ゼルメアで新たに解放された20階以降の階層に挑戦し、ゴールである24階に到達しました。
今回は最後の扉の直前ではざまの回廊に行ける仕様となっておりました。
このはざまの回廊にラスボスが待ち構えているわけですが、出口用でもあるあの扉に触れれば、途中で入手した防具をラスボスに挑戦する前に取り出せる仕様となっておりました。これでギャンブルの要素なくラスボスに挑戦できますね~。
しかもこの時点でゼルメアはクリアーの扱いらしく、5.3の新要素である「エピソード依頼」が達成の扱いになりました。この新要素については、いつか別稿で解説しま~す。
実験したわけではないのですが、おそらくはチームクエストでゼルメア探索が来た場合も同じ扱いでしょうね~。
そんな親切設計でも決してラスボスに挑戦しない冒険者ジグロウの、なんと情けないことよ…。いっそ「探索者ジグロウ」みたいな名前だったら違和感もなかったのに…。
待ち構えていたラスボスはゲノディオ。
なんとゼルメアのボスなのに討伐モンスターリストに載りま~す。
女王ゼルメアは囚われている状態で~す。
ゲノディオを倒すと、救った女王ゼルメアが事件の真相を語ってくれました。
ある日遠くからイカが一匹やってきたそうで~す。イカは海底の民とは別系統の生物で、非常に珍しかったそうで~す。そして本人が家族をほしがったので、「創生のチカラの欠片」を手にしていた女王ゼルメアは分身を作ってあげたのだそうで~す。でも心を持たない分身の分身たちがどんどん増えて暴走してこうなったのだとか。
だから、分身を作るのではなく、姿が違っていても家族として迎えてやればよかったと後悔していましいた。
この件は今後の「創生のチカラ」関連の考察に必須の資料となりそうで~す。
なお女王ゼルメアのこの後悔の期間は「数千年 数万年」だそうで~す。
それでいて19階のタコメットたちは、ゲノミーについての「数万年に一度 完全な成長をとげて はかり知れぬ強さを持つ 個体が生まれる」という知識を持っていました*1。これは数十万年以上の期間の観察の結果として、やっと得られるような内容の知見ですよね。
するとやはりキュララナ海岸とその付近の海底の時間の流れが異なるように、ゼルメアの神殿がかつて存在した海底とゲノミーの多数派が生活の場として選んだ地上とでは、時間の流れが大きく違いそうで~す。キュララナと同じく「海底の一日が地上の一年」なのか、それとも別のレートなのかは不明ですが、抑えておきたい情報ですね~。
自画自賛になってしまいますが、今回のゼルメアの新設定により、過去記事「アストルティアの海は、いつ存在し始めたのか?」で主張した「アストルティアの海とは、ルティアナがその表面の極一部を占領するはるか昔から存在していた、水の巨星である」が正解である可能性が、一層高まりました~。
なおゲノディオのまめちしきには「ゲノミーがこのサイズまで 成長するのは非常に珍しく 数万匹に1匹の確率だとか」と書かれていました。
前掲19階の「数万年に一度 完全な成長をとげて」というセリフと比較して考えるに、もしも「このサイズまで 成長」しただけで「完全な成長」だった場合には、世界中のゲノミーの新生児は一年間に約一匹だけ誕生するということになってしまいま~す。
どんどん増えてゼルメアを滅ぼした設定の種族の新生児の数がそんなに少ないわけはないので、サイズだけ成長するのは数万匹に一匹でも、それは真の「完全な成長」の前段階にすぎないと考えるべきで~す。
よって「数万匹のゲノミーのうちの一匹がサイズだけは一人前のゲノディオになり、そのまた極一部が海冥主メイヴになる」というのが、おそらく一番真実に近いで~す。
なお女王ゼルメアを救った報酬は、「ゼルメアの救い主」の称号と、時価10ゴールドの「ゼルメアメット」が入った金の宝箱でした。
このゼルメアメットは「ダサい」という理由で世間では嫌われていますが、一度入手すればチャガナから買い戻せるので、いつか必要になったときのために念のため一瞬だけでも入手しておくべきで~す。
なにしろゲノディオを倒したあともう一度24階まで行ってみたところ、もう挑めない仕様になっていたんですよ~。
ひょっとしたら何か救済措置があるのかもしれませんが、よほど実験をしてみたいという人以外は最初のチャンスで入手してしまうのが吉で~す。
(10月6日追記)
はなまるさんの記事に救済措置の内容が書かれました。