1.クエスト「輝きの園」の内容紹介
モモモからジャディンの園の復興を依頼されました。クエスト「輝きの園」で~す。
これは5.5後期のメインストーリークリア後に受注できる一連のサブストーリーの中でのクエスト番号が一番大きく、いわば5thディスクのストーリーの最終回ともいうべきもので~す。
ジャディンの園は魔瘴のせいで今でもこんな状態でした。
でもアントワネット妃の依頼に従って手始めにかたづけようとした玉座から、故モモリオン王の日記が発見されました。そこには魔仙卿から託された魔瘴を弱める方策についての記述がありました。
その秘密のアイテムを隠した秘密の小部屋を発見するまでが一苦労でした。
この部屋では魔瘴を弱める植物のタネである「虹色のタネ」を入手できましたが、発芽には大量の光のチカラが必要とのことでした。
そこでイルーシャとも相談をしたのですが、ルファ神殿の最上階にいくことにしました。
ボス戦の予感がしたので、仲間モンスターにモーモンを入れる縛りでいきました。
守護者ミトロン。アグニースたちの色違いであり、彼らはミトロンをアレンジして作られたのかもしれませ~ん。
レベル90のモモモ(写真一番左)と必死で共闘するレベル50+10の「件(くだん)」(写真一番右)。
勝った! ここでモモモが「ひかりモーモン」としての能力を十分に発揮したことによって、虹色のタネを発芽させることができるようになりました。
こうして発芽し開花までした植物のチカラで、ジャディンの園は浄化されました。
アントワネット妃には王子のモネットまで生まれました。
報酬はモモリオン王の王冠でした。
2.仲間への報酬
件への報酬は、当然ながらスノーモンカラーの解放で~す。
3.「ミトロン」の語源と物語の内容の関連性
「ミトロン」はユダヤ教などで非常に地位の高い天使とされる「メタトロン」の異名で~す。
この世界の最高神であるルティアナが作った守護者にぴったりの名前で~す。
メタトロンの語源には諸説ありますが、一説には「玉座の(下・傍ら・背後)」とか「次席」とかを意味する古典ギリシア語から来ているともされていま~す。接頭辞"μετά"(メタ)に「次の」や「傍の」や「下の」といった意味があり、"θρόνος"(トロノス)は英語の"throne"の語源になっただけのことはあって「玉座」の意味もあるので、そこからの類推らしいで~す。
この説は純粋な古典ギリシア語としては無理のある解釈ですが、古典ギリシア語を外来語として聞きかじった中東の誰かが創作した名称の可能性もあるので、決して絶対に不正解だとは断言できませ~ん。
だから「モモリオン王の傍らにいた次席のアントワネット妃の依頼でかたづけようとした玉座の下から出てきた日記」の記述がカギとなるクエストのボスとしても、やはり最適の名前なので~す。
4.この物語が最終回にふさわしい理由
5.5までの物語では、光と闇の調和が重視されていました。
六種族側でのその成功例としては、賢者・天地雷鳴士の職業クエスト内容や夜の神殿での物語が挙げられま~す。
モンスター側では、絶対滅神ジャゴヌバは惜しいところまではいきましたが、結局は二属性の使い分けができず闇の側に偏って滅びました。
モンスター側で二属性の調和を一身に体現していたのは、頭目のジャゴヌバなんかではなく、「ひかりモーモン」スキルと「やみモーモン」スキルの使い分けができるモーモンたちでした。
だからモーモンのモモモが大活躍したこのクエストは、最終回にふさわしい内容だったと思いま~す。
5.問題点
では手放しで称賛できるかというと、そうでもありませ~ん。
ミトロンのまめちしきには「ルティアナの依り代である イルーシャが神殿を訪れた時は 出現しないルールになっており」とありましたが、このクエストのこのタイミングの前に創生の祭壇に来てもやっぱり登場しないという問題点があるからで~す。