グランゼドーラ城の門番兵トロッドさんから、池の水を抜くよう先代の庭師ギリオンさんに伝えてほしいという内容の依頼を受けました。父親の形見の勲章を落としたのに、サビた指輪しか見つからなかったのだとか。
なぜ「先代」なのかというと、現役の庭師は不死の魔王との戦いで死んでしまったからなのだそうで~す。
以前発表した「古グランゼドーラ城と現グランゼドーラ城のNPCの比較(前編)」という記事で、現代のグランゼドーラ城のNPCの先祖らしきそっくりさんが1000年前の世界にも大勢いるという調査報告をした上で、池の側の「アジム」の先祖がいないことを指摘しました。
アジムの先祖が見当たらなかった理由が、まさかこういう形で明かされるとは。
ギリオンさんは「かわきの石」を使いましたが、妙な魔法陣のせいで水がどんどん増えてしまい、水抜きに失敗したそうで~す。
そこでキャプテン・シュトルケの助言を得にいったところ、ブレイブストーンを城壁の手前の勇気の石塔にかかげれば何とかなるとかいわれました。
よくわからないのでもう一度話しかけたところ、かかげたブレイブストーンとかわきの石を同時に池に投げれば解決するとのことでした。
せっかくなので別の石塔でも実験をしてみました。
グランゼドーラ城前の石塔では何も起きず。
指定された石塔でも、1000年後の世界では偽の世界に行けるだけ。
同時代の指定された石塔でかかげると、アルヴァンらしき若者がかつて祈ったときの声が再現され、ブレイブストーンに謎の力が宿りました。
この力で魔法陣を打ち破られたらしく、池の水は乾きました。
そして池の底で死体が発見されました。
トロッドさんはどうやら服装などからこの死体が本物のヤスラムだと気づいたようでした。のみならずあのサビた指輪を磨いたところ、ファルエンデ国の紋章が出てきたらしいのです。そしてこの件をヴィスタリア姫に伝えるよういわれました。
指輪を見たヴィスタリア姫も、これがヤスラムのものだったと認めました。
身分証代わりの指輪を始末しなかったり、単に水を増やすだけの魔法陣で死体を隠したりと、知将ジャミラスにしてはツメが甘い雰囲気もありますが、時間的余裕がない状況で精一杯隠蔽したのかもしれませんね。
偶然同席していたフェリナ姫の後押しもあって、この物的証拠を元に、姫たちはカミル復権をジュテ国王に直訴をすることにしたようでした。星月夜も証人として後から証言をしにいきました。
これを機に国王も王妃もカミルの無罪を認め、国中にそのことが布告されました。NPCたちのセリフも一気に変化しました。
星月夜はこれにより50000ゴールドと「水底の訪れ人」の称号をジュテ国王から与えられました。
「これはうまい!」と思ってリプレイしたところ、さすがに報奨金はもらえませんでした。
クエスト自体の報酬は、この件で新しい勲章をもらえたトロッドからきっちり受け取りました。なおクエスト終了後に話しかけると、形見の勲章もちゃんと発見できたようでした。
なお4.1メインストーリーをクリアーした時点でヴィスタリア姫がカミルを復権させた歴史は確定していたので*1、このクエストで星月夜が介入をしなくても早晩このような事態にはなったのでしょうね。
ジャミラスの魔法陣は単に池の水を増やすだけの機能だったので、仮にブレイブストーンがなくてこれを打ち破れなくても、トロッドさんが拾った真ヤスラムの指輪を機に池の調査が本格的に始まれば、潜水夫がヤスラムの死体を発見できたでしょうから。