1.すぐに見抜けた「ザハディガル岩峰」の直接の語源
「ザハディガル岩峰」の直接の語源は一瞬で見抜けました。「見抜いた」どころか「空目した」というほうが適切かもしれませ~ん。
まずは「濁点がついている文字から濁点を消去し、逆に濁点をつけられるのについていない文字に濁点をつける」という作業をしま~す。
「ハ」を有声化すると本来は「ア」になるのですが、ここは日本語の表記に合わせて「バ」に変換しておきま~す。
すると「サバティカル」になりま~す。これは英語の"sabbatical"の日本語表記で~す。
これは学者などが雑務から解放されて好き放題のことができる期間のことで、「安息日」を意味する"sabbaticus"から来ているといわれていま~す。
2.しかしここからが地獄
しかしここからが地獄でした。ザハディガル岩峰に「サバティカル」らしさをあまり見いだせなかったからで~す。
学者でありかつ授業の任から解放されているサラジャンが一応いましたが、その実態は「安息」とは程遠いものでした*1。
遠征軍駐屯所は対アストルティアの最前線であり、あまり「安息」できない場所でした。
そういうわけでせっかく見抜いたザハディガル岩峰の語源ですが、それを一本の記事にまで仕上げるには至りませんでした。
3.「バルディア山岳地帯」にもほぼ同じ作業を施したら一気に解決
過去記事「カジノオーナーのフォン・バルディ氏に、マデサゴーラとの通謀疑惑」に書いたとおり、「バルディア山岳地帯」はイタリアの地名にも姓にもある"Bardi"が語源だと最初に考えました。そして今でもこれは正解の一つだと思っておりま~す。
しかしこのゲームではダブルミーニングは当たり前なので、その解釈に安住せずにイノベーションを試みることにしました。
具体的には、「バルディア」にも前述の濁点の付与と添付の入れ替え作業をしてみたので~す。ただし「バ」は日本語表記よりも音声学を重んじて「ハ」ではなく「パ」にしました。
すると「パルティア」という古代イランの国の名になりました。
このパルティアは、古代中国では「安息」と表記するので~す。
これで話が一本の光の糸でつながりました。
余談になりますが「ルクスガルン」とは「光の糸」を意味しま~す。詳細はこのツイートにて。
4.まとめ
濁点の与奪により、「ザハディガル岩峰」の語源が「サバティカル」であるとわかり、その本来の意味は「安息日」である。
同じ作業により、「バルディア山岳地帯」の語源の一つに「パルティア」があるとわかり、それは古代中国では「安息」と表記される。
両地域が隣接しているのは、運営の高度なダジャレである。