね。
精神エネルギー吸収による気絶が、実はツノから本人にエネルギーを返却しなくても時間さえかければ他の手段で治るものだったとすれば、ドミネウス王の再評価の機運が高まりますね。
とはいえ、王立アルケミアの罪の無い研究員を大量に粛清した件もあるので、せいぜい「極悪人」から「悪人」になる程度でしょうが。
さて、それはさておき、作戦通り地脈エネルギーを食べていたモンスターを地上におびきだせました。
なんと犯人はヨンゲ所長製のメガロダインでした。
こんな危険なものを創ってしかも脱走されてしまったヨンゲ所長の罪は重いですね~。アルケミアの死者の中でも彼だけは自業自得だったといえましょう。
この戦いではメレアーデさんも援護をしてくれました。
ただし完全な安全地帯を確保して、そこからの援護でした。
幻魔や亡霊化したパリンとは違って実体があるのにこの種の芸当ができる者としては、1.0からすでに冥王ネルゲルがいたので、それほど驚くべきことではありませ~ん。
メレアーデさんには、チェスにおいてキングを大切にすることでクオードへの勝率を高めていたという設定もあるので、その技能がここでも発揮されたのでしょう。
メガロダインはの得意技はジバルンバサンバでした。この技はまさにこの4.5前期から弱体化され、プレイヤーにも仕掛けられた位置がはっきりとわかるようになったことで有名ですね~。
4.4までに登場していたら強敵だったかもしれませんが、今や「無駄行動の多いカメ」ぐらいの印象しかありませんでした。
勝利ののち、結晶に封じていた地脈エネルギーは大地に返しました。
こうして大エテーネ島は水没の危機から救われました。
クオードは、契約どおりマデ遺跡に入る方法を見つけてくれた上、契約になかった10万ゴールドの報酬までくれました。
ドミネウス王に続いて、クオードの評価も一気に上がりましたよ~。