ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

「大魔王ゾーマへの挑戦」のアイテムの研究

0.はじめに

 イベント「大魔王ソーマへの挑戦」で配布されるアイテムについては、2021年の再演まではほぼ興味がわきませんでした。

 でも昨年の中旬から星月夜はアイテムのカタログ登録に熱中するようになったせいか、イベント関連アイテムにも強い興味を持つようになりました。

 本稿ではそのおかげで気づいたことを語りま~す。

1.聖なる守り

 プレイヤーに配布される「聖なる守り」は、ロトが所持した「せいなるまもり」と効果が異なりま~す。

 これにつき、「持ち主やその日のルビスの意思といった外部的環境のせいで、同じアイテムでも効果が変わる」(以下、「仮説1」)と解釈することも可能であり、また「発音は同じだけど完全な別物」(以下、「仮説2」)と解釈することも可能で~す。

 ただしロトの所持した「せいなるまもり」は後に「ロトのしるし」になるので、その設定とアイコンの絵を総合的に考察する限り、仮説2のほうが正解である可能性が高そうで~す。

2.やくそう

 アイコンの絵と買い値と売り値はアストルティアのやくそうと同じですが、アストルティアのやくそうはHPの回復量が「30~」と表記されるので、別物で~す。

 だからこそ「バザー不可」であり、「落とすモンスター」も「入手場所」も空欄であり、カタログ登録のマークもつかないのでしょう。

 なおSFC版の『ドラゴンクエストIII』のやくそうのHPの回復量は30~40なので、この効果はFC版準拠かと考えられま~す。

 では「これはFC版のやくそうか?」というと、そう単純にもいきませ~ん。原作『III』のどの版でも、やくそうは6ゴールドで売れたからで~す。

 よってこれは、「『III』の数あるパラレルワールドのうち、未だゲーム化されていない、商売人にやくそうが安く買いたたかれる世界」のやくそうと認定できました。

 ちなみに「取引不可」とは書かれていないので、チムメンのレインさんの協力で「他の冒険者に本当に渡せるのか?」の実験をしたのですが、そもそもこのイベントの専用エリアでは「とりひき」を選べない仕様になっていました。

3.けんじゃのせいすい(アストルティア産?)

 けんじゃのせいすいだけは、アストルティアのものと同種のようで~す。

 それなのに「入手場所」に「ゾーマの城」が登録されませんが、同じく「けんじゃのいし」も入手場所としてゾーマの城が登録されないので、「ゾーマの城という場所、またはその4階の宝箱が、そういう設定なのだ」と考えれば一応辻褄があいま~す。

4.そして今や研究困難なもの

 「やくそう」と「けんじゃのせいすい」でこのような著しい違いがあるとなると、「では「せかいじゅの葉」はどうだったかな?」という興味がわきますが、今回から「天光の葉」に差し替えられてしまったので研究は困難で~す。

 もっと早くアイテムに興味を持てばよかったと思うと、残念で仕方ありませ~ん。

 2021年末になされた「せかいじゅの葉」と「せかいじゅのしずく」の弱体化には元々批判的であったのですが、この一件のせいでより一層批判的になりました。

 初回または前回までの再演で、せかいじゅの葉の詳細を調べた場面も映っている動画や写真が残っていればいいのですが…。