ほしづくよのドラゴンクエストX日記

画像は原則として株式会社スクウェア・エニックスさんにも著作権があるので転載しないで下さ~い。 初めてのかたには「傑作選」(https://hoshizukuyo.hatenablog.com/archive/category/傑作選)がオススメで~す。 コメントの掲載には時間がかかることも多いで~す。 無記名コメントは内容が優れていても不掲載としま~す。

4.2メインストーリー その6 クエスト「メレアーデのお部屋」

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 メレアーデさんから4.2最後のメインストーリーであるクエスト「メレアーデのお部屋」を依頼されました。

 ネコをネコ缶で誘って集めるだけの簡単な作業であり、なぜ自分でやろうとしないのかよくわからない内容でした。

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 最初に来たネコは、あんまり黒くなかったのですが、メレアーデさんが「クロ」と名づけたかったらしいので、クロになりました。

 これで4.2の物語は完結しました。

 称号として「新米ニャンコスキー」の称号を得ました。

 この称号の雰囲気から察するに、どうやらこれはやりこみ要素のようですね~。

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 報酬の庭用ネコ草ベッドは、芝生の我が家の庭の雰囲気にピッタリでした。そして宿の代用にもなるようでした。

 半年前に無理に奮発してお庭用リゾートベッドを買ったりしなくて正解でした~。これについては、リゾートベッドのほうが似合う家に住んでいるキャラだけが持っていればもう十分ですね~。

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4.2メインストーリー その5 喪心獣ゾンテドールを倒し、一応ゾンガロン問題は解決しました。あと後日談を少々。

 メレアーデさんと現代に戻ると、エイドスからゾンガロンがあの選王の儀礼場で暴れているから倒すよういわれました。

 そして次の瞬間、「双王子の架け橋」の称号を得ました。

 現地におもむくと、ゾンガロンがバグド王とジダン兵士長と二名の兵士を圧倒していました。

 ところがその直後、ゾンガロンに消化されていたかに思われた原獣プレゴーグが逆に腹の中からゾンガロンを食べて、喪心獣ゾンテドールになりました。この変化は「見せられないよ!」なシーンを使わず、ゾンガロンの腹が光った途端に全身が変形しているという流れになりました。

 ゾンガロンとしては、「ゼルエルのS2機関を食べたと思ったら、バルディエルを摂取していたでござるの巻」といったところですね~。

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 これがゾンガロンの力を内側から吸収した喪心獣ゾンテドールで~す。

 しかし歴史の改変により、グリエ王子がよみがえらせた「戦の舞」がグレンに伝わっていたので、バグド王たちがそれを踊ることで弱らせることができました。

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 過去の本気版ゾンガロンは10人以上で踊れば簡単に封印できた相手でしたが、現代では踊り手が4人しかいなかったせいか、弱体化したとはいえ一応戦闘になりました。

 倒すと繭に吸収されていったので、黒衣の剣士としてはそれで目的を達成できたのかもしれませんね~。

 アストルティアの民としても、これまで封印し続けるしかなかったゾンガロンが紆余曲折の末に完全消滅したので、ラプソーン問題が完全解決した後の『ドラゴンクエストVIII』みたいな気分で~す。

 なので、この時点ではまだ4.2の物語でどちらが優勢になったのか判断しかねま~す。

 ただし黒衣の剣士は星月夜を脅威に思ったのか、クモノの上位版のような謎の技でその場にいた全員を縛り上げ、星月夜を殺そうとしてきました。これは伝説の「闘魔滅砕陣」でしょうか?

 そこへまたファラスがかけつけて、黒衣の剣士と戦ってくれました。

 それを見たメレアーデさんは黒衣の剣士がパドレであるというネタバレをしてしまい、そのせいで記憶が一部戻ったファラスさんは次の瞬間に油断して負けてしまいました。これで彼はまたもや次のバージョンまで長期療養となりそうで~す。

 「敵幹部の部下だけど原則味方キャラ。そこそこ有能だけど原則やられキャラ」って設定、どこかで見た覚えがあるな~と思ったら、これって完全にトビアスの再来ですね~。

 パドレはメレアーデさんから「ほしづくよ」という単語を聞くと、頭を痛めて去っていきました。

 その後、アンルシア様とルシェンダさんに事態を報告すると、メレアーデさんは新エテーネに住むことが決まりました。

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 ドアが可愛く改造されていました。

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 このメレアーデ邸、シンイの許可を得た合法的な家ですが、居住区の半分を独占しており、かなり贅沢で~す。星月夜邸の1.5倍ぐらいありま~す。

 これで一応シナリオ形式での4.2のメインストーリーは終わりですが、クエスト形式でまだメインストーリーには続きがあるみたいですね~。

 後日談を少々。

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 グリエ王子の子孫のはずのエリガンってどうなったのかな~と思って再会したところ、なんとギルガラン王子の末っ子の子孫という設定になっていました。

 地球の生物ならば、同じ遺伝子の人物が別の家系図の下に生まれてくることはありませんが、アストルティアならありうるかもしれませ~ん。

 あるいは、一方または両方の歴史におけるオルセコ王家の家系の途中で養子が入ったせいで、結局は遺伝子上の家系が修復されたのかもしれませ~ん。

 オルセコの後継者選びでは、江戸時代のジパングの家制度同様、遺伝子上の家系図よりも、養子縁組制度上の家系図が優先されることは、グリエ王子の悲劇的前半生からも明らかで~す。

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 獅子門の難民キャンプにも行きました。

 昨日の記事で「太古の氷穴に行く過程でギルガラン王子は獅子門在住の難民の世話になったらしく、新村の建設はどうやら彼らへの恩返しをかねているようでした」と書きましたが、この写真のカエトゥリさんによると、実はグリエ王子から戦の舞を習ってゾンガロンを封印した者の中には、オルセコ兵だけではなくここの難民もいたようで、彼らの功績とはむしろこれがメインだったようで~す。

 たしかに見覚えのある住民を何人か見つけました。

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 元ベコン王のバルバリさん。戦の舞の中央付近にいた気がしま~す。オルセコ軍の制服を着ていないので目立っていました。

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 グレゴールの洞窟の前身のグレゴール聖堂を仕切っていたらしいネガセルさん。戦の舞の右端のほうにいましたが、一人だけ厚着なので一番目立っていました。

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 懐かしの赤宝箱もありました。星月夜の記憶が正しければ、赤宝箱の追加はバージョン3.4以来で~す。

4.2メインストーリー その4 100年早くゾンガロンを封印

 ガズバランのしるしを持って古代に戻ると、グリエ王子を探す前にギルガラン王子に手伝いを命じられました。

 よっぽど「私は予言者だ~。そして汝の方策はグリエ王子の方策に劣る~。よって大人しくしてろ~」とか言いたくなりましたが、どうせ信じてもらえないでしょうから黙っていました。

 とりあえずギルガラン王子の仕事は、ゾルトグリンの部屋の調査から始まりました。

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 本棚を調べてわかったのですが、ゾルトグリンは鬼岩城を落とすため、人間の集団戦法やオーガの伝説を丹念に調査していたようでした。そしてランドン山脈頂上付近にいる、力を与えてくれる戦神の伝説に惹かれたようでした。

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 いよいよこの馬車が役立つときがきました。

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 九つの小国の混戦状態のため個人では入れないザマ一帯を突破して、雄峰ランドンに着きました。歩くのは無理な悪路を突破したのか、それともこの馬車の通過だけは戦時中でも許されているのか、そこらへんの事情は謎で~す。

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 無事に邪神の宮殿に着きました。写真に写っているのは、この時代の魔封剣姫で~す。

 そして想像通り、かつて安易にドランドに勝とうとしたゾルトグリンはこの地を訪れており、どうやら戦禍の邪神との契約によりゾンガロンになったようでした。

 ギルガラン王子は彼女から、自分の命と引き換えにゾンガロンを100年がかりで封印するという、あの非効率的な技を習いました。

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 こちらが当時の魔封士のモルガンさん。

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 ちなみにこの写真が現代の魔封剣姫。何らかの形で先代とモルガンさんが融合した雰囲気で~す。

 技を覚えたギルガラン王子は、グリエ王子への譲位の意向についての伝言を星月夜に頼むと、一人で去っていきました。

 その後、ようやくグリエ王子が見つかったので、ガズバランのしるしをあげると、ゾンガロンをより効率的に倒す方法を開発してくれました。

 彼によると、元々オーガ族は、魔獣に心を与える実験によって生み出されたのだそうで~す。そしてそのためにガズバランがした作業が特殊な踊りであるということが、ガズバランのしるしをオルセコ王家の墓の一部とつなげることで判明しました。

 この後、グリエ王子からはギルガラン王子を追うように頼まれました。

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 オルの船着き場からダズの船着き場に着きました。現代の「ダズの岩穴」で~す。

 ここにいた獅子門在住のガミミさんから、ギルガラン王子が北西の「太古の氷穴」に行ったらしいと教わりました。現代の「ロンダの氷穴」で~す。

 ガミミさんは獅子門に寄っていくことを勧めてくれましたが、リアリティを重視する限り、そんなヒマはありませ~ん。直行で太古の氷穴に行きました。

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 到着すると、いよいよ全盛期の悪鬼ゾンガロンと戦闘で~す。

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 時々姿を変えられましたが、ギルガラン王子がラーの鏡で助けてくれました。

 この戦いに勝つと、ゾンガロンは本気を出してきました。

 ギルガラン王子は殺されそうになりましたが、グリエ王子が駆けつけて身代わりとなって助けました。

 さらにグリエ王子から踊りを習ったオルセコの戦士たちも駆けつけ、みんなで踊ったので、ゾンガロンを本来の歴史より100年早く封印できました。

 グリエ王子は残念ながら死にました。

 オルセコ闘技城に帰ると、「オーグリードの盾の盟約」が提唱され、その一環としてゾンガロンを見張るためのランガーオ村の建設が発表されました。太古の氷穴に行く過程でギルガラン王子は獅子門在住の難民の世話になったらしく、新村の建設はどうやら彼らへの恩返しをかねているようでした。

 ラーの鏡をランガーオ村に設置するという雑談の途中、メレアーデさんの黒猫がやってきて、ラーの鏡に強引に映ると、いきなりメレアーデさんになりました。

 このメレアーデさんは、服装こそ色々事情を知っているほうのメレアーデさんと同じでしたが、実はエテーネ王宮壊滅直後のほうのメレアーデさんで、時渡りの力で王宮からこの時代に逃げたものの、ゾンガロンの光線で黒猫に変えられていたのだそうで~す。

 「この法則で鬼人国の残党も治せるかな?」と一瞬考えたのですが、多分無理でしょうね~。おそらくはギルガラン王子はラーの鏡を持って鬼人国に特攻したとき、邪魔者を減らすために一応一度は試してみたでしょうから。

 とりあえず、犠牲も払ったとはいえ1287年前の問題は片づき、メレアーデさんとも合流できました~。

 さて、これが現代の繭問題の解決にどうつながるのでしょうか? 続きは次回で~す。

4.2メインストーリー その3 後知恵を活用できないかと現代に戻ったら、御都合主義的に予定以上のチートを入手! & 歴史はすでに変化している?

 城に戻ると双王子と大臣がゾンガロン対策について話し合いをしていましたが、結局決裂してグリエ王子は城を去りました。

 この話し合いを通じて、実はグリエ王子のほうが兄で、病弱で体格がよくなかったから親のはからいで養子に出され、運よく生きのびて成長して王家に復帰した後も第二王子とされていたと判明しました。

 この後、ムニュ大臣が未来の自分の書いた記録を読みたいと愚痴をこぼしていたのを耳ざとく聞いたキュルルが、現代に戻って実際にそれを見ようと提案してきました。

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 昔だったら面倒すぎる提案ですが、今ではバシルーラで簡単に現代のオルセコに行けました。

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 中にはかつていなかったNPCがいました。オルセコ王家の末裔のエリガンさんで~す。

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 ムニュ大臣の記録を発見。しかし中身といえば、「ゾンガロンの封印方法を発見したギルガラン王子は封印をした後に殺され、その封印の発動までには100年かかる」という話しか書かれていませんでした。

 基本的に役に立たない内容だったのでガッカリで~す。

 しかも100年間も活躍したゾンガロンが突然負けた理由を、星月夜は魔瘴の活性期が終わったせいだと推測する仮説をかつて立てたのですが*1、この説もかなり弱体化して二重にガッカリで~す。完全な棄却ではなく「その封印が発動するのは魔瘴の薄い時期」という可能性もありますが、かなりの弱体化で~す。

 ただし自分でも気づかないうちに、大臣の記録を声に出して読んでいたようで、エイガンがやってきてチートアイテムをくれました。

 グリエ王子はギルガラン王子が見つけた封印方法よりもさらに効率のいい封印方法を発見したものの、それに必要なアイテム「ガズバランのしるし」をついに発見できなかったそうで~す。でも子孫たちはそれを発見して受け継いできたらしく、エリガンさんはガズバランのしるしを星月夜にくれました。

 やたらご都合主義的な展開ですね~。

 そこにエイドスもあらわれ、グレン城がついに繭から出現したヘルゲゴーグに襲われはじめたと知らされました。

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 屋上の「選王の儀礼場」で暴れているらしく、そこに行くには訓練場のハシゴを上ればいいそうでした。

 オルセコといいグレンといい、とことん対空防衛が甘いですね~。

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 屋上にいたのは原獣プレゴーグ。またまたヘルゲゴーグで~す。でも「プレ」という名のとおり、特別な攻撃は何もしてこず、通常版のステータスを少し高めた程度のボスでした~。

 倒すといきなりゾンガロンが飛来し、「見せられないよ!」なシーンでプレゴーグを食べて去っていきました。これを消化すれば元の力が取り戻せるとか言っていたので、まんまと漁夫の利をさらわれた感じでした。

 ここで気になったのは、「1300年分の 復讐だ。 震えて 待つがいい……」というゾンガロンの発言で~す。

 歴史が改変前であるならば、『アストルティア創世記』の設定どおり、ゾンガロンが封印されていた期間は約1200年間のはずで~す。それが約1300年間になったということは、星月夜がエリガンさんからガズバランのしるしを受け取った時点で、これからやる予定の「それを活用したより効率的なゾンガロンの封印」という歴史の改変は、もう既定事項として歴史に組み込まれたということでしょうか?

 それならば次の戦いは勝利が確定した消化試合ということになりますね~。

 しかし油断はできませ~ん。この世界における歴史の改変はそもそも微細な影響力しか発揮できない設定なので、「改変前より100年早く封印できる」ということは「改変前の100年間はゾンガロンの被害はほとんどなかった」ということでもありま~す。つまり、その改変前の100年間はゾンガロンは封印のせいで酷く弱体化しており、ゾンガロンに殺されなくてもどうせ早晩新しい子孫を残せず自然死していたような老人や病人しか殺せなかったという可能性が高いで~す。それなら改変前のゾンガロンでも、復讐対象の期間を1300年とカウントしてもおかしくはありませ~ん。

4.2メインストーリー その2 鬼人国との戦い

 助命嘆願をしてくれたグリエ王子にお礼に行くと、この時代についてさらに詳細な状況設定を聞けました。

 数年前に突然悪鬼ゾンガロンが現れ、多くのオーガを魂のない獣に変えていったのだそうで~す。中でもオルセコ王国と戦争をしていたドランド王国は、住民全員が獣となり「鬼人国」と呼ばれるようになったのだとか。

 その後は、ギルガラン王子が王家の墓を荒らしたとかいう話になり、舞台に抗議しにいくと、話題の鬼人国の部隊が襲撃をしかけてきました。近隣に危険な国があるのに城のど真ん中に天井のない一画を放置したままにしているとは、一体何を考えているんでしょうかね~?

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 鬼人兵は、体形こそシールドオーガそっくりですが、体の模様はガズバランの子孫のオーガに似ていました。「まめちしき」によると、彼らはシールドオーガの先祖という説もあるようで~す。

 倒すと、やがて大軍で攻めてくるとかいう負け惜しみを言ってから、彼らは消えてきました。

 グリエ王子は守りを固めるよう主張しましたが、ギルガラン王子は攻められる前に滅ぼすと主張して一人で出かけました。

 普通の国同士の戦争ならば、防衛側が有利なので、グリエ王子の主張のほうが正しく、ギルガラン王子は無謀すぎですね~。

 しかしこの場合はギルガラン王子のほうが正しいと思いま~す。

 モンスターは一般に、組織だった行動ができませ~ん。優れた指揮官に命令されたときにだけ集団行動をしてきま~す。このため、計画的にどこかに攻め入るときには非常に強いものの、自分達の本拠地が少数の精鋭に攻め込まれると各個撃破されていく傾向がありま~す。

 レンダーシア中で猛威を振るった大魔王の軍隊が、いざ勇者と盟友とその他三名に城に踏み込まれると、組織的な抵抗がまったくできないまま簡単に元帥を討ち取られてしまった件は、記憶に新しいで~す。

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 鬼岩城も例外ではなく、かつてドランド王国のオーガたちが組織的に防衛をしていたころはゾルトグリンですら攻め落とせなかった城ですが、鬼人たちの城となった今では中を自由に闊歩できました。

 住民である鬼人たちはみな、自分からは戦いをしかけてきませんでした。それどころかNPCとして会話ができる者も幾人かいました。

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 途中で、完全にシールドオーガ化している者を発見。鬼人兵がシールドオーガへと変化したという「まめちしき」の説の裏付けの一環ですね~。

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 兵士長は、オーガにとって最大のライバルであるトロルにされていました。古代のオーガはトロルの高度な文明を滅ぼして魔物へとおとしめたといわれているので、そのトロルにされるというのは皮肉なもので~す。

 兵士長によると、ドランドのモットーは「奪い尽くし、焼き尽くし、家族大事に」だそうで~す。また本棚の本によれば、ドランドの民は元々はグレン沃野での戦いに負けて流浪の民となった者たちだったそうで、ドランド平原に落ちのびたときに、慈悲を捨て暴虐も非道もいとわないと決意したのだそうで~す。

 ある意味では、ゾンガロンに姿を変えられる前から、彼らは魔物とそんなに変わらない精神構造だったようですね~。

 そしてこんな連中ですら守っていたタブーを破って、レギルラッゾたちを復活させてしまったラダ・ガートって、どこまでマヌケなんでしょうね~。

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 「意識高い系のももんじゃ」という設定のダックスビルのNPCが、「ワタシノタマゴ」とか言っていましたが、「ワタシノ」というのが「自分が産んだ」という意味なのか「自分に所有権がある」という意味なのか不明な上、ひょっとしたらこのダックスビルはゾンガロンによって姿を変えられた元オーガかもしれないので、安易に「ももんじゃは卵から生まれる」とか決めつけないほうがいいですね。

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 一ヶ所だけ秘密の通路への侵入の仕方がどうしてもわからない場所があったのですが、メレアーデさんの猫が、偽のドミネウス邸でも登場した星月夜の影みたいなキャラ*1を発生させて、謎を解いてくれました。この影って、近未来の自分の行動が映し出されたものなんでしょうかね~?

 一番奥の「雷食い鳥の玉座」では、ギルガラン王子と魔物になったかつてのドランド王が向き合っていました。このドランド王は「轟雷王」という別名だったそうで~す。予算の都合という大人の事情で、顔は狂鬼ジーガンフに瓜二つでした。

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 戦闘になると、「ドランド王」ではなく「狂鬼ドランド」の名で襲いかかってきました。

 ゾンガロンの軍門に下ったから、王から公爵へと一階級降格されたのでしょうか? あと戦闘で倒して理性を回復させてやると「祖国を守れぬ王など王にあらず」とか発言していたので、自発的に降格した可能性もありますね~。

 余談ですが、「王子」が「公子」になった件に関する記事のリンクも貼っておきま~す。

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 なお、ギルガラン王子も戦いに参加してくれました。レベル100でオノスキルも充実しており、中々たくましかったで~す。

 戦いの後は、黒幕であるゾンガロンがあらわれました。ギルガラン王子が王家の墓から盗掘したラーの鏡をゾンガロンに向けると、その正体は先王ゾルトグリンであると判明しました。

 1287年後のゾンガロンとちがって、まだ元気いっぱいのはずですが、ここでも我々を見逃してくれました。まだゾルトグリンの心が残っているせいなのかもしれませんね~。あと「苦しめ! 憎め! 恐怖しろ! そのすべてが 我のさらなる糧となる!」とか言っていたので、もっと熟成させてから食べる計画なのかもしれませ~ん。

 とりあえず鬼人国問題は解決したので、ここでいったん区切りとしま~す。

4.2メインストーリー その1 まずは1287年前の世界を探検。ついでに現代の有力者にもインタビュー。

 4.2メインストーリーを開始しました。

 ロメウスや占い侍女ピクシスによると、今回もまずはルシェンダさんに話しかけることから物語が始まるようでした。

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 ここで、ファラスが回復したとの情報が聞けました。でも会ってみると記憶までは回復していないようでした。

 その直後、グレン上空にあの繭が発生したとの情報がもたらされました。

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 「上空」といっても、グレン城下町からは西南西ぐらいの方向の空に浮いているようでした。

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 ところがグレン領西から観測すると、グレン城のほぼ真上に位置しているように見えました。

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 バグド王に会いにいくと、すでにエイドスがそこにいて繭について相談をしていたようでした。

 さらにその席に、「オーグリードの盾の盟約」に従い村王クリフゲーンの使者のギュランがあらわれました。ロンダの氷穴付近でヘルゲゴーグを連れた黒衣の剣士を見かけたそうで~す。

 バグド王によると、「オーグリードの盾の盟約」が発動したということは、大陸全土が危機だということなのだそうで~す。

 でもチグリ大臣は、繭のこともオーグリードの盾の盟約のこともさっぱり語らず、竜族との外交だけ気にしていました。共同体への帰属意識の薄いお雇い外国人ならではの雰囲気を醸し出しており、非常にリアリティがありました。

 とりあえずエイドスとロンダ岬に着くと、ちょうど黒衣の剣士が悪鬼ゾンガロンの封印を破壊したところでした。

 この場面だけを見ると黒衣の剣士は敵ながら格好いいのですが、ランガーオ村の住民がロンダの氷穴で彼と異形獣を見かけ、それを村王に報告し、それがグレンに伝えられ、それを聞いたエイドスと星月夜が現地に到着した瞬間にやっと封印を破壊したのですから、随分と手間取った計算になりま~す。おそらくこの数時間、ロンダの氷穴で道に迷って最下層まで行ってしまったり、異形獣を生贄にして封印を弱めてみたり、何度も何度も封印に攻撃を加えたりしていたのでしょう。

 復活したゾンガロンは、敵を魔物に変える光を吐いてきました。エイドスと星月夜はこれで一時的に無力化され、さらに「ふっとび」効果のある第二射撃も喰らってしまいました。

 でもゾンガロンは自分がまだ本調子ではないとかいう理由でこちらに止めを刺さずに去っていきました。馬鹿力が取り柄のような外見をしているのに、意外に慎重ですね~。

 エイドスによるとゾンガロンを封印する方法は失われて久しいそうで~す。そこでまたキュルルの力を頼り、1287年前のオルセコ王国に行くことになりました。

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 オルセコ王国に行くと「鬼人国のスパイ」扱いをされていきなり捕縛され、「ギルガラン王子」に処刑されそうになりました。そこを「グリエ王子」と「ムニュ大臣」の諫言に救われました。彼らが4.2の副題の「紅き大地の双王子」のようですね~。

 その後、グリエ王子にお礼を言いにいけばストーリーが進むようでしたが、とりあえずストーリーを進めずに調査できるところまでは調査をしてみることにしました。

 以下、オルセコ闘技城でわかったことを列挙していきま~す。

※オルセコ王国の民には、男女問わず、二文字を繰り返す四文字の名前の者が多かったで~す。シンシン・タンタン・テルテル・ハラハラ・マメマメ・モニモニ・モリモリ・ロズロズ。

※ギルガランは「王子」といっても現代のラグアス王子と同じく、正式な即位が近々予定されている実質上の王のようでした。

※ギルカラン王子は人望が低いようでした。

※先王ゾルトグリンは、ギルガラン王子の勇猛さとグリエ王子の賢明さをかね備えていたそうでした。

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ゾルトグリンの亡き妃ララリアの姉ララバに会ったところ、容姿も発言も若々しかったので、妃は双王子の実母ではない可能性も感じられました。

※ドランド国とは水をめぐって長い戦争状態にあったそうでした。

 ただし現在のオルセコでは以下の写真のとおり、水をかなり贅沢に使用していました。

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 こんな汚れやすい場所を流れている水が上水道であるはずがなく、不潔な下水道だとすれば蓋をしなければ近くの居留区に迷惑がかかるので、冷房代わりに作られた人口の川と解釈するのが妥当ですね~。

 長期戦までして奪った水をこうも贅沢に使用するとは、許しがたいですね~。「義はドランドにあり!」と判断しました。

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 城の外には「オルセコ王家の墓」がありました。

 以前、「オーグリードで墓文化が本格的に始まったのは500年前だ」という仮説を提唱したのですが*1、この写真をもって棄却としました。どうやらオーガは昔から人間と同じぐらい墓を大切にしており、六種族における墓への愛着は「人間・オーガ 対 ウェディ・エルフ・ドワーフプクリポ」という図式になりそうで~す。

 この墓地を守っているのは、ボッチィさん。語源は「墓地」と「一人ぼっち」かと思われま~す。

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 隣のドランド平原には「オルの船着き場」という場所がありましたが、今はまだ船に乗せてもらえませんでした。

 オルセコと北方との交易用だったものの、戦争のせいで長らく船が出ていないのだとか。

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 北の関所では、この先は九つの小国の混戦地帯なので通せないとか言われました。

 個人の旅すら許さないということは、相当強固な中立条約でも結んだんでしょうかね~。

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 「鬼岩城」とかいう城もありましたが、まだ中には入れないようでした。

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 ちなみに現代に戻ってランガーオ村で情報を集めてみたところ、クリフゲーンはゾンガロンの件をマイユさんに秘密にしているようでした。ナドラガンドから帰ってきたばかりだから休ませてやりたいのだそうで~す。オーグリード全体が危機だというのに、親馬鹿もいいところですね~。

 続いてガートラントのグロスナー王に話を聞きに行ったところ、ゾンガロンが復活したという情報すら知らないようでした。

 ガートラントは「オーグリードの盾の盟約」に加盟してないのでしょうかね~?

 そういえば、やはり大陸全土にとっての脅威であった「大地の竜バウギア」問題のときは、逆にガートラントだけが国費や貴重な戦力を投入して対応していましたね~*2。その代償としてオーグリードの盾の盟約の負担を免れているのかもしれませ~ん。

 今回は様子見で終わりましたが、次回から本格的にメインストーリーを進めていきま~す。

(追記)

 物語を進めていくと「タンタン」さんのセリフが変わり、ララリアさんは双王子の実母だと判明しました。

 ララバさんは美魔女だったようで~す。

天使の涙

しずく(スライム)「わーい、ジパングは初めてだ~」

星月夜「レムオルの粉、ちゃんと使い続けてね~」

しずく「ねえねえ、どこへ行くの~?」

星月夜「スライムにピッタリの料理屋よ~」

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しずく「ぷるるんぷるるん。わ~、これは本当にスライム族みたいだね~」

星月夜「「天使の涙」っていうお菓子なのよ~。半分あげるね~」

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しずく「う~ん。親戚に「神の涙」って別名の子がいるんだ。何だか共喰いみたいな気分がするから、触って楽しむだけにしておくよ~」

星月夜「あら残念」