ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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2019年のエイプリルフール要素もしっかり体験してきました。多少の意義のある実験や考察もしました。

 2019年のエイプリルフール要素もしっかり体験してきました。

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 「天獄」が「天国」になっていました。

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 中に入ると、正式名称が「ぱふぱふ天国」であり、「担当者」を六人の中から選べると判明しました。

 六人の担当者は、容姿についてはヒューザ・ザンクローネ・バグド王・セラフィ・グレイツェル・アルウェ王妃であり、名前については本人と少し変えていました。

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 でも誰を選んでも、あらくれ姿の親方のマッサージで終わるという、『ドラゴンクエストIII』のセルフオマージュでした。

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 浮かんでいるグレイツェルさんと安全に記念写真が撮れる機会なんて滅多にないので、この機を逃すべきではないで~す。

 なお、普段は邪神の眷属に挑むことが許されていない弱小キャラクターで実験してみたところ、この天国には入れました。

 最後に、担当者諸氏が何者であったのかを少しだけ真面目に考えてみました。

 以下のとおり、残念ながらどの説も一長一短でした。

※仮説1.邪神の眷属の変身

 そもそも邪神の眷属は冒険者の記憶を元に有力な敵の偽者に変身するのが得意で~す。今回もいつも通りのその作業をした上で、冒険者への対応を決戦から懐柔へと実験的に変えてみたとすると、それなりに納得できますね~。

 しかし突如登場したあらくれ親方の説明が難しくなりますね~。

※仮説2.本人たちの変名

 アストルティアの有力者が一時的に天獄を制圧したと考えてみましょう。物語の進行具合がどうであれアルウェ王妃という少なくとも一名の故人が混じっており、場合によってはもっと故人が混じっていますが、ショコラフォンティヌ城や幻想画エリアのように故人でも一時的に活躍できる場所は過去にも例がありました。まして今回は「天国」ですからね。

 この仮説の最大の弱点は生死よりもむしろ善悪の整合性で~す。つまり物語の進行具合によってはバグド王やグレイツェルさんやヒューザが改心していないはずだ、ということで~す。

※仮説3.本人でも眷属でもないそっくりさん一座

 「あらくれ親方が率いる、有名人のそっくりさん一座の地方巡業」なんて、一昔前のジパングでも日常茶飯事でしたね~。

 この説の最大の問題は、他人の名声に頼らざるを得ないような凡人たちが天獄をどうして制圧できたのかの説明が困難なことで~す。

※仮説4.本人に取って代わりたい集団

 魔勇者アンルシアがその好例ですが、このゲームでは何者かに取って代わりたい者が対象の名前に似た名前を名乗る場合が多そうであるということは、過去に何度か指摘しました*1*2。仮説3と違って本気で本人の座を狙っている実力者ならば、天獄の制圧も不可能ではなさそうで~す。

 この説の弱点は、生きている本人を放置していることで~す。確かにアルウェ王妃などの故人に関しては、「天獄を制圧して冒険者の慢性疲労まで治したこの人こそ、伝説の王妃に違いない」という主張をすれば、説得力は強いでしょう。でもヒューザが野を平気でうろいついているときに対抗する業績を挙げて「どっちが本物のヒューザか、みなさんの判断に任せます」といっても、説得力は弱いで~す。七人がかりで天獄を制圧する力量があるなら、まずは比較対象である本人たちを各個撃破しているはずで~す。