ほしづくよのドラゴンクエストX日記

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学園生活 1月

 学園暦で1月になりました。明けましておめでとうございま~す。

 新年の幕開けと同時に湖の遺跡の第三層に行けるようになったので、さっそく突入しました。

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 第三層も第一層の使いまわしと思いきや、封印の像が一基増えていました。

 今回も、残留思念を元に作られた封印の守護者に対しては、その思念の欲していた物品を用意すると挑めるというシステムでした。

 封印の守護者の姿は、例によって何らかの意味で残留思念の内容に縁があるモンスターでしたが、今回は一つだけ説明が難しいものが混じっていました。

 最初の残留思念は、故ザビアナ先生のもの。フランジュさんへ渡す予定だった誕生日プレゼントが気になっていたようです。

 守護者の姿はアークデーモンでした。一応アークデーモンは料理ができるという設定があり、ザビアナ先生にも料理の話題が少しだけありましたが、ちょっと関連性が薄いですね~。

 第二の残留思念は、交換日記の相手が死んでしまった卒業生のもの。

 守護者の姿は、魔兵ヒプノスとしろバラの騎士のコンビでした。恋愛ということで対になるモンスターが選ばれたのでしょう。そして単に対になるだけならば、ヒプノスとタナトでもよさそうですが、かつてウィーンには婚約の仲介者を「バラの騎士」と呼ぶ習慣があったので、交換用の日記帳をバラの騎士になぞらえたのだと思いま~す。また恋愛対象の死を重視すると、死を神格化したΘάνατος(タナトス)を語源に持つタナトのほうがふさわしい気がしますが、しろバラの騎士の転生元はしにがみの騎士なので、死との縁に関してもそうそう負けていませ~ん。

 第三の残留思念は、「フレッド」という大切な人の病気を治すために、「妖花の小ビン」を教頭からもらいたがっていたオデットさんのもの。オデットさんが教頭の部下になった理由がここでようやく明かされました。

 守護者の姿は、レンジャーの職業クエストに登場した憎悪の精霊樹。部下も植物系でした。欲していた薬の素材が植物由来なので、順当ですね~。

 第四の残留思念はシュメリア先生のもの。ここでザビアナ先生を殺したのがシュメリア先生だと判明します。ザビアナ先生とシュメリア先生は、ともに願いのチカラを狙う勢力と戦うためのエージェントとして迎えられたのだそうで~す。でも、ある日ザビアナ先生は何者かに操られて正気を失って戦いを挑んできたので、シュメリア先生は仕方なく殺したのだそうで~す。

 守護者の姿は、くらやみ飛天の部下の「やみよの暴霊」*1でした。ただし行動パターンは、その色違いであるタロット魔人やタロット魔人強のほうに似ていました。シュメリア先生はザビアナ先生の仇だとばれたら、フランジュさんの要求が何であれ従う予定だったらしいので、自己の運命を何かに賭ける姿勢がタロット魔人を作り出したのかもしれませ~ん。

 そして事情を知ったフランジュさんのシュメリア先生への要求は、自分と全力で戦ってほしいとのことでした。

 シュメリア先生は、生徒一人が相手だと全力が出ないので、星月夜と二対一で来るのが条件だと主張し、フランジュさんもその条件を飲みました。

 ここで中ボス戦の開始で~す。

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 シュメリア先生は、そう弱くはありませんでしたが、フェスや合コンに登場する諸先生の中にはもっと強い先生が多いと感じました。一応、「ウデも鈍った」というセリフがあったので、設定上の矛盾はありませんでしたが。

 倒すと428フェルド入手できました。二人の戦いに星月夜を巻き込んだことについての迷惑料でしょうか?

 戦いの後、フランジュさんが全力での勝負を要求したのは、シュメリア先生の発言の真偽を確かめるためだったと判明しました。フランジュさんは、互いに全力で戦った相手の発言の真偽が見抜けるそうで~す。中々面倒なウソ発見器ですね~。

 最期の残留思念は、兄であるアイゼル先輩が授与を約束してくれていたアイゼルブレードを欲しているウェスリーのものでした。

 その思念から作られたのは、アグラニの町の外伝クエストに登場した魔獣ビュブロスのもの。すでに両親のいない三兄弟が一つの目標のために協力していたので、両親がいなくて結束の強いアイゼル兄弟にぴったりですね~。

 そうして湖の遺跡の最後の封印が解けると、本物のウェスリーが登場しました。10月に大急ぎでこの遺跡に逃げ込んだという設定にしては、ちゃんと冬用の制服を着ていました。

 そして封印を解いたことについてアイゼル先輩に抗議をし、具体的事情をいわないまま大急ぎで逃げ出しました。彼が消えると、その直後に学園長が来ました。おそらく学園長が来そうだったから、事情を説明する間もなく逃げたのでしょう。

 これってナドラガンドの封印を解く作業に反対しつつも、エステラさんが来たので事情を説明する間もなく逃げ出した、あの日の兄者の言動にそっくりですね~*2

 その後で学園長から、ウェスリーこそが封印事件の張本人であり、またジナイジッチが追っていた願いの少年であるという話を聞きました。

 エンディングではシナイジッチらしき男がウェスリーの捕獲に成功する直前でした。

 以上から、以前書いた「予型論から大胆予測する、3.5中期以降のナドラガンドの物語と、11月以降のアスフェルド学園の物語」の内容はほぼ正解だったと判明しました。やったー!

 そして二つ謎が残りました。

 第一は、なぜザビアナ先生が正気を失ってシュメリア先生を襲ったかということで~す。

 この謎が明かされれば、彼女の残留思念からアークデーモンが生じた理由も、より深く判明するかもしれませ~ん。

 第二は、ウェスリーに関する記憶が、アイゼル先輩とクラウン先輩との間で食い違っているという問題で~す。

 クラウン先輩の記憶では、ウェスリーはアスフェルド学園に入学する前に死んでしまっていたそうでした。残留思念の発言にも、入学前に自分が病死することを示唆する部分がありました。

 一方アイゼル先輩の記憶では、ウェスリーは病気が治って入学できたことになっていました。実物が出てきただけに、こちらも説得力がありますね~。

 しかしどちらの説を採用しても、重病に苦しんでいたのは入学前のはずなのに、そのときの思念が学園の中を漂っていたことの説明はできませ~ん。

 きっと、もっともっと深い事情がウェスリーにはあるのでしょうね~。

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 なお、1月の物語をクリアーすると、購買部に新しいアクセサリーが入荷しま~す。

 星月夜は委員全員に、きんのロザリオと、大地の大竜玉とを、プレゼントしました~。