1.正編の内容の復習
過去記事「海賊の大砲の正体 & その設定を利用した実験」では、大砲の正体は「実は無色のレーザーを前方の射角-90°から90°くらいまでにかけて発射する装置」であるとし、「大抵の者は存在自体を認識できず、「見えた」者に対しても「火薬を用いた古臭い大砲」というフェイクの外見を見せるという、二重の擬装をしていた」と結論を出しました。
2.大砲は「人」だった。
そしてその後の調査により、海賊の大砲が「装置」というよりもむしろ「人」であることが判明しました。
その最大の根拠は、銃士ナスビスの「対人型ウェーブ」が効くことで~す。
3.どういう意味で「人」なのか?
ではどういう意味で「人」なのでしょうか? 「大砲は人の脳や魂を移植したメカである」とも考えられますし、「透明な人こそが主体であり、大砲はその人が操る兵器」とも考えられま~す。
その謎を解くヒントは、やはり敵の特技である「追憶の呪縛」で~す。
これを受けると、「大砲Aは 苦しそうにしている!」などと表示されま~す。
このことから、海賊の大砲は「苦い記憶を持ち、それを強く思い出させられると、その苦悶が表情や挙動や発言などによって顕著に表示される」存在であるといえま~す。
だから人の脳や魂を移植しただけの機械である可能性は低いで~す。そもそも挙動が単純な攻撃兵器にわざわざ人格を移植する必要性は低いのですが、精神的な意味での苦しみをアピールする性能を付与する必要性はもっと低いからで~す。
ゆーえーにー、海賊の大砲とは「レーザー砲を扱う透明な砲兵」が正体であると考えるのが、一番辻褄が合いそうで~す。
そしてシステムログにまで彼らが擬装対象である「大砲」と表記される理由は、地球の戦車の通称がかつての擬装対象である水槽を意味する「タンク」であるようなものと考えればいいので~す。
余談.大砲のMP
銃士ナスビスの「ふしぎなおどり」は最大MPに比例したMPダメージを与えてくるのですが、大砲がこれによって4000以上のMPダメージを受けている場面を見たことがありま~す。
おそらく最大MPは9999ぐらいあるのではないでしょうか?
アスバルのMPは1500であり*1、『拾遺譚』では本人はそれを大いに自慢にしていましたが、海賊が呼ぶモブの砲兵に遠く及ばなかったということになりそうで~す。