1.「冥王を討てし者」関連の特殊セリフ
ある日、メインストーリーをほぼ進めていないキャラのプールプの称号の日課で「冥王を討てし者」が要求されたのですが、冒頭の掲載写真に引用したような珍しいセリフを読むことができました。
この称号はプールプが要求してくるものの中では例外的に「ばっちゃ秘伝のメモ」に載っていないもののようでした。
2.その原因について、一番気に入った仮説
2-1.総論
「なぜ載っていないのか?」の理由については、筋の通った仮説が無数に考えられます。
「単にプールプの祖母の関心の対象外の称号だったから」でも、十分に筋が通ります。
2-2.一番気に入った仮説
個人的に一番気に入ったのは、「メモ執筆当時には、冥王ネルゲルの死は、プールプの死後に起きるはずの事件だったから」という仮説で~す。
過去記事「プールプさんの祖母は予言者説 & プクリポには予言者が多い説 & その原因は初代の余薫説」で提唱しましたが、プールプの祖母が予言者であったのはほぼ確実で~す。
しかし過去記事「大魔瘴期はアストルティアでこそ予言されていた!」で紹介したように、現代における冥王の襲来はグレイナル叙事詩にすら書かれていないものであったので、歴史が改変される前に並の予言者が予測するのは不可能な内容であったといえま~す。
そして改変前の歴史では、大魔瘴期が来てネルゲルや災厄の王が本格的な活動を開始するのは100年以上後だったと考えられることも、当該記事で書きました。
それならば「冥王を討てし者」が現れるのはプールプの祖母視点ではプールプの死後だったので、孫のために解説メモを書き遺さなかったのも頷けま~す。
2-3.次なる問題「プールプの知識の源泉は?」
この仮説を採用した場合、次に「ではプールプ自身は、1.0のネルゲル存命の時間軸において、「冥王を討てし者」の存在をどうやって知ったのか?」が問題となりま~す。
これについては、最初は「「冥王」はネルゲル以外にも過去にいたから」という仮説を考えました。過去記事「クエスト「脱・辺境ドリーム」紹介 & 「ネルゲル以前にも冥王がいた」仮説が二年の歳月を経て証明されました」で書いたように、ネルゲル以外にも冥王がいたこと自体は4.0からの公式設定といえま~す。
でもこれは残念ながらすぐに棄却となりました。「獲得称号リスト」に書かれた「冥王を討てし者」の解説文には、「冥王ネルゲルを倒し 世界に平和をもたらした者に 贈られる称号」と明記されているので、他の冥王を討ってもこの称号は手に入らないという世界観もまた公式設定だからで~す。
よってこれについては、「プールプも遺伝により弱めの予言能力を持っており、早晩出現する称号の名称自体は予知できた」と解釈することにしました。