ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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公式の文書でも部門によって記載のルールが異なるケースがあるようで~す。これは世界観の考察では気をつけておきたい傾向で~す。

1.公式の文書でも部門によって記載のルールが異なる例

 まずはこの写真をご覧くださ~い。

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 これは多くのモンスターを倒してきた星月夜の視点で見た、「まじゅうの皮」を落とすモンスターの一覧で~す。

 具体名はモンスターリストの若い順に四種までしか掲載されないので、まじゅうの皮を落とすけれどもランドンクイナより強いモンスターは、全部「他」でまとめられていま~す。

 ちなみに五種類目から先も知りたい場合は、目覚めし冒険者の広場の「討伐モンスターリスト」で、「かくとくアイテム」の「アイテム名」を「まじゅうの皮」にするといいで~す。

 さて、星月夜の別キャラに1名、ほとんどモンスターを倒していない冒険者がいま~す。そのキャラの視点で「まじゅうの皮」を落とすモンスターの一覧を見ました。

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 フィールドモンスターが掲載されなかったおかげで、いきなりギュメイ将軍の名前が出てきましたね。

 しかも驚いたことに二回登場していま~す。

 つまり公式文書の「討伐モンスターリスト」では同一キャラとみなされている「単独で登場するギュメイ将軍」と「帝国三将軍の一角として登場するギュメイ将軍」は、同じく公式文書の「落とすモンスター」では別キャラとして認識されているということになりま~す。

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 ゴレオン将軍も同じでした。

 さらに面白いことに、このキャラは「単独で登場するギュメイ将軍」は倒していても、「帝国三将軍の一角として登場するギュメイ将軍」はまだ倒していませ~ん。なにしろ、三将軍スレイヤーの称号がまだなく、しかも討伐モンスターリストにゲルニック将軍がまだ載っていませんでしたから。

 つまり「どんな形であれ一度ギュメイ将軍を倒すと討伐モンスターリストにギュメイ将軍が登録され、ギュメイ将軍を登場の仕方によって細かく分けているアイテム解説ページの「落とすモンスター」では、その討伐モンスターリストの情報を元にしてリストの「ギュメイ将軍」に成り得るすべてのギュメイ将軍が掲載される」という複雑な仕様だったというわけで~す。

 フィールドモンスターをほぼ倒していないキャラを一人持っていたおかげで、偶然にもこの仕様を知ることができました。

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2.今後の方針とその適用の実例

 この仕様を知ったことにより星月夜は、区別なく「公式の文書」と一言でまとめて等しい資料的価値を認めていた今までの態度を改め、今後はその文書の性質に応じて扱いを変えていくことにしました。

 今回発見した例を使い、この新方針が記事にどのような影響を与えるのかを語りま~す。

 前述のとおり、「ある二者を同一と分類するか否か」について、「討伐モンスターリスト」とアイテム解説ページの「落とすモンスター」とで立場が分かれていました。

 このうち「討伐モンスターリスト」は「まめちしき」と連動しており、「落とすモンスター」はドロップアイテムと連動していま~す。また「落とすモンスター」における「そのキャラがそのモンスターを倒したことがあるか否か」の判別は、「討伐モンスターリスト」に従属しま~す。

 こういった文書の性質から考えると、「この二者は同一種か、それどころか同一個体か」といった世界観の考察においては、「落とすモンスター」よりも「討伐モンスターリスト」のほうをより価値の高い資料とみなすべきということになりま~す。

 このルールに従うと、討伐モンスターリストにおける「討伐数」・「まめちしきの文言」・「ジャミラス強の存在」の三点を根拠に、迷宮のジャミラスと闇の溢る世界のジャミラスとを同一個体とみなした過去記事「闇の溢る世界のジャミラス考」については、結論を変える必要がないということになりま~す。

 そしてもしも、別キャラのまじゅうの皮の「落とすモンスター」の記載を根拠に「単独で登場するギュメイ将軍は、帝国三将軍の一角のギュメイ将軍とは別個体の影武者に違いない!」という主張の記事を過去に書いていた場合、本日付けで訂正が必要になっていたはずだというわけで~す。

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3.別キャラへの報奨

 この大発見を導いてくれた弱い別キャラは、ろっくさんにもらったスライムベスハウス*1に住んでいました*2

 今回の発見の功績により、報奨としてハウスを少し豪華にしてやりました。

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 これが……、

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 こうなりました。

余談.物語の進め具合が一般的でないキャラならではの価値

 今回の発見ができたのは、物語の物語の進め具合が一般的でないキャラがいたからこそで~す。

 「一般的でない」というのは「どう特殊なのか?」が千差万別であるので、彼らがもたらしてくれる仕様関連の情報も千差万別で~す。誰しもがやがてたどりつける最新ボスの推定HPなんかよりも、情報としての希少価値は非常に高いといえましょう。

 だから一般的でないキャラを持っているプレイヤー諸氏には、彼らから新しい発見がもたらされたならば、大いに発表してどんどん集合知にしていってほしいと思っておりま~す。

 最近見たこうした情報の好例ががきめさんの「DQX 主な生息地はありません♪」という記事なので、拡散しておきま~す。

(即日追記)

 はなまるさんの「サブと強戦士の書」も拡散しま~す。

(翌日追記)

 そういえば自分自身も前にこんな記事を書いていたので、ついでに再掲!