ウソチュ御姉様が「まもの博士の研究レポート」に誘って下さったので、星月夜は現在唯一レベルと転生回数がカンストしているヒポクラテス君*1を連れて、オルファの丘にいきました~。
今回の依頼者はこの「イワノフ博士」。なんか眼鏡と口の形と色が、ペリポンさんに似てますね。しかもクエスト中に、ペリポンさんに似た動作まで見せてくれます。
あと「イワノフ」といえばロシア系の名前ですね。そういえば勇者ロトもロシアの森で「ばくだんいわ」に苦しんだと聞きます。
イワノフ博士は人間とモンスターの連携がもたらす戦力について研究しているそうで~す。そしてエルフ態の星月夜をジョーンズさんみたいに「仲間人間」と呼んで*2、実験への協力を要請してきました~。
ジョーンズさんはブローチの交換さえできればよい立場だったので、相手の種族とかはどうでもよかったわけですが、イワノフ博士はこんな調子でちゃんと研究ができるのでしょうか? たとえば実験室の模擬戦闘でもバギ系の呪文を使うモンスターがでてきましたが、人間よりもバギ耐性のあるエルフを人間として扱った場合、その実験データは不正確なものとなりま~す。
それはさておき、ウソチュ姉様のお知り合いのエアーさんとこももさんが加わり、この四名とそれぞれの仲間モンスターの、計八名パーティで戦闘実験に挑みました~。
星月夜は戦士としてたいあたりやタックルをひたすら続ける役だったので、戦闘中の写真を撮るヒマはありませんでした~。下にあるのは、戦闘後の記念写真で~す。
戦いの結果に感動したイワノフ博士は、メガンテを唱えてしまいました。周囲のみんなはオリクさんを含めてみんな逃げ出しました。そして爆発後に戻ってきたオリクさんがザオリクで博士を復活させました~。
こうして「まもの博士の研究レポート」は達成できました~。
でもここで疑問がわきました。「なぜオリクさんは博士と仲間なのに、メガンテを回避したのか?」という疑問で~す。
というのも、この世界では、イオ系やメガンテ・マダンテなどの爆発の呪文ですら、効果範囲にいた自分の味方を一切傷つけないように作用するからで~す。そして使われる呪文や特技に「使用者が味方だと認識した対象を傷つけない」という性質が存在するのを前提にした「トラップジャマー」という技まで存在しま~す。普段の戦闘で自派の範囲攻撃に無傷でいられるのは、決して映像が簡略版だからではなく、この世界の法則であると解釈すべきでしょう。
以下、いくつかオリクさんの避難を合理的に説明する案を考えてみました。
仮説1. 「博士は味方まで巻き添えにする特殊なメガンテを唱える(こともある)」
仮説2. 「仲間とはいえ、あの時は偶然パーティを組んでいなかった」
仮説3. 「井戸から出ようとした被験者たちをかばうため、井戸にとびこんだ」
仮説4. 「預り所職員やダーマ神官などの周囲のNPCが、自分につられて避難するよう、自分も逃げるふりをした」
仮説5. 「ダメージは受けなくても、服が汚れるなど、実際は何らかの負の影響がある」
以上の五つの仮説は、それぞれ正解の可能性があると考えています。