ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

防具(実用)の説明文の研究(随時更新記事)

 防具の説明文をしっかり読んで、気になった点をメモしていきま~す。

 体への装備では、「皮のぼうし」の話題のずっと後に「皮のよろい」が出てきても読みにくいでしょうから、セットごとにまとめることにしました。そのセットの掲載順は「からだ上」の妖精の姿見における配置を基準としました。セット内では「からだ上 → からだ下 → アタマ → ウデ → 足」の順としました。

 また内容が被る場合は、先に登場したセットを優先し、セット内で内容が被った場合はからだ上装備を優先しました。

 (追記段落)なおおしゃれ用の防具の説明文の研究については、本稿から分割して作った姉妹記事をどうぞ。

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重装

14 くさりかたびら上

 「小さな鎖を 編み上げて作った」とされていま~す。防具鍛冶ギルドでの作られ方とあまりにも違っていま~す。

 よって防具鍛冶ギルドで作っているのは留金などの部分だけであり、それが上手にできた場合のみ無料で同等の編んだ鎖が支給される契約なのだと思いま~す。

 これは防具鍛冶ギルドを離脱したとたんに鍛冶ハンマーを持っていても防具鍛冶ができなくなる世界観と、完全に適合していま~す。

 さらには他の装備への「そんな量の鉱石だけでこんな装備が作れるはずがない」といった批判も全部「大部分は無償でもらえるという、くさりかたびらと同じようなシステムなのだろう」でねじ伏せられま~す。

 つまりこの小さな文の中にギルドシステム正当化の神髄が含まれていたので~す。凄い、凄すぎる!

 その後も似たような記述を見つけましたが、これが元祖で~す。

28 はがねのかぶと

 「鉄よりかたい はがね」と明記されているので、この世界の金属に関する設定の手がかりで~す。

80 騎神のよろい

 「女神を守る騎士が まとっていた 神代のよろい」だそうで~す。

 この「女神」とはルティアナやエルドナやマリーヌなんでしょうかね?

85 天宮騎士のよろい上

 「天上の神々に 祝福されし騎士の」よろい。

 6.4の天上に神々も訪れる「星羅の天宮」が登場しましたが、それと関係があるのでしょうか?

105 ネヴァンメイル上

 この世界のネヴァンとは「戦いを導く 勇ましき神黒鳥」だそうで~す。

 地球のネヴァンは別名が「バズヴ」であり、これはドラゴンクエストシリーズの「バズウ」に影響を与え、そのバズウの人間態が本作のバウンズ学園長で~す。だから今後もこの鎧と学園の関係には注意が必要で~す。

115 蒼穹兵団のよろい上

 さらりと読み流しがちですが「蒼穹を守護する 兵士たちの」よろいですから、極めて広い空間を守護する凄い兵団が存在しているということになりますよね。

 神都フォーリオンという点だけを守護している戦務室なんかとは格が違いすぎで~す。

前衛・中衛の軽装

28 ウェスタンブラウス

 「荒野の香りがする 開拓精神を宿した」ブラウス。武器にも同じレベル帯に似たような名称と説明文の「ウェスタンレイピア」がありま~す。

 地球英語の「ウェスタン」にはアメリカの西部開拓のイメージが付きまとっていますが、アストルティアにおける「開拓で有名になった西の荒野」は別個に考える必要がありま~す。

 「開拓者」として一番強調されてきたのは三闘士であり、かつ6.1メインストーリーで大地の三闘士のスタート地点がウルベア・ガテリア・ドルワームのすべてから見て「東」にあるアクロニア鉱山周辺であったことも判明しました*1。これをもって1.0からの壮大な伏線が回収されたのかもしれませ~ん。

60 原始獣のコート上

 「太古の魔獣の 魂を宿した」コートだそうで~す。

 太古の魔獣たちは、死してなお魂がこういうものに利用され続けて平気なんでしょうか?

65 飛竜のベスト

 「炎から生まれた 赤き竜のうろこを 加工したベスト」となっていま~す。

 メインストーリーでノーマルの「飛竜」は卵から生まれましたが、赤飛竜は炎から生まれたりするんでしょうか?

80 獄獣のケープ

 詳細は随時更新記事「アストルティアの地獄の研究」にて。

85 クロッシュウェア上

 「破魔の釣り鐘の 霊力が込められた」とありま~す。

 「霊力」という概念が存在することを記憶しておきま~す。

90 クイックジャケット

 「意識を加速し 高速の動きを可能にする」とありま~す。

 ジャケット自体には「すばやさ」がついていないので、これはセット効果の「コマンド間隔-0.5秒」を意味していると考えられま~す。

 「すばやさ」を鍛えたわけでもない冒険者がこのセットを着ているときだけコマンド間隔が縮まるのは、肉体ではなく意識のほうがミニチュア版の「加速する世界」になっているからということになりま~す。

 他のコマンド間隔短縮装備も同じシステムである可能性が高そうで~す。

99 ポールスタートップ

 アストルティアから見える夜空の星々は動かないというのに、「ポールスター」という言葉がこの装備に使われており、レシピも「月刊 極星」になっていま~す。おそらく地球の「極星」とは指す意味が異なるのでしょう。

 そしてこのセットの説明文にはどれも天体としての極星に関する記述がなく、その一方で「大スター」という言葉が使われていま~す。

 よってアストルティアの「極星」とは、おそらく「大スター」を意味するのでしょう。

 それならば、極星をテーマにした雑誌を月刊で発行し続けても話題が尽きないことについても、納得がいきま~す。

115 聖域の闘衣上

 「神々が住まう 聖域の守護者の」服だそうで~す。

 ルティアナと種族神の大半が消え去ったのちも、下級の神々は聖域で暮らしていたんですね~。

 ちなみにレベル99の武器に「神域」の名を冠したものがいくつかありますが、そちらのほうには「神域」が何なのか書かれていませんでした。だから聖域と神域とがどう違うのか、不明で~す。

115 聖翼のドレス上

 「翼神の加護が」込められているそうで~す。

 そんな神がいたんですね~。

後衛の軽装

60 ゴシックコート上

 地球にはゴート人の文化がかつて栄えましたが、アストルティアにもかつて似たような名前の民族がいたのでしょうか?

 「アラビアンターバン」などでも同じような疑問がわきますが、これはアストルティア内で作られる通常装備なので特に不思議に思いました。