ブーバからクエスト「ぼくのいのちの恩人さん」を受注しました。ベルヴァインの森西でダックスビルから彼の命を救った人物への返礼をしたいから、パイ作りとその配達を手伝うようたのまれました。
まずはパイの材料を集めたところ、ブーバはパイを作り上げました。
次にガスヴィンにパイを届けたのですが、ブーバの救い手は自分ではないとしてパイの受領を拒否されました。
ガスヴィンは賄賂が大好きなキャラなので*1悪人だと決めつけていましたが、従っている規範が他国の者と違うだけで、その規範の範囲内では善人みたいですね。見直しました。
他国の価値観に染まりすぎていると、賄賂が横行しているというだけで「ゼクレスは悪」と決めつけがちですが、逆に他国では合法な行為、たとえばバルディスタでゾブリス将軍がやっていた弱者への拷問やファラザードで国ぐるみで行われている地下組織との癒着などは、ゼクレスから見れば極悪非道そのものなのかもしれませ~ん。
さて次に真の救い手を探すことになりましたが、その人物が落としたペンダントの回収に成功したところトーマの肖像画が入っていたので、大体の予測ができました。
真の救い手はやはりアンルシアでした。
大魔王城に初めて来たとき*2は魔界を滅ぼすとか主張していましたが、ベルヴァインの森を歩いていたころは、魔族の少年の命も大切にしていたんですね~。
これについては以下の二通りの解釈が可能で~す。
※美談風解釈
兄を魔族に殺されたアンルシアでさえ魔族の少年の命をとっさに救ったということは、本能が対象を「同胞」扱いしたということで~す。
ここにすでに和解の端緒が存在していたので~す。
※意地悪く解釈
アンルシアは当初は魔王以外は許すつもりでいたようで~す。
ベルトロやブーバはそういう穏健時代のアンルシアに遭遇したおかげで死なずにすんだわけで~す。
でもリンベリィの嘘に騙されたりファラザードのバザールでぼったくられたりするうちに、徐々に鬱憤が蓄積していったことでしょう。
そして最後はついに、「こんな世界! ぜんぶ消えて なくなってしまえば いいんだよッ!」の破壊神モードになったというわけで~す。