0.はじめに
過去記事「クエスト「ドリーム★バズ大作戦」。世界観を知るには意外に重要なクエストでした」で人間の誕生過程ついて語りました。フォーリオンの資料館の記述と6.3でミトラーの身体に起きた現象とを総合し、「天使から天使特有の力を消して作った」という仮説を提唱しました。
本稿ではそれを参考にして、オーガの誕生過程について語りま~す。
1.5thディスクでは解決が困難だったオーガ誕生の時系列問題
4.2メインストーリーのムービー「戦の舞」では、「オーガは 怪物の身体に 人の心を宿すという 試みで生みだされた」という神話が語られました。
一方で5.2メインストーリーのムービー「魔仙卿の真意」では、魔界に残された生物が魔族や魔物に変貌していった時代には、すでにその地にその被害者の一員としてオーガ族がいたことになっていました。
両者を尊重してこの時系列を矛盾なく解決するには、魔瘴由来の「魔物」とオーガの材料となった人の心を持たない「怪物」とは別物であり、かつ怪物が先行して存在しなければなりませ~ん。
しかし5.2当時は「そんな恐ろしい怪物を、ルティアナがオーガに先行して創った」という設定がどうしても不自然で、自分で納得のいくような仮説が思いつきませんでした。
2.天星郷の書籍と施設で解決可能
その後はこの問題を放置して忘れかけていたのですが、昨日の記事をきっかけにして今になって思いだしたところ、バージョン6.0の時点でこの問題は解決していたのだと気づきました。
薬師の家にあった『天星郷植物系図』によると「我らの先祖は 様々な 動植物を 源世庫パニガルムに 乗せて 新天地となる 天星郷へと 運びこんだ」とされていたので、この時点で「オーガの元となった人の心を持たない怪物もパニガルム由来ではないか?」という推測が成り立たせることができたことになりま~す。
前述の「そんな恐ろしい怪物を、ルティアナがオーガに先行して創った」が奇妙な設定であっても、「そんな恐ろしい怪物でも、ルティアナは新天地の新生物の素材や資料として一応運んできた」ならば十分ありうる設定だからで~す
しかも6.1になると源世果フルポティが登場し、そのまめちしきではパニガルムに保管されていた果実にはそれに噛みついた「太古のドラキーの情報因子」が混じっていたこともあったという事例が語られました。フルポティがドラキーっぽいのはこれが原因のようで~す。
それならば、「パニガルム由来の動植物から、魔瘴の力を借りずして旧世界のモンスターが復活してしまった」という事例が他にも何回かあったのかもしれませ~ん。
3.他の四種族も似たような製造方法だったのかも?
人間がとこしえのゆりかごから来た天使を元に作られ、オーガがとこしえのゆりかごから運んできた怪物から作られたのであるならば、他の四種族も似たような経緯で作られたのかもしれませ~ん。
「とこしえのゆりかごから運んできた昆虫を元にエルフ」とか「とこしえのゆりかごから運んできた魚を元にウェディ」とか。