1.神具創成
神具創成の儀には素材だけでなく儀式用の衣も必要でした。天の機織り場のミニゲームでそれを織ることになりました。
衣が完成すると、レクタリスはそれを着て、のちにルティアナの清泉と呼ばれることになる月夜見の清泉でみそぎをしました。
このときは一緒に旅をしたいとかいう、そこそこ明るい雑談をしました。
でも翌朝の儀式では、レクタリスは最後の素材として自分の天使の光輪を使い、死んでしまいました。多くの捨て駒の犠牲によってこの瞬間まで生き延びてきたレクタリスでしたが、ルティアナの計画の前では彼女すら捨て駒に過ぎなかったようでした。
星月夜はここで、あと一回ぐらいは使えそうな「光輪の核」を受け取りました。
2.転生
その後はレクタリスの葬儀が行われましたが、エルドナは世界樹の力を使ってレクタリスがやがて転生できるシステムを作りました。
ナドラガもそれに同調し、今までは天魂石の中で安眠していた天使たちの魂も転生できるようにしました。これが転生の園の起源のようでした。
エルドナはレクタリスが転生を経ていつか星月夜と再会できるように祈り、レクタリスの魂も「待ってて ほしづくよ」と語ってくれました。
現代に戻るとユーライザが待ち構えていて、「ずっと 待っていましたよ」と語ってきました。
本人は気づいていないようですが、ここに二重の意味が込められていますね。見事な構成で~す。
3.第二次神具創成開始
ユーライザが他の天使たちに声をかけて、現代でもレクタ鉱石と世界樹の枝を調達してくれました。
ちなみにのちに判明することですが、レクタ鉱石を調達してくれたのは造成地のナブリスであり、世界樹の枝を調達してくれたのは特務室のユンジェロで~す。
これらと光輪の核とを合わせて、ピラーの資材倉庫の「聖天のレンズ」で神具の創成を開始しました。
ユーライザはレクタリスの光輪の核を見て、前世の記憶を多少思い出したようでした。
そこへジア・ルーベとジア・サフィルが攻めてきました。二人はジア・レド・ゲノスからもらった冠の力で合体し、「ジア・クルヴィダ」という炎属性攻撃も氷属性攻撃も得意でメドローアも使えるという一体の敵に変貌しました。
設定も外見も、フレイザードのオマージュで~す。
星月夜とサポート仲間の攻撃は普通に通用したのですが、ユーライザの攻撃だけが奇妙なほど通用しませんでした。クルヴィダが体質上ユーライザに強かったのでしょうか? それともレクタリスとしての記憶を取り戻しつつあるユーライザが弱体化してしまったのでしょうか?
倒すと冠に込められていた自爆用の機能が発動しました。ルティアナも捨て駒を使いまくっていましたが、レド・ゲノスとやらも側近二名を捨て駒にするとは中々のワルで~す。
ルーベが死を恐れたのを見たサフィルは、合体を解除して自分だけ死にました。かつては馬鹿にしたパドレと同じようなことをした自分に驚いていたようでした。
爆発ののち「サフィルの核」が遺されていたので、星月夜が私物化しました。
ちょうどそのころ、他の英雄たちも地上に向かっていたジア・クトたちを全滅させて帰還しました。捕虜になったルーベはこの英雄たちが厳重に監視することが決まりました。
ここで物語は一段落し、ミトラーから報酬をもらい、「神話を紡ぎし者」の称号を得ました。
4.後日談
4-1.パドレの傷
パドレは6.4クリア後も療養中で~す。
本人の体感では、あのときキュルルの助力がなければ死んでいたかもしれなかったとのことでした。
4-2.飛べないフォステイルの今回の活動
今回の星月夜は神具創成のための活動をし、神化して飛べるようになった英雄たちはジア・クトの大軍を空中戦で全滅させました。
では残るフォステイルが何をしていたかというと、本人の言によれば銀の丘から神話時代に行く方法を模索していたそうで~す。
これは秋祭り2021の拾遺譚で語られた話*1を指してそうで~す。
なお神化を経ていないのにそれができたのは、ある複雑な方法による抜け道があったとのことでした。
その「抜け道」ですが、星月夜が思うに、この時代に来た過去の自分である「流浪のフォステイル」に郵便で連絡したのではないでしょうか?
4-3.ジア・ルーベ
危険な捕虜でありながら待遇は「監禁」ではなく「軟禁」のようでした。
監視役の英雄たちによると意気消沈しているようですが、本人が部屋に引き籠もっているので会うことはできませんでした。
4-4.天の聖壇の結晶
物語冒頭で兵士三名ごと結晶化した天の聖壇は、今でもそのままでした。
6.3メインストーリーでは結晶の塔の光線の結晶化の解除について、ユーライザはジア・ルミナの死のせいだと推測していましたが、星月夜は「結晶化解除のタイミングを素直に評価する限りでは、ジア・ルミナの原石を継承したジア・レオーネが最後の羽根まで失って完全消滅したからだと考えたほうがよさそうで~す」と主張しました*2。
「ジア・サフィルは死んだけどその心核は残った」という状況でサフィル主導による結晶化が解除されないままでいるということで、星月夜の説のほうが正しい可能性が高まりました。
あとはこの心核を破壊してみればいいだけで~す。これはいつでもできるので、三名の一般兵士には当分我慢していてもらいま~す。
4-5.海の起源が判明
ルティアナのアストルティア創造については今までも断片的な情報が存在していましたが、海の起源についてはほぼ謎につつまれていました。
そういう状態の中、星月夜は限られた情報を最大限駆使して過去記事「アストルティアの海は、いつ存在し始めたのか?」を書いたもので~す。
ところが創造を実際に目撃したペネメイという天使が、6.4メインストーリーのクリア後に当時の思い出を語り始めたので~す。
「ルティアナ様は 塵芥ただよう 薄暗い空間を まばゆい光で照らし 塵は海と大地に 光は太陽になった」のだそうで~す。
今後は海の起源についてはこれがもっとも信用できる情報となりま~す。
4-6.とこしえのゆりかごの英雄・精霊たち
これもペネメイからの情報。
とこしえのゆりかごの有力な英雄・精霊たちは、いざというときの切り札として冷凍睡眠状態にあるようで~す。
クエスト「リンクスのヒミツ」*3でロクサーヌが登場したときには、「一体何万年間生きているんだろう?」とか「ルイーダと同じく多くの世界に複数名いるのかな~?」とか疑問や夢が膨らみましたが、実は「リンクスの暴走を抑えるために最近解凍された」というだけの話だったのかもしれませ~ん。
また初代時の王者は『IX』の主人公と同一人物ということが匂わされてきましたが、これでますます辻褄が合ってきました。