『ドラゴンクエストX』が発売されてしばらくの間は、種族間の能力の差が大きかったそうで~す。そして総合的にみてオーガがもっとも強かったそうで~す。
ストーリーの面でも、1.0のラスボスがオーグリード大陸の上空に鎮座していたので、やはりオーガの話こそがスタンダードというのが、運営側の立場だったのだと思われま~す。
1.4で災厄の王がエルトナ大陸に設置されましたが、これはメインストーリーではないので、エルフがオーガを越えたとは到底いえませ~ん。
その後、2.1で種族間の能力差が狭められ、オーガの優位性が揺らぎ始めました。
しかし2.2後期になると、大魔王軍の四魔将の中に、オーガの序盤の物語の黒幕の親戚が混じっていました。オーガの地位、復活ですね。
そして3.2になり、種族間の能力差が消えました。
自分の背が高いほうが敵の行動に関する字幕を読みやすいので、一応はまだプクリポが最弱でオーガが最強なのでしょうが、誤差の範囲内で~す。それに、サポート仲間としてAIで行動する場合には、背の高さは無関係ですし、プレイヤーの視界をさえぎらない分だけ逆にプクリポが有用なほどで~す。
それと同時に、邪神の宮殿なるエンドコンテンツがオーグリード大陸に作られました。ここでは強敵が待ち構えていま~す。
たしかにウェナ諸島にこういう危険なものを作ってしまうと、女王の恵みの歌が全土を潤しているという設定を揺るがしかねないですが、ドワチャッカ大陸であれば作っても既存の設定と矛盾しないと思いま~す。そうであるというのに、あえてオーグリード大陸の重要性をさらに高めたという動きには、やはりオーガこそが物語のスタンダードという意思が感じられま~す。
オーガの地位を下げる動きと高める動きの攻防に、今後も目が離せませ~ん。
それはさておき、星月夜も邪神の宮殿に挑戦してきました。
まがまがしい入口……。
六聖陣の一人、魔封剣姫さんに会えました。彼女の話によると、大いなる闇の根源の尖兵である邪神の、そのまた尖兵みたいな存在を倒し続けるのが任務のようで~す。
とりあえず一番簡単そうな第一獄に挑戦。
ここからさらに戦闘空間にワープします。
苦労した挙句、なんとか勝てました。大いなる闇の根源にとって陪臣級の敵ですらここまで強いのですから、大いなる闇の根源って一体どれほど強いのでしょうね。
報酬として手に入れた戦神のベルト+3の効果は、「ムチ装備時 氷攻撃ダメージ+11%」・「こうげき力+10」・「ヤリ装備時 闇攻撃ダメージ+10%」でした。
決して両立しない二つの効果がついているあたり、かなりつかいにくいですね。しかもこれらは装備と攻撃属性という二重の必要条件を課しているので、片方だけ発動させるのも随分難しそうで~す。
やはりベルトは輝石のベルトこそが基本とし、よほど特別な状況下でハイドラ・隠者・戦神をたまに使うというのを、今後の方針にしたいと思いま~す。