ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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6.2メインストーリー その2 ゼドラ王の黄昏

 紺碧の試練場に神都のエネルギーの一部を譲るため、エネルギーの専門家である先代天使長のゲゼルマインを訪ねました。

 「フォーリオン造成地」という場所にエネルギー制御室があるので、そこで操作をするよう言われました。

 なおゲゼルマインの家にも『星導秘録』があり、アリアが功績も能力もリナーシェの劣化版なので導かないことが決まったことや、リナーシェの言動は疑わしいがアルビデがしっかり死後の経緯を説明をすればきっとわかってくれるといったことが書かれていました。

 他には例の数字だけが題名の、天使の謎に迫っているつもりのシリーズの最終巻『4』がありましたが、内容は根拠のない妄想で終わっていました。本人はもうすぐ死ぬとか書いていましたが、本当に死んだのかも不明で~す。

 この造成地は、神代の遺構の霧によってもし神都が汚染されたときのために開拓されているようで~す。元は謎の浮島で、ナドラガンドの切れ端の一部だという説もあるのだとか。

 メドナムとも再会。

 破魂の審判で入り用になる素材を集めており、「ここでしか採れない物もある」のだそうで~す。メモメモ。

 エネルギー制御室でゲゼルマインの指示通りの操作をすると、それは天星郷全体を危険に陥れるものであり、そうすることで一番弟子のクリュトスを呼び寄せるというものでした。ゲゼルマイン、かなり危険な人物ですね。

 やってきたクリュトスが正しい作業をして、紺碧の試練場のエネルギー問題は解決しました。星月夜とユーライザも、クリュトスの持参した「分光器」という器具を活性化させるのに一役買いました。

 この図の中心部がフォーリオン、真上がとこしえの神殿、左上が紺碧の試練場で~す。光っている方向にエネルギーが供給されているというわけで~す。

 このあとミトラーに問題が解決したことを報告しにいくと、ゲゼルマインが引退時にミトラーを次の天使長に推挙したことが選挙で有利になったとかいう昔話を聞けました。

 そこへクリュトスから黄金の試練場の創世のピラーに悪神の心域が出現したと報告がありました。

 ミトラーは「今度こそ 悪神アシュレイを討伐するんだ」とか言ってきましたが、なぜアシュレイの心域だと決めつけたんでしょうね~? アシュレイが前回の戦いで負った傷を癒している間にレオーネが心域を作った可能性もあると思うのですが…。

 まさか通謀?

 黄金のピラーの中は、「ゼドラ王の黄昏」というアシュレイの心域でした。

 「曙光」の次は「黄昏」というのは、「薄明・陽光・落日・闇夜」と変わる王家の迷宮に似ていますね。この一族の趣味なんでしょうかね~?

 この絵のタイトルは『国王夫妻』。

 説明文によれば、アシュレイは二つの部族をまとめてゼドラ王国を建て、ダフィアを妃にしたのだとか。

 むむむ、結局ダフィアが順当に妃でしたか。だとすると少し問題がありま~す。

 前回見たアシュレイとダフィアの初対面の場面では、アシュレイはすでに青年の背丈でした。でも『アストルティア秘聞録』の14ページには「アシュレイは、幼なじみであり大魔王討伐にも参加した二代目の巫女と結婚し」とありま~す。

 また運営の設定変更なのか、見せられた映像にアシュレイの嘘や記憶違いが混じっているのか、伝承のほうに嘘が混じっているのかは、現段階では不明で~す。

 こちらは『トランブル将軍』。

 トランブル将軍とは、レビュールの族長からゼドラ王国の将軍へと転身した人物だそうで~す。

 いかにも"trouble"(トラブル)の火種という雰囲気の名前で~す。「部族」を意味する"tribe"(トライブ)も元ネタかもしれませ~ん。

 歓談の間。

 「石化したレオーネを屈辱と見る向きもあるので、後世のためにも勇者はアシュレイだけだったことにすべき」という意見が見られました。レビュール族が出世できないという意見もありました。あと「国政はダフィアがやりたい放題であり、非効率な伝統をどんどん破壊している」という意見も出てきました。

 このダフィア政権の方針は不思議ですね~。巫女が強大な権力を持てたのは大小の部族が乱立しているからのはずで~す。ゼドラ族とレビュール族の力の均衡を崩したり、部族ごとの因習を破壊して人々から部族のアイデンティティを除去してしまったりすると、巫女の発言権を弱めるだけではないでしょうかね~?

 実はダフィア以外に黒幕でもいるのか、ダフィアがそれだけ新国家に賭けているのか、ダフィアが権力や権威についてあまり深く考えていないのか…。

 レオーネの呪いは解けないまま、城の一画に置きっぱなしになっているようでした。

 そして独立派に動きがあるとかいう話も出ていました。

 こちらはレビュール族の反乱軍の隠れ家。

 レビュール族の扱いが悪く、レオーネの称号も近々「勇者」から変更になるとかで、みんな怒っていました。

 玉座の間。

 レオーネの像がいつの間にか消え、城下町で暴動が起き、やがてトランブル将軍が神聖レビュール王国初代国王を名乗って独立しました。やはり名前通り部族問題でトラブルを起こす将軍でした。

 太古の浜辺では、トランブルがアシュレイに撃たれてレビュール王国が滅んでいました。

 レオーネの像が城から消えたのは反乱の口実になっていたようですが、これはダフィアがトランブルと通じてやったことであり、意図的に反乱を誘発してそれを滅ぼすことで国を安定させようとしていたことだったと判明しました。

 アシュレイは真相を知ってかなり傷ついたようでした。

 ダフィアの腹黒さが判明したので、前回の疑問「それならゴダはなぜ、後世の魔公王イシュラースのように敵側の有力者に自分たちの事情を話しておかなかったのか?」*1の答えも大体想像がつきました。「当時のレンダーシアで最大の発言力を持つ巫女に事情を伝えたが、巫女が腹黒かったので握りつぶされた」で~す。

 この場面の次が中心核の間で、また試練場のエネルギーが吸われていました。

 アシュレイは、自分たちの時代にゴダ没後に人と人とが争う世が到来したように、ジャゴヌバ没後のアストルティアもそうなるだろうと予見し、レオーネならそれを防げるから同志になれと勧誘してきました。

 ただしレオーネが具体的にどう争いを防ぐのか、一切の説明がありませんでした。

 ならばいっそのことこの場では勧誘に「はい」と答えるのも正解かもしれませ~ん。まずはレオーネに会い争いを止める手段について聞き、提唱された手段が悪いものであったり、あるいは説明不足だったりしたなら、そのときに同盟を解消すればいいだけの話ですから。

 でも「はい」と答えたらユーライザがまたぶち壊してきました。この天使は話し合いで物事を解決するという発想がないんでしょうかね~?

 そのせいでアシュレイが怒って第二形態になると、ユーライザは「ダメです! まともに 話が通じない。 もう 戦うしかありません」とか言い張りました。とんだマッチポンプで~す。これって意図的にレビュール族を反乱に追い込んでから夫を煽って戦わせたダフィアと似たようなものじゃないですか。

 勇者を相手に戦うのは「王家の迷宮の深淵の間」・「ほしづくよ城の玉座の間」・「紺碧のピラーの中心核の間」に続いて四度目で~す。

 アシュレイは第二形態になっても大して強くなく、戦いはすぐに終わりました。その報酬も経験値やスタンプは一切変更されておらず、ゴールドが僅かに5増えていただけでした。

星月夜「今や勇者が大魔王に勝つなどというのは、ゲームの中だけのクリシェなのだよ」

 アシュレイは今度こそ正気になり、生前にレオーネを「盟友」にしたのはせめて名前だけでも残すためだったとかいう話を語りました。でも肝心のレオーネが平和を達成する手段については、「アストルティアの楯」とかいうものを使う予定という話しか聞けませんでした。二つの試練場のエネルギーを奪った理由も謎のままでした。

 最後にレクタリスで邪炎を分離して事件を解決したのですが、今度こそレクタリスは折れてしまいました。