長年目立たなかったベニシロから依頼を受けました。アズラン領主屋敷の人気者であるコウリンが急に眠り続けるようになったので、治してほしいとのことでした。クエスト「声なきことづけ」で~す。
この症状をフェディーラに見せたところ、親の片方であるハクオウの力が消えたのが原因と診断されました。
すると他の八英雄が深翠の試練で育てた生物たちも、6.3のレオーネの死以来次々と弱体化したり死んだりしているのでしょうか?
フェディーラからは、ハクオウの神域で残存するハクオウの力を摂取するという対策を教わりました。
このとき、落陽の草原の墓標経由で行くよう言われましたが、魂の燭台で直接乗り込んでも特に問題はありませんでした。
神域の中で目覚めたコウリンからは、まず僧院の側の「白ナス」を倒すよう言われました。
「卵」・「白ナス」・「僧」から連想されるものといえば、和尚と小僧が主役の有名な昔話『卵は白ナス』で~す。この場面はおそらくそのオマージュで~す。
なおこの昔話の歴史は古く、1300年ごろを生きた無住の『雑談集(ぞうだんしゅう)』巻二には「妄語得失事」の一例としてすでに掲載されていま~す*1。ただし『雑談集』ではナスに色がついていないなどの若干の違いはありま~す。
その後もコウリンの希望に沿い続けた結果、ハクオウの残存パワーを摂取してコウリンはすっかり元気になりました。
お礼として「ふわふわコウリン」ももらえました。
依頼者のベニシロ本人は何もくれませんでしたが。