大魔王城の一画にいつの間にかいた、「心眼のゴレッポ」からクエスト「絶美の魔神よ 降臨せよ」を受注しました。
彼は元はゼクレスの王室専属の魔導士だったのに、古代から存在する高位の魔神との契約で強大化した流れ者の「イカサマ賢者」に地位を奪われて没落したのだとか。
そこでその魔神と敵対する別の魔神と契約するため、まじんブドゥの落とす魔神のヒゲとロードコープスが落とす美姫の髪束がほしいのだそうで~す。
う~ん、この程度のモンスターを自力で倒せない魔導士が没落したのは当然ではないでしょうかね~?
持ち帰ると次はしぐさ「いのる」を要求し、さらにその次に合言葉の白チャットまで要求してきました。それぐらい自分でやりなさいって。
旅の扉が開きました。この奥に魔神がいるようで~す。
今度はその魔神と交渉してくるよう要求してきましたよ、このクズは。
中にいたのは魔神ジャイラジャイラの妹の真のジュリアンテでした。
ゴレッポがジュリアンテに語った事情によれば、かつてゼクレスの国宝の「魔水晶の冠」の修理を命じられたとき、ゴレッポが不可能と断じたのにイーヴ王の客人だったマリーンが修理に成功したせいで、地位を奪われたのだそうで~す。
なおジュリアンテは姉とは仲が悪いとはいえ殺しあうほどではなく、かつゴレッポのような弱者とは契約したくないとのことで、ゴレッポの計画は失敗に終わりました。でもゴレッポは一応約束の報酬だけはくれました。
ところで家柄のよいゴレッポがゼクレスで復権できなかったということは、エルガドーラはイーヴ王の実力主義がもたらした優れた成果の一部は無理に元に戻すのではなく、活用し続けたってことですね。
(12月10日追記)