氷魔フィルグレアをバージョン3.2のラスボスだとしている人は多いです。星月夜もかつてはそう考えていました。
しかしフィルグレアを倒した後に登場するクエスト「奈落より常世まで」の分類が「メインストーリー」となっているので、3.2の真のラスボスは、このクエストのボスである護門将ゴウシルシャとみなすべきかもしれませ~ん。
クエストの依頼者は、炎の領界と氷の領界をつなぐ遺跡の氷側を警護しているクラウジさんで~す。突如発生した旅の扉を調査してほしいとのことでした。
中に行くとバジネヅという人がいました。この人の話によれば、ここ「いざないの間」は奈落の門の内側みたいでした。アストルティアの側から門が開かれたので、場合によってはナドラガンドからアストルティアに行ってもよくなったそうですが、通行の許可を得るにはこの人の出す試練を乗り越えなければならないそうで~す。
そしてその試練というのが、護門将ゴウシルシャを撃破することでした。
最初は自分が僧侶をやり、サポート仲間には普段連れている僧侶・魔法使い・バトルマスターがいた状態だったのですが、すぐに敗北しました。
そこでバトルマスターを魔法使いに替えてみたのですが、やはり敗北に終わりました。
そこで魔法使いの一人を賢者にしてみたところ、かろうじて勝つことができました。
サポート仲間たちは範囲攻撃をあまり上手に避けてくれないので、すぐ死にます。自分もそんなに上手ではないので、頻繁に死にます。余裕があるときには聖女の守りやベホマラーもできますが、行動の大半はザオラルと天使の守りとけんじゃのせいすい配りになります。魔法使いが死にっぱなしの時間帯も多く、しかも復活しても魔法使いの最初の行動は魔力かくせいになり、また復活の杖を使わせてしまうことも多かったので、魔法使いはなかなか相手の体力を削ってくれませんでした。賢者は当然ながらそれ以上に攻撃回数が少なかったで~す。
ちょっとでも気を抜くとすぐ全滅してしまいそうな状況が延々と続き、持っていた約50個のけんじゃのせいすいが1個にまで減ったとき、ようやく護門将ゴウシルシャが倒れました。
戦闘時間は46分09秒54でした。我ながらよくもまあ集中力を保てたものです。
ほぼ一年前の2015年2月20日にも、王家の迷宮経験が僅か16回の弱小勇者姫・僧侶・僧侶・僧侶・魔法使いという超持久型の構成で、やはりものすごい時間と大量のけんじゃのせいすいを費やして、2.4のラスボスを倒していました*1。一年に一回ぐらいならば、こういう戦いもいいものですね。
戦いが終わると、バジネヅさんは門の使用を許可してくれました。
あとオルゲンさんが修理したつもりになっていた聖印がなおりきってなかったことを見抜き、完全になおしてくれました。3.1冒頭で星月夜とダストンさんとマイユさんがばらばらになってしまった原因も、これで判明しましたね。
過去にこの試練を越えたものとしてはアンテロの名前が出ていましたが、エステラさんの名前は出ていませんでした。よってクイーン総選挙*2に出場するためにショコラフォンティヌ城に来たときには、アストルティアを経由しなかったことになりますね~。
この件から考えるに、ファルパパ神などの第三の世界の神と強烈なコネクションがあれば、奈落の門を使わずにアストルティアとナドラガンドを行き来できそうで~す。
3.1の序盤で、星月夜に先んじてダーマ教団がナドラガンドに到達していたのを発見したさい、星月夜は「アバカムを使った」仮説を提唱しました*3。その後、第二の仮説として「アンテロが3.0時代に招き入れた」説も考えました。
そして今、第三の仮説として「ダーマ神の能力に頼った」説を提唱したいと思いま~す。無数のパラレルワールドに偏在するダーマ神*4ですから、元々は一つであったアストルティアとナドラガンドとの間に抜け道を作ることぐらい、簡単でしょうし。
あと、炎・氷・闇の三つの領界をつないだ途端にいざないの間に行けるようになったのですから、アンテロもこの試練を受ける前にすでに風・水・闇の領界をつないだのかもしれませんね。このままのペースでいくと、3.5まで延々と炎魔アグニースの色違いを倒し続け、3.6以降でようやく3rdディスクのラスボスと御対面ということになりそうですが、それではちょっと話の流れが遅すぎる気がします。でもアグニースの色違いのうちの少なくとも二体がアンテロによって倒されていたならば、3.4あたりでラスボスに会えそうで~す。