闇の領界で唯一の集落とされるカーラモーラ村に着きました。おそらくはナドラガ神のものと思われる、石化した巨大な竜の手がそびえる村で~す。
今後はこの村を中心に物語が進んでいきま~す。
そしてその物語では、ある共通のテーマが何度も強調されていました。そのテーマは、このカーラモーラ村の名称とも深く関係のあるものでした。
そこでこのブログでは、そのテーマを重視して物語を紹介していくことにしました。
初回は前書きに代えて、そのテーマの紹介をしたいと思いま~す。
サンスクリットで"कालः"「カーラ」は「時間」を意味しま~す。ラテン語の"mora"「モラ」も「時間」を意味しま~す。
ただしどちらも、ニュートラルな印象の言葉ではありませ~ん。「カーラ」には「死」とか「死神」という意味もありま~す。「モラ」には「遅延」とか「障害物」とかいう意味もありま~す。
よって星月夜が「カーラモーラ村」という単語から最初に受けた印象は、「不吉な時間の村」というものでした。
その後に体験した物語では、何度も「時間」が強調されました。だから今では、この村の名は制作スタッフによって深く考えられた末に、闇の領界の物語のテーマにちなんでつけられたものだと、確信しておりま~す。
カーラモーラ村をめぐる(不吉な)時間の物語の具体的内容については、次回以降徐々に発表していきま~す。以下はそのリンク集で~す。