4.過ぎし日の忌み
陽衆に「恐怖! 丑の刻参り事件」と「戦慄! 呪いの妖刀事件」の依頼が来ました。
選べるのかと思ったのですが、丑の刻参り事件は陰衆がらみなのでアサヒさんが担当することとなり、強制的に呪いの妖刀事件の担当者になりました。内容は数百年前に陽衆が呪いを封印して王家に贈った刀がまた暴れだしたので鎮めるというもの。報酬は「天地雷鳴士の装束上」と「天地雷鳴士の装束下」。
敵は「鬼門のヌエ」。陽衆から汚れ仕事を押しつけられて死んだ陰衆の怨霊のようでした。
鬼門のヌエは、自分の死後に起きた事件である、天地の儀の経緯なども知っていたようでした。おそらくこの事件の恨みを最近になって陰衆の誰かが吹き込んだので、暴走したのでしょう。
とりあえず幻魔クシャラミ、がんばって~。
この事件が解決するとアサヒさんから天地の儀の話を聞けました。
陽衆と陰衆が分かれる前は普通に行われていた、テンオツキジン召喚の儀式なのだそうで~す。シノノメさんと陰衆の前頭領のオウマさんはこれを復活させることで陽衆と陰衆の統合をはかろうとしたのですが、アサヒさんが失敗してオウマさんは死に、陰衆は深い恨みをもったのだそうでした。
これにて天地雷鳴士セットがそろいました~。うで装備はありませんが、素手のほうが雰囲気が出ますよね。
5.鬼神の言
陰衆が単独で天地の儀を再演すると宣言してきました。
ただし場所は陰陽の気が混じり合う落陽の草原の西ということで、一応陰と陽とのバランスは考えているようでした。
前回の儀式はカミハルムイ城の真ん中だったので、あの場所も陰陽が混じり合う場所だということになりますね。
これでようやく気づきましたよ! カミハルムイ城に出入り口が二つあるのは、城全体が陰と陽とが混じり合う太極図を模していたからなんですね! だから城の真ん中も陰陽が混じり合う場所だったので~す。
なお陰陽説について詳しく知りたいかたのために、陰陽説について語った過去記事のリンクを貼っておきま~す。
そして「落陽」の草原の「西」とは「太陽」の力がちょうど終わる場所であり、しかも魔瘴だらけの呪われた大地のすぐ側であるため、まさに陽と陰とが混じり合う場所というわけですね。
この「ムカデ」さんと会話をすると儀式が始まりました。ムカデさんはヨイさんやオウマさんと違って「夕方」とあまり関係ないですね。
天地の儀が成功すれば陰衆も王家のおかかえになれそうな雰囲気だったのですが、またもや失敗してあらゆる厄を統べる「テンオツ鬼神」が登場してしまいました。そして失敗の原因は、前回も今回もヨイさんの精神のバランスが悪かったのだと判明しました。
とりあえず、幻魔バルバルーがんばれ!
勝利すると荒ぶる神は鎮まり、去っていきました。そのさいの僅かな発言から、ニコロイ王は天地雷鳴士の本質である陰陽の調和の原理を見抜いたようでした。さすがは名君ですね。
陽衆はいったんは王家のおかかえを外れることになりましたが、陽衆と陰衆とが一つになったらまた採用されることが決まりました。
隠れ家に帰還すると必殺技「天地雷鳴の印」を授かりました。
あとシノノメさんが正気に戻り、前回の儀式の失敗をアサヒさんのせいにしたのは、親友の娘を傷つけたくなかったからなのだと自白しました。
6.浄天地呪
アサヒさんが占いである程度予測していたことでしたが、カミハルムイの都に千夜嵐が来てしまいました。
シノノメさんが一時的に嵐をカミハルムイ領南に移したので、星月夜はその間に夢幻の森にヨイさんに援軍を頼みにいき、時雨の泉でアサヒさんと合流することになりました。
カミハルムイ領南は実際に嵐になっていました。
待機させていた別キャラで同じサーバーを見に行ったら、晴れでした。
「このクエストを実行中のキャラクター視点だとカミハルムイ領南がつねに嵐に見える」というシステムのようで~す。
ここでアサヒさんたちに嵐を固定してもらい、巨大化したシュジャクに乗って「千夜嵐の目」という場所に突入し、中にいる千夜嵐の正体に挑むことになりました。
とりあえず元ネタ不明の幻魔ドメディさん、がんばれ!
このコンビの風や雷耐性は100ではないようで、天地雷鳴士の風属性や雷属性の特技がそこそこ効きました。
戦いには勝ちましたが、それだけではまだ封印できませんでした。
そこにヨイさんもかけつけ、正しい天地の儀で「テンオツ貴人」を召喚すると、千夜嵐は解決しました。
これを機に陽衆と陰衆という区分はなくなり、一つの天地雷鳴士として王家にふたたび仕えることが決まったようでした。マップの名前は相変わらず「陽衆の隠れ家」でしたが……。
星月夜は天地雷鳴士の証をもらいましたが、魔神の勲章のほうが役に立つ程度の内容だったので使う予定はありませ~ん。
感想1 内容評価
物語を単体で評価するならば、合格点の内容だったと思いま~す。
でも『ドラゴンクエストX』の中の一幕として評価するならば、残念ながら合格点はあげられませ~ん。
陰と陽との調和が大切という話は賢者の職業クエストですでに表現されていたので、繰り返すにせよもう少し話の内容を変えて欲しかったと思いま~す。陰陽を代表する二人の少女が和解するという構造まで同じだったのは、正直に言うと残念で~す。
感想2 アラグネ評価
全員がレベル50以上で、八卦占いでやがて来る災厄もおおまかに予見できる、こんなすごい連中が王家をずっと守っていたわけで~す。
そしてニコロイ王は天地雷鳴士の本質を僅かな手がかりから本人たち以上に一瞬で見抜ける名君だったわけで~す。
そうであるのに径蟲アラグネは、50年前に上手にアグシュナ王妃と入れ替わり、旧カミハルムイに大打撃を与えて遷都を余儀なくさせ、最近もあと一歩でニコロイ王を騙して大陸全土を壊滅させるところまでいくという、大業績を挙げていました。
アラグネについては、以前からただものではないと思っていましたが、予想以上に厄介なモンスターだったようで~す。これを機に、以前アラグネについて書いた記事に追記を加えました。