1.チームレベルが80に
チームレベルが80になりカンストし、パープルが使えるようになりました。
2.報酬が豪華でなかった件の検討
チームレベル関連の報酬は、「10の倍数のときに普段より豪華なものが来る」というのが慣例でした。
しかし今回の80は、71~79と同じく制服のカラーが一つ解放されただけにとどまりました。このため落胆の声もしばしば聞こえてきま~す。
星月夜はこの件の背景事情を考えました。
「今回は豪華なはず」という明らかな慣例があるのに、ゲームのシズテムとしては豪華でなかったというのであれば、「ゲーム内の世界観に照らして豪華だった」と考えるのが一番自然で~す。
次に「ではどういう意味で豪華なのか?」を考えました。
「パープルの制服を着ることの許可」から連想されるものとして、ジパングで一番有名なのは紫衣事件で~す。
中世ジパングでは朝廷が高徳と認めた僧にパープルの衣を着ることを許可するという慣習があったのですが、17世紀初頭に江戸幕府はこの許可の基準を従来より厳しくしようとして介入し、従来通りの緩やかな基準を維持しようとした朝廷に対して政治的に勝利しました。こうして元々高かった「僧侶のパープルの制服」の希少価値は、一層高くなったというわけで~す。
ヨーロッパでも、「パープル」の色素が長らく貴重だったため、やはり特権階級の色とされるケースが多かったそうで~す。
そしてアストルティアは地球の中世ヨーロッパや中世ジパングと多くの文化的特徴を共有しているので、「パープルダリアの時価はともかく、制服の色としての使う場合のパープルは特権的権威」という文化的規範があっても決して不思議ではありませ~ん。