ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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トビアスが攻略したとかいう業炎の聖塔の第一の試練の内容の推測 & 五種族神が課した減刑の条件とその理由の推測

0.はじめに

 本稿では、トビアスが攻略したとかいう業炎の聖塔の第一の試練の内容を推測し、またそこからナドラガンドを封印した五種族神が解放者に期待したことを考えま~す。

1.星月夜の業炎の聖塔第一試練研究史

 星月夜が業炎の聖塔の第一の試練について最初に語ったのは、「業炎の聖塔の第一の試練の難易度の推測 & それに基づくトビアスさんの再評価」という記事でした。

 「神話の時代から一つも領界はつながらないでいたのだから、どの領界の聖塔にも無理難題が一つ含まれているはずであり、業炎の聖塔の場合は第二以降の試練が楽勝だったのであるから第一の試練こそ無理難題であり、それを攻略したトビアスは炎の領界史上最高の天才だ」というのがその内容でした。

 次に、天水の聖塔の無理難題をトビアスが邪悪なる意志の影ながらの助力のおかげで突破したのを見て、彼の才覚については下方修正をしました。どうせ業炎の聖塔でもこのように助けられた可能性が高いと考えたので~す。

 この件を語ったのが「3.4メインストーリーその7 天水の聖塔に突入し、トビアスさんの才能に関する自説を修正 & 3.4時代のお魚をコンプリート」という記事で~す。

 さらにイコッサさんの「オルストフが見た竜族」という記事を読み、オルストフがトビアスの「活躍」を見た後でも竜族を「自分で 自分を救う努力を しない生物」と評価していたことを思い出させられ、「トビアス業炎の聖塔の第一の試練の攻略は、本人の実力によるものではない」という発想が確信へと至りました。

2.ドマノ・ロマニから足跡から考える

 ではその業炎の聖塔の第一の試練とはどのようなものだったのでしょうか?

 他の領界と違って炎の領界ではナドラガ教団により長らく聖塔の意義が教えられてきたでしょうから、オルストフや邪悪なる意志をも含め、本当に誰も攻略できなかった困難な試練だということになりま~す。

 それが奈落の門が開いてアンテロ・ドマノ・ロマニがアストルティアに行き、ドマノ・ロマニが帰還した直後に攻略されたのですから、彼らが持ち帰ったアストルティアならではの物品が攻略のカギだったと考えるのが常識的判断でしょうね~。

 アストルティアならではの物品でしか攻略できない試練は、他にも氷晶の聖塔に例がありま~す。だから突飛な発想ではないでしょう。

 そしてアンテロと一緒にアストルティアまで来たはずのドマノ・ロマニが、アンテロの困難な任務に一切協力せず、ダストン誘拐に失敗したあともアンテロが彼らの力を一切借りなかったというのも、この説の証拠で~す。

 おそらく彼らは彼らで、「業炎の聖塔の第一試練を攻略するためのアストルティアの特産品であるキーアイテムの捜索」という別の任務に励んでいたのでしょうね~。

3.大勢で協力すれば無理難題ではなかった可能性が高い

 ただし、史実ではドマノ・ロマニが何かを持ち帰り邪悪なる意志が陰ながらの援助をすることでようやくトビアスが攻略したその無理難題も、大勢で協力すれば決して困難な壁ではなかった可能性が高いので~す。

 この見解は、他の聖塔の「難題」の特質からの類推で~す。

 ここで過去記事「他の聖塔とは違って無理難題がないのに、翠嵐の聖塔が長年解放されなかった理由を考えてみました」を参考に、他の聖塔の無理難題を再確認してみましょう。

※氷晶の聖塔・・・・・単一パーティで挑む場合、結界を破ってアストルティアに行き三闘きのこを和解させなければ、塔に入ってすぐの空間の空中にある扉に入れない。しかし、大勢で挑み組体操の要領で階段を作ればそんなことをせずとも空中の扉にたどりつける。

※冥闇の聖塔・・・・・単一パーティで挑む場合、闇の領界の出身者だけを狙い撃ちにする管理端末が無限に登場して邪魔をしてくるので、そもそも試練どころではない。しかし、管理端末は一体ずつしか出てこないので、その排除役パーティと試練挑戦役パーティとが分担作業をすれば何とかなる。

※天水の聖塔・・・・・単一パーティで挑む場合、フィナが作った結界のせいで挑戦すら不可能。しかし、結界は弱体化時にトビアスが一人で突破できたので、普段でも大勢で破ろうとすれば破れた可能性が高い。

※翠嵐の聖塔・・・・・確実に無理難題といえそうなものはないので、やはり大勢で協力して数の暴力を使えば、多分何とかなったはずである。

4.業炎の聖塔の第一の試練の内容の推測の結論

 以上により、業炎の聖塔の第一の試練とは、より正確にはアストルティア特産品を使うか、または大勢で真摯に協力すると、攻略できる何か」だったと考えるべきでしょうね~。

5.五種族神が課した減刑の条件

 各聖塔の難題の攻略方法が二種類あるということは、ナドラガンドの封印をした五種族神が竜族減刑する条件も二種類あったということになりま~す。

※条件その1 封印を打ち破ってアストルティアまで行き来でき、文武に優れ、仲裁も得意で、非差別者の保護もする、大天才の登場。

※条件その2 皆で協力して創意工夫ができる社会の実現。

 このどちらかさえ達成されれば、減刑してもよいと考えていたことになりま~す。

 もちろんこれはあくまで抽象的理論による両極例なので、実際にはその折衷でも減刑は実現されま~す。たとえば、三つの聖塔は天才が一人で攻略し、残り二つは大勢で協力して攻略するとかで~す。

6.減刑の条件の理由の推測

 ではなぜこのような条件を課したかですが、「条件の一方だけでも達成されれば竜族が他種族の脅威ではなくなるから」と星月夜は考えました。

 そもそも竜族が他種族にとって危険だったのは、暴走したナドラガ神の言いなりになってレンダ―シアに攻め込んできたからで~す。

 そして「条件その1」が成就し、神にしか達成できないような無理難題を達成した大天才が登場すれば、その大天才が新しい権威となり、ナドラガの権威の価値は相対的に低下するでしょう。

 ナダイアもそこまでわかっていたからこそ、些細な理由から主人公の解放者認定を剥奪したり、アクラガレナにトビアス隊まで殺すよう命じていたりしたのでしょう。

 また「条件その2」のほうが成就し、竜族の社会が横社会になれば、ナドラガの号令に全員が機械的に従って他種族と戦争を始めるようなことはしなくなるでしょう。

 そしてこの理想は、一人一人が解放者になることを理想とするナドラガンド協団の設立という形で結果的に達成されたことになりま~す。

 トビアスは条件その1を達成する英雄「解放者」にはなり損ねましたが、条件その2を達成する英雄「ナドラガンド協団設立者」にはしっかりなれたことになりま~す。

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