前回までのクエストで、アストルティアでの名声レベルとは別個のマスクデータ（？）である大魔王としての声望は大いに高まりました。
そこへバルディスタ軍の「遠征軍駐屯所」付近で魔瘴塚が発生したとの情報が入ったので、イルーシャとともに急行しました。
現地の魔瘴塚は、イルーシャによる浄化とはまた別のタイプの解決がなされたあとでした。
写真後方は、ここの指揮官のシィジャン兵士長で～す。
バルディスタ軍で「兵士長」の地位がどの程度なのかは不明で～す。
ジダン・スピンドル・ノガート・ゴリウスら、アストルティアの国々の兵士長は軍事部門のトップでした。そこから考えると現在のバルディスタの序列の三位ぐらいの地位にも思えま～す。
でもバルディスタには「将軍」や「師団長」といった役職もあったので*1、本当に軍事部門のトップと断定していいかは不明で～す。
シィジャン兵士長やその部下たちによれば、魔瘴塚から魔瘴が噴出したのとほぼ同時に、アストルティアとつながるルクスガルン大門の向こうから白フード集団が出現して、魔瘴塚問題を解決したようで～す。
白フード集団は兵士長に「強い 女の魔王」を探していると伝えてきたものの、知らぬ存ぜぬを通されると諦めて立ち去ったそうで～す。
白フード集団が魔界に来たのと魔瘴塚ができたのがほぼ同時だったのは、集団にとっても駐屯兵にとっても幸いだったと思いま～す。
普段の駐屯所では、アストルティアからの侵攻に備えてこうして大砲が大門を狙ってますからね～。魔瘴のない時期に白フード集団が来ていたら血で血を洗う戦いになっていたことでしょう。
これ以降、ゼクレスとバルディスタの一部NPCのセリフが変化しま～す。
ただ、白フード集団がゼクレスとバルディスタのどちらを先に訪れたか不明なんですよ。
テアノーテは「強い 女の魔族」の居所を聞かれたそうで～す。
ルクスガルン大門前の時点での質問のときよりも、捜索の対象を広めてきました。ヴァレリアが王であるのかどうか自信がなくなってきたということでしょうか？
そこでテアノーテは、エルガドーラはもう死んでいるからという理由でベラストル家のほうを紹介したんだそうで～す。かなり天然ボケっぽいですね～。
予告編でも紹介されていたリンベリィの愚痴は、この段階で聞けま～す。
白フード集団はリンベリィを見た途端がっかりしてしまい、問い詰められると魔王ヴァレリアを探していたことを伝えてきたそうで～す。
初めからヴァレリアの名前を知っていたならテアノーテにそう聞くはずですから、おそらくヴァレリアの特徴をリンベリィに語ったらリンベリィがヴァレリアの名前を教えてくれたということでしょうね。
リンベリィは腹立ちのあまり、ヴァレリアはジャリムバハ砂漠にいるとウソを教えたそうでした。
バルディスタではまず「この国の魔王は どこだ」と聞いてきたそうで～す。その次は「女の魔王は どこにいる？」と質問が変わったようでした。
ベルトロは大魔王城だと正直に答えてしまったそうで～す。
以上の情報を全部信じるなら、白フード集団はいったんバルディスタ要塞を素通りしてベラストル家に行き、やがてバルディスタまで引き返してベルトロを脅し、最後に大魔王城に向かったことになりま～す。しかしこれではルートがあまりに不自然で～す。
かといってルートの自然さを重視するならば、バルディスタの次に大魔王城に行く前にゼクレスに寄ったのはせいぜい「念のため」ということになりま～す。またすでに「ヴァレリア」という固有名詞をベルトロから聞いていたことになりま～す。つまり、テアノーテ相手に「強い 女の魔族」という曖昧な表現をする必要もなく、リンベリィ相手にがっかりする必要もないで～す。
ベルトロ証言が脚色に満ちているのは自他共に認めることでしたし、白フード集団を相手にウソを吐いたリンベリィなら大魔王にもウソを吐いた可能性が高いで～す。しかもシィジャン兵士長もまた、アストルティアから来た可能性の高い白フード集団の素性を問いただそうとした形跡がないので、その証言はかなり眉唾で～す。
これはもう、真相は藪の中ですね～。せめて関所の番兵たちが白フード集団について何か記憶していてくれたならもう少しルートが想像できたのですが、一切記憶していませんでした。そしてこれは実は重要な伏線でした。
またファラザードのジルガモットによれば、白フード集団は大魔王を殺せるような強い武器をバザールで探していたそうで～す。つまりファラザードに来るころには真の標的をヴァレリアから大魔王へと変更し、元の計画以上の準備が必要だと考えはじめていたようで～す。
あとこの時点ではレディウルフの情報を知りたがっていたフードも一名いたそうで～す。
城に戻ると、アスバルの結界を容易に破って侵入者が入ってきました。幹部と衛兵が敵は白フード集団だろうと思って身構えていたところ、相手はイルーシャに会いにきたナラジアで、彼はそのまま気絶してしまいました。
魔界一の魔力の魔王の結界を簡単に破れるのに、滅んだ集落の民家を再利用した魔界解放軍のアジトの牢屋のカギを壊せないあたり、ナラジアは能力に非常に偏りがありますね～。
大魔王城も物理的に施錠していたならば、ナラジアは手も足も出なかったかもで～す。
またこのときのムービーで驚いたのは、玄関で白フード集団を待ち構えた幹部の中にモモモが混じっていたことで～す。
実は蛮勇の持ち主なのか、それとも密かな実力に支えられた行動だったのかは、現時点では不明ですが、これは覚えておきたい設定ですね～。
ナラジアは医務室に運ばれました。イルーシャと同じイバラの腕輪をしており、腕が触れ合うと謎の反発が起きるようでした。
玉座に戻るとちょうど新調された「大魔王の鎌」が運ばれてきたので、記念に完全な正装をすることになりました。
そこへ折悪しく白フード集団が攻めてきて戦いになりました。集団の正体はアンルシア・エステラ・ルシェンダ・シンイでした。
つまり関所の連中が白フード集団のことを覚えていなかったのは、相手が少数名なら記憶を操作できる能力を活かしたシンイのお得意の関所破りが、2.0以来久々に発動されたということだったわけで～す。詳しくはおにぎりさんのツイートを読んでくださ～い。
星月夜は正装のためあの仮面をつけていたので最初は誤解をされたのですが、やがて誤解はとけました。
その後は休戦して和平交渉が行われましたが、魔界側が和平を求める最大の理由である「大魔瘴期」について中々信じてもらえませんでした。
当然といえば当然で～す。だって今まで、大魔瘴期の到来やその規模についての科学的根拠が主人公に示されたことも一度もないのですから。
強いて権威を探すとすれば魔仙卿の予言ですが、その魔仙卿自身が魔界全土を敵に回している状況ですから、やっぱりアストルティアの面々を説得するには根拠が薄弱で～す。
ただ、交渉の途中でデモンマウンテンから大量の魔瘴がわき出したという情報が入ったので、ユシュカは実際に大魔瘴期の萌芽を見てもらうことを提案しました。
アンルシアは見に行くメンバーの人選を自分がすることを条件にそれを飲みました。具体的には、アンルシア・ルシェンダ・ユシュカ・イルーシャ・星月夜で～す。
物語の雰囲気としてはこのまま一気呵成にデモンマウンテンに五人で突撃したほうがいいのでしょうが、公式に流れる文章でアンルシアが強化されたので強さを確認しましょうだのアンルシアの新しい衣装が追加されましただのといわれたので、まずは勇者の私室にいくことにしました。
初期状態では元の服なので外見を手作業で変更しました。
「大勇者の天衣」だそうで～す。
レベルは98になっていました。噂によれば上限は120だそうで～す。以前書いた「アンルシア様のレベル上限解放に関する私論」の提唱どおりの流れになり、少し嬉しかったで～す。
あと、デモンマウンテンの事件の緊急性を重んじて「迷宮でアンルシアをさらに鍛えたりせずそのままストーリーを続ける縛り」をしましたが、増えたスキルポイントはしっかり配分しました。
「勇気6・真理0・正義40・闘志40・忍耐7・超越40」で～す。
