※前回までのあらすじ
※第1話
たけやりへいの神風(かみかぜ)は、からくりしょうぐんの眼の上のこぶであったギュメイ将軍を倒し、とうろうへいへと昇進し、「雪見」(ゆきみ)と改名したのであった。
※第2話
とうろうへいの雪見は、からくりしょうぐんの眼の上のこぶであったゲルニック将軍を倒し、エビルチクリンへと昇進し、「阮籍」(げんせき)と改名したのであった。
※第3話
エビルチクリンの阮籍は、からくりしょうぐんの眼の上のこぶであったゴレオン将軍を倒し、ふゆぐんそうへと昇進し、"Яков"(ヤーコフ)と改名したのであった。
※たけやり立志伝その4
からくりしょうぐん「よくきたなヤーコフよ。わしがからくりだいみょうの中のだいみょう、からくりしょうぐんじゃ。最近あのギュメイ・ゲルニック・ゴレオンとかいう者たちが帝国三将軍を詐称してはばをきかせていると聞く。実に不愉快じゃ。もしわしに代わって三匹を倒してくれるなら、そなたをからくりだいみょうに昇進させるが、どうじゃ?」
ヤーコフ「はい」
からくりしょうぐん「ほほう、やってくれるか」
星月夜「アラグネ強に延々と使役され続けることへの不満については特にないの?」
こうしてたけやりへい入り構成のソロプレイ縛りで帝国三将軍に勝利するプロジェクトが始まりました。
今までは自分もヤリ装備で挑んできましたが、さすがに無理と判断し、占い師でいくことにしました。
ただし、プレイヤーと違ってサポート仲間はボルケーノクラッシュで死にやすいので、以前の記事で紹介したデッキよりもやや弱気な内容のデッキを作りました。
普段のサポート仲間を連れて戦ってみたところ、彼らはやはりボルケーノクラッシュに非常に弱く、それで何度も全滅してしまいました。
そこでホップスティックを頻繁にしてもらえるよう、スティック僧を2名入れる構成も考えたのですが、それはあまりにも火力が低いので最後の手段としました。
勝利に至ったときの構成は、「占い師(自分)・たけやりへい・スティック僧侶・スティック天地雷鳴士」でした。ときどきカカロンがゲルニック将軍を起こしてしまいますが、それはもう諦めの境地で挑みました。
何とかこの構成で勝てましたが、それでも21分以上かかりました。もしもとっておきにした前述の安全策の「占・た・僧・僧」構成だったら、ひょっとしたら迷宮自体の時間制限の40分に引っかかっていたかもしれませ~ん。
こうしてめでたくヤーコフはからくりだいみょうに昇進しました。
ヤリの腕前だけで一兵卒から大名に昇進した人物は戦国時代に何名かいますが、その中でも賤ヶ岳七本槍筆頭の福島正則の名をいただきまして、正則(まさのり)と改名しました。
さて、次回の迷宮ボスはドラゴンらしいので、たけやり立志伝はこれにていったん終了で~す。いつか彼がからくりしょうぐんになる日は来るのでしょうか?
(2020年3月15日追記)
その後、「自分もまたヤリを装備する」という縛りを復活させた上で、再度勝利できました。
詳しくは第4.1話に書きました~。