現代に来たエミリエ婦人から、パドレア邸との往来を可能にするため、転送の門の修理を手伝うよう頼まれました。
担当者の話では再起動さえすれば座標を更新できるらしく、その権限があって今でも生きてそうなのはジャベリ参謀ぐらいとのことでした。
ところが参謀は声が出なくなっていました。そして治療のためにレアアイテムである「ラウラのみつ」を要求してきました。サントハイム王ですら「さえずりのみつ」で喉を治したというのに、贅沢な要求ですね。
要求通りの治療法で喉を治すと、お礼に再起動の合言葉を教えてくれました。
転送の門を再起動をしている間、エミリエ婦人からは母上へ届けるようにと記憶の結晶を渡されました。
こうしてやっと現代のパドレア邸に着けました。
浮遊時よりも着水時のほうが、現実味があるせいか、高級感が増していました。
母上と再会。
そしてエミリエ婦人から預かっていた記憶の結晶は、父上からのものでした。結晶の伝言により、星月夜は母上からも実の娘であると認知されました。
家族の肖像画もいただいて、めでたしめでたし。