1.序曲
アストルティアには、月に二回の更新がある「半月課」がありますね~。邪神の宮殿と、黄昏の奏戦記で~す。
本日は両者の更新の日程を比較した上で、一方への改革案を考えてみました。
2.邪神の宮殿賛歌
邪神の宮殿の更新の日程は、見事に公平に一ヶ月を二分しているといえましょう。
その月の第一の更新日である10日から第二の更新日である25日までの日数は必ず15日間で~す。そこから次の更新日までは15日間か16日間になるのが原則で~す。うるう年の二月は、次の更新日まで14日間で~す。
以上、30日間の月を二分するならば15日間ずつ、31日間の月を二分するならば15日間と16日間、29日間の月を二分するならば14日間と15日間で、特に不公平はありませんね。
うるう年でない二月にだけは28日間が13日間と15日間に分かれるという不公平が生じますが、これは平均すると約十六ヶ月に一度のことであり、他の月と平仄を合わせるための仕方のない犠牲といえま~す。
3.ナスガルド狂想曲
一方、黄昏の奏戦記の更新の日程は実に不公平で~す。
その月の第一の更新日である1日から第二の更新日である15日までの日数は、必ず14日間で~す。そこから次の更新日までは16日間か17日間になるのが原則で~す。
つまり毎月原則として不公平なので~す。
公平なのは28日間か29日間しかない二月のみで~す。
しかも14日間しかないほうの上半期の途中に、大変忙しい「Xの日」があり、その日には意図的に使用期限を原則より短くされた「福の神カード」の配布までもがあるというわけで~す。これは忙しい人には残酷で~す。
4.編曲
では日程をどう変えるべきかですが、「15日とその月の末日」という案が一番よいかと思いま~す。これには三つの利点がありま~す。
第一の利点は、当初の改革の目的であった「公平性」で~す。この案ならば不公平な二分割が行われる月はうるう年以外の二月のみとなり、邪神の宮殿に追いつけま~す。
第二の利点は、「改革の労力の最小化」で~す。たとえば「次回から毎月5日と20日に更新する」という改革案でも第一の利点は同じぐらい満たせるわけですが、日程を二ヶ所も変えるというのは、作業をする運営側も覚えなおすプレイヤー側も大変で~す。
第三の利点は、「黄昏というイメージの尊重」で~す。「次回から毎月1日と16日に更新する」という改革案でも第一の利点と第二の利点は同じぐらい満たせるわけですが、月の上半期と下半期のそれぞれ最初の日というのは、どうにも「黄昏」らしくないで~す。それぞれの最後の日ならば、いかにも「黄昏」っぽいで~す。