ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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クエスト「宝の価値」 & 6.1時代のクエストボス暫定コンプリート

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 ヴェリナードのホミーネから、「3.0以来中断していたジュレイダ連塔遺跡の調査*1が再開されたけど、調査員が別の用事で忙しいからテゾーロと星月夜の二人でやってくれ」、という内容の依頼を受けました。クエスト「宝の価値」で~す。

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 テゾーロとの待ち合わせの場所である「未知なる工房」に入ると、いきなり「聡明なるアブカート」と「勇敢なるイーリィン」が襲ってきました。

 倒すと現在配信中のクエストボスはこれで暫定的にコンプリートとなりましたが、予告されているクエストNo.702 「深淵の咎人たち」*2にもボスがいるかもしれないので、その場合はコンプリートを撤回しま~す。

 亡霊たちを戦闘で撃退しても、彼らはその場にいたキャスランの身動きが一切取れなくなる呪いをかけて去っていきました。金目のものを盗んでいたキャスランが許せなかったようですが、テゾーロも星月夜もお人好しなので呪いを解いてやることにしました。

 亡霊たちの情報によるとキャスランは幼いころからこの遺跡から金目のものや情報を少しずつ盗んでいったようでした。ヴィゴレーの霊はそんなキャスランを許し続けたらしいのですが、今回盗んだ結婚指輪だけは落胆し、アブカートとイーリィンのコンビは決して許せなくなったようでした。

 キャスランから指輪を取り上げて返すと、呪いは解けました。キャスランは悲惨な幼少時代を過ごしたから悪に走ったようでした。

 これでクエストはクリアとなりました。

 最後にテゾーロは星月夜の二人でキャスランの減刑を嘆願するよう誘ってきました。

 結果論ですが、キャスランが己の野望のためにバサグランデを復活させたからこそセーリアは700年早く復活し、そのおかげでヴェリナードの悪神問題は解決したわけですから*3、死刑というのはやや寝覚めが悪いで~す。だからテゾーロに賛成しました。

 これによりキャスランは極刑は免れ、数年間の奉仕活動という刑になったようでした。過去記事「ウェナ諸島関連の物語に頻出する、「女性による処罰を通じた許し」の構造」に、追記をすることになりました。

 なお、過去記事「6.1メインストーリーの予習になるかもしれないので、ジュレイダ連塔遺跡を再訪しました」で紹介した四人の亡霊たちも、今回追加された入り口付近の老人も、聡明なるアブカートと勇敢なるイーリィンのコンビも、全員同じ時代の出身者でした。墓地の男性がヴィゴレーで、新作の老人がヴィゴレーの父の前ジュレド王で、他の亡霊は囚人になったあともヴィゴレーに仕えた忠臣たちでした。ヴィゴレーが過去にしがみついて現世に留まっているから、彼らもヴィゴレーを心配して残っているようでした。

 亡霊たちの中にはヴィゴレーの無罪を信じる者もいましたし、有罪だけどやむを得ない行動だったと弁護する者もいました。

 メインストーリーで体験した600年前の世界は時渡りではなくあくまで個人の主観からの再構成なので、リナーシェよりも彼らのうちの誰かの記憶のほうが正しい可能性もありま~す。まさに芥川の『藪の中』であり、ヴィゴレーの父の「各自にとっては各自の記憶が真実」という論が一番正解に近そうで~す。

 彼らのためにもヴィゴレーは過去にしがみつくのをやめて地獄に行く決意を固めたようでした。「天の国に召されたであろう 我が妻と 会うこともないだろう」と語っていました。本人は地獄の対義語として語った「天の国」が、実は字面通りの別の意味として正鵠を射ていたのは、随分皮肉で~す。

※5月16日追記

 予想通りクエストNo.702 「深淵の咎人たち」で新しいクエストボスが登場したので、この記事の題名にある「暫定」は、永久に残すことになりました。