占い師の職業クエストの最終回である、「闇を見つめて」を終わらせてきました。
縛りの内容は、占い師セット一式を装備し続けることで~す。
まずは行方不明になったマルグリットさんを探しました。人探しはユノさんの専門外なので、エゼルさんとソーン君の占いを組み合わせて場所を当てることになりました。今まであまり役に立ってこなかった二人ですが、組み合わせるとかなり場所を特定できる内容の情報が手に入りました。いい感じの話の展開ですね~。
その場所に行ってみると、マルグリットさんがいました。今までアルカナ・セラピアで入手したピュアパールの力を使い、世界中の人間の心を一つにして、悩みというものを一気に消し去ってしまおうとしていました。
この計画は、どこからどう見ても人類補完計画の真似ですね~。中途半端に設定を変えるとかえってパクリ扱いされたでしょうから、清々しいほど酷似させることで、「オマージュ」ってことにしたのでしょうね。
マルグリットさんの秘密基地が、かつて魔瘴竜がいた場所だったのも、庵野秀明監督がらみの時事ネタなのかもしれませ~ん。
すなわち、マルグリットさんの計画の元ネタである「世界中の人の心を一つにして、悩みというものを一気に消し去ってしまう」というプランを中心にした物語である『新世紀エヴァンゲリオン』を制作したのは庵野秀明監督で~す。そして庵野監督が最近制作し、現在全国で絶賛公開中の『シン・ゴジラ』の原作の『ゴジラ』は、生命を殺したり異形化させたりしてしまう放射性廃棄物のせいで強大化したトカゲのような姿の怪獣を倒す話で~す。
そして魔瘴竜といえば、生命を殺したり異形化させたりしてしまう魔瘴から発生した、トカゲのような姿のモンスターで~す。
何しろ庵野秀明監督って、実写版のドラゴンクエストで竜王を演じた俳優でもありますからね。昔からドラゴンクエストとは深い縁でつながっているので~す。
で、大量のピュアパールの力を借りたマルグリットさんはさっそく最初の標的として星月夜を狙ってきたのですが、彼女の技は全然効きませんでした。目標だけはゼーレのレベルでしたが、計画倒れだったようで~す。しかもこの技のおかげで、雑魚を五匹倒さなくても、マルグリットさんの心の中に入れました。レッツ呪詛返し!
中には大して強くない闇蜘蛛マルギトがいました。マルグリットさんのもう一個の人格のようで~す。これを倒せばマルグリットさんが改心してクリアーで~す。大山鳴動して蜘蛛一匹ですね。
「闇蜘蛛」は「闇雲」の駄洒落だと思われま~す。マルグリットさんの計画は、一途かつ杜撰であったので、まさに「闇雲」で~す。
「マルギト」はハンガリー語の女性の名前"Margit"ですね。フランス語の女性の名前である"Marguerite"(マルグリット)と語源が同じで~す。元は古典ギリシア語の"μαργαρίτης"(マルガリテース)でした。意味は「真珠」で~す。マルグリットさんの計画の要がピュアパールだったのは、名前が「真珠」だからなのでしょうね~。
心象風景のモデルは、セレドの町の高台の教会みたいですね~。「高台の教会での子供の死をきっかけに、カルト宗教が流行する」というのは、偽のセレドでも真のセレドでも起きた展開ですので、子供の死をきっかけに暴走したマルグリットさんの心を表現するのに適していると思いま~す。あと、マルグリットさんは人間族なので、実際にセレドの町の出身者である可能性もありま~す。
事件解決後は、占い師の証をもらい、いつものように後日談の画像を見せられて終わりました。
バビロさんは最後まで物語にからんでこなかっただけでなく、この後日談の画像にすら出てきませんでした。商売のために館の一画を借りているだけの部外者なのかもしれませんね~。
なお気になる占い師の証と魔人の勲章の優劣ですが、どちらか一方が絶対的に便利というほどの格差はなかったですね~。状況に応じて上手に使い分けていくのが正解のようで~す。