アペカの村の物語を通じて、一つ気づいた設定を発表してみたいと思いま~す。
それは、「竜族は男女間で戦闘能力に格段の違いがある可能性が高い」ということで~す。
アペカの村は、魔炎鳥によって滅亡寸前になったため、青年団を魔炎鳥討伐に送り出しました。その中には、大して戦闘の役には立たなそうなギダさんも含まれていました。
ところが青年期の女性たちは村に残り、普通に暮らしていました。
敗走したもののとりあえず一度は魔炎鳥に挑んだギダさんが村長に酷くののしられた一方で、討伐隊に参加しなかった女性たちはのうのうと日常生活を送っているのに、とがめられた形跡がありませ~ん。
討伐隊壊滅後は、村にはまだピンピンしている若い女性が何人もいるというのに、ナドラガ教団に増援を要請する使者を派遣することすらままならないという発言も聞かれました。
エステラさんのような強い竜族の女性も少数ながらいるのでしょうが、アペカの村のストーリーから類推する限りでは、竜族では概して男性の方が強く、男性の中のかなり弱い人ですら平均的な女性よりはずっと強いのだと思われま~す。
男女間で戦闘能力にほとんど差のないアストルティアの六種族とは、この点で大いに違いがありそうで~す。
ただし、ひょっとしたらアペカの村だけに「女性は体を鍛えてはいけない」という掟があったのかもしれません。
よって現時点では、「竜族は男女間で戦闘能力に格段の違いがある」と決めつけず、「竜族は男女間で戦闘能力に格段の違いがある可能性が高い」としておきま~す。
今後のナドラガンドの旅では、この仮説の検証に力を注いでいきたいと思いま~す。
余談になりますが、ギダさんは、村の同世代の男性がみんな死んでしまい、女性ばかりが大量に残ったので、今後当分の間はハーレム状態ですね。