「せんれき」の「収集アイテムリスト」で「素材/未鑑定アイテム」として扱われる品の説明文について、気づいたことを書いていきま～す。
掲載は「種別順」に従いま～す。
＃デモニウム鉱石
「魔界でのみ採れる」とあり、「ナドラガンドで採れる」ナドラダイト鉱石や「アストルティアで採れる」アステライト鉱石などとは表現にしっかり差をつけてきました。
このことから他の素材の説明文で「Xで採れる」とあっても、「この素材が採れた以上、この地はXだ」と決めつけてはならないと考えるべきで～す。
「ひときわ重い 金属のかたまり」とありま～す。
プラチナもメジャーな物質として存在する世界で「ひときわ重い金属」となると、地球の属する宇宙の常識ではオスミウムかイリジウムしかありませ～ん。
「熱伝導率が金属中最高なのは銀」という点では地球の常識が通用する世界なので*1、ヘビーメタルの正体がオスミウムかイリジウムであるという可能性はそこそこ高いと思いま～す。
＃まんねん雪
「とけない雪」だそうで～す。
ようかいオイルの説明文に「なんでも溶かす」とあるので*2、これは「解けない（けど溶けはする）雪」と解釈するしかありませ～ん。
＃マゴニア草
「魔界にしか生息しない」そうで～す。
太古の浜辺でも拾えましたが、「ゴダ軍から鹵獲されたマゴニア草が神聖レビュール王国の滅亡寸前に地面に落ち、それがアシュレイの記憶に残った」ということでしょうか？
（翌日追記）「太古の浜辺」を「血潮の浜辺」と誤って書いていました。指摘して下さったかたに感謝で～す。
＃星光の糸
これについての詳細は、過去記事「クエスト「思い出はランプの光と共に」 ＆ この世界のエネルギーと質量の関係」の３章６節に書きました。
＃サバンナウッド
「かわいた土地の 貴重な樹木」なのだそうで～す。土地の水分を推測する手がかりになりますね。
たとえばドランド平原やエルトナの混沌は、外見が緑豊かですが、これが産出されるということは土地のほうは乾燥しているのでしょうね～。
他に「かわいた土地の 貴重な」素材としては、サバンナの水がありま～す。
＃ビッグサボテン
「新種のサボテン」だそうで～す。
1300年前のオルセコ王国領でも拾えますが、最近まで誰も新種だと気づかなかったのでしょうか？
それとも金属の研究とは逆に植物の研究が古来より進みすぎていて、1300年前程度の新発見ならば今でも新種として扱われているのでしょうか？
＃水竜のうろこ
「水竜が落とした」とあり、「ドラゴンが落とす」ドラゴンの皮などとは表現にしっかり差をつけてきました。
これも前述のデモニウム鉱石と他の鉱石の表現の微妙な差と同じように解釈できま～す。
「落とした」とあるからには水竜のうろこはすべて水竜によってかつて一度は落とされたものであり、「落とす」とあるドラゴンの皮はドラゴンが落とすこともあればそうでない手段で採取されたケースもあるということで～す。
他に「落とす」ではなく「落とした」素材としては、かぜきりのはねや風竜の羽毛や火竜のキバが挙げられま～す。
＃きんかい
「とても純度の高い」ものとされ、「純度の高い」だけのゴールドストーンとは別物とされていま～す。
ちなみに「おうごんのかけら」は「欠け落ちた ゴールドストーン」なので、純度はゴールドストーンのほうと同じと思われま～す。
＃しんせんたまご
いつまで持っていても、常に「とれたて」と表示されま～す。
これについての詳細は、過去記事「時間の流れを変える技術に関する考察」に書きました。
類似の存在として「しぼりたて」のおいしいミルクが挙げられま～す。
