1.クエスト内容紹介
ソライマから、白い影が去ってから馬たちの様子が変だと相談されました。クエスト「真白き影を追いかけて」で~す。
正体は白猫でした。
このあと、かつて母の自己犠牲により生き残ってしまってから心を閉ざしていたリズクが立ち直ったのは、世話をしないと死んでしまう無力な猫を飼ったからであるという話になりました。立ち直ってからは母の死に様も受け入れられるようになったそうでした。
リズクはソライマが猫好きであることまで知っていたので、牧場で飼う許可を与えました。
ソライマが報酬としてくれたのは、「ふわふわトラちゃん」でした。少し気持ちが悪いですね。
2.ジーガンフの更生との予型構造
このクエストで明かされたリズクの更生物語は、以下のようにジーガンフの更生物語と予型構造になっていました。
2-1.身近な者の一方的な自己犠牲で利益を得る
リズクは、母が身代わりとしてフーラズーラに食われたことで生き残りました。
ジーガンフは、アロルドに武闘大会で手を抜かれました。
2-2.そのせいで自動的に頂点に立つ
これによりリズクは、新国王として即位しました。
これによりジーガンフは、ランガーオ村のチャンピオンになりました。
2-3.このときから心を病む
このときからリズクは、心を閉ざしました。
このときからジーガンフは、ゾンガロンの誘いに乗ったり強敵を追い求める旅行ばかりしたりと、人格に破綻が見られるようになりました。
2-4.アマラークの無力者の面倒を見るうちに更生
リズクは、世話をしなければ死んでしまう無力なアマラークの野良猫の世話をするうちに、指導者としての自覚を身に着けて更生しました。
ジーガンフは、「気」を活用した武術を学ばなければフーラズーラに一方的に食われてしまう無力なアマラーク人を鍛えるうちに、指導者としての自覚を身に着けて更生しました。
2-5.更生後、母との一種の「和解」
更生後のリズクは、自分を遺して死ぬという決断をした母を許しました。
更生後のジーガンフは、母の変装を見抜けないふりをして親孝行をしました。
3.昨日の記事で予告した「隠し味」
ここまで考えれば、なぜ運営がクエスト「隠しきれないひと味」で急にジーガンフに「母」を用意したかが、自然と理解できま~す。
これぞ昨日の記事で予告した「隠し味」で~す。