ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

6.2メインストーリー その1 勇者の曙光

 ミトラーに呼ばれ、紺碧の試練場のエネルギー供給源である創世のピラーにも悪神の心域ができてしまったと言われました。

 そしてその現場に到達するには飛べなければならないので、フェディーラから「聖天のつばさ」を受け取るよう言われました。

 フェディーラに会うと「聖天のつばさ」が本来は怪我をした天使のための補助器具だと説明されました。そして「ふわふわジュース」というものを飲まされました。これで大気中の「霊子」というものが見えるようになり、聖天のつばさでその流れに乗ることができるのだそうで~す。

 むむ、「霊子」という単語が久々に出てきましたね。4.4メインストーリーでプクラスとC141の「霊子構造」が同じであるとされ*1、ツボ錬金ギルドではレベル56~60解放クエスト「ポーリア・マイ・ラブ」にて「霊子レベルまで 完璧な錬金精度!」と褒められました*2。霊子についての深い考察は別の機会に譲るとして、今は「大気中のそれ見えれば、聖天のつばさでその流れに乗って飛べる」という新しく明かされた性質だけを記憶しておきましょう。

 写真のこのキラキラしているのが霊子で~す。

 このあと、天使と違ってエルフではふわふわジュースを一杯飲んだだけでは霊子の濃い深翠の試練場しか飛べず、天星郷の他の場所で飛ぶには二杯飲まなければならないことが判明するという、ちょっとしたハプニングがありました。

 こんな感じで飛び、二杯目のジュースの材料を集めました。

 二杯目を飲んだことで「紺碧のピラー」に行けるようになりました。

 中にはアシュレイの心域「勇者の曙光」が広がっていました。アシュレイは過去の自分の人生を見せつけて、星月夜に同志になるかどうか判断してもらいたがっていました。

 ここは巫女の御座。

 巫女クラメが、ゼドラ族の族長夫人に双子の勇者のうち一名をレビュール族の養子に出すよう命じる場面が再現されていました。

 アシュレイ本人はこの時点で巫女の権威が高い社会に不満だったようですが、「大魔王が攻めてくる前にゼドラ族とレビュール族を和解させるためには仕方がない」という意見を持った一般古代人の存在も公平に再現されていました。

 栄光の原野というところに来ました。ユーライザはここで霊子が見えないということに気づきました。

 あの霊子、ユーライザにも見えていたんですね。天使には最初から見えるのか、それともユーライザも昔負傷してふわふわジュースを飲んで聖天のつばさに頼っていた時期があったからこその能力なのかは、現段階では不明で~す。

 ゼドラ集落の高台。

 ここで勇者兄弟が幼いころからガーニハンに鍛えられた話や、ソーラリア峡谷のグランゼニス宮で霊力を高めてきた巫女見習いのダフィアが途中から加わった話が体験できました。アシュレイはダフィアに一目惚れしたようで~す。

 そしてまた別の時代の巫女の御座。

 クラメがダフィアを後継者に指名してから死に、葬儀が行われた場面で~す。ダフィアの大魔王討伐への参加が無謀であるとされいぶかしがられていることや、大小の部族が乱立する社会で巫女が特権的地位を得たことや、大魔王ゴダがドラクロン山地に居座ったまま不気味な沈黙をしている、といった話を聞けました。

 塩水晶の陣地。

 ここに陣地を築くのに莫大な犠牲を払った上、補給路はすでに経たれたので、あとは短期決戦をするしかないようで~す。

 ダフィアが勇者兄弟とガーニハンにお守りを配布する場面がありました。

 そしてドラクロン山地の最終決戦へ。

 苦戦中の大魔王ゴダは「お前たちは 何も わかっていない……」と語っていました。

 ゴダはドラクロン山地に陣取ったあとは動きが鈍くなっていたので、アストルティアと魔界の被害の合計を最小限にする工夫を考えていた可能性が高いで~す。だからこそのこの捨て台詞だったのでしょうが、「それならゴダはなぜ、後世の魔公王イシュラースのように敵側の有力者に自分たちの事情を話しておかなかったのか?」と思ってしまいました。

 この時点ではその疑問の答えは出ませんでしたが、これは我ながら本質を突いた問いだったとあとで判明しました。詳細は明日の記事にて発表しま~す。

 さらに追いつめられたゴダは、のちのネルゲルやマデサゴーラのようにジャゴヌバの手に支援を求めました。これも伝統なんですね~。ネロドスは死にかけてもジャゴヌバに頼りませんでしたが*3、これは頼るヒマがなかったか、すでに頼ったあとだったのか、頼りたくない性格だったのか、何かそういった事情でもあったのでしょう。

 そして勇者を死の道連れにしようと大技を使いはじめたところ、ガーニハンにその硬直状態を利用されて逆に道連れにされてしまいました。

 「勇者は大魔王を倒すために生まれてきた」とか散々言われていましたが、その名声は全部この瞬間に囮を演じるためだけに役立ったようなもので~す。

 戦いが終わるとレオーネは石になっていました。ダフィアによるとダフィアを庇ってのことだったようで~す。

 このあと心域を抜けて紺碧のピラーのエネルギー供給部分「中心核の間」に着きました。アシュレイはここで大量のエネルギーを謎の両手に吸わせ終えたところでした。

 そして同志になるかどうか判断してもらうために見せたい場面の半分しか見せられていないから、一時休戦したいと語ってきました。その提案をユーライザが独断で壊したので、戦闘となりました。

 勇者を相手に戦うのは「王家の迷宮の深淵の間」・「ほしづくよ城の玉座の間」に続いて三度目で~す。

 アシュレイはかなり簡単に倒せました。悪神になる前でもあのホーリーキングに圧勝できたという設定*4はどこへやらで~す。なおこの「アシュレイ対ホーリーキング」の問題については面白い仮説を温めているので、いつか別稿で語りま~す。

星月夜「今や勇者が大魔王に勝つなどというのは、ゲームの中だけのクリシェなのだよ」

 でも6.1の五悪神たちと違って戦闘で倒してレクタリスで斬っても通じず、逆にレクタリスにヒビが入ってしまいました。そして逃げられてしまいました。

 ここでミトラーに報告しにいったのですが、もう一回徹底的に倒せ程度の助言しか得られませんでした。ミトラーはレクタリスのヒビよりもピラーのエネルギーが奪われたことのほうを心配していました。放置していると紺碧の試練場が墜落するから、神都のエネルギーを紺碧の試練場に回さなければ危険なのだそうで~す。