カーロウに話しかけると5.5メインストーリーが始まりました。大魔瘴期の到来で~す。
かなり絶望的な状況でしたが、突如エルトナ神から託宣がありました。ルティアナの肉体は滅んだものの魂は眠っているだけなので、ヒメア様が保管している世界樹の花を使えば何とかなるのだそうで~す。
むむ? 今まで語られてきた設定によれば、五種族神もまた滅んだのは肉体だけであり*1、かつ花開きの聖祭は500年に一度の儀式だったはずで~す*2。だから単純計算では2500年もあれば全員復活できたことになりま~す。そういう展開にならなかった理由については、いつか別の機会に考えま~す。
三魔王からの報告によると、ゴーラの状況が一番悪く、住民はみな魔幻宮殿に避難している状態なのだそうで~す。次いでバルディスタ・ゼクレスの状況も悪く、ファラザードはまだあまり被害がないらしいので、手の空いているユシュカが大魔王のツスクル行の供をすることになりました。
ユシュカは「ルクスガルン大空洞を 通っているヒマは なさそうだ」とか主張していたので、逆にルクスガルン大空洞の様子を見に行きたくなりました。
でもルクスガルン大空洞のゲートは全部閉鎖されており、大門も閉鎖中でした。
あと本当に三魔王の報告どおりゴーラの魔瘴が一番酷いのか、調査もしました。
ゴーラ。
う~ん、5.1で本当に危機に瀕していた時期と比べると、全然大したことないで~す。
バルディスタ領内。
むしろ清々しい朝の風景。
ゼクレス領内。
月がキレイですね。
ファラザード領内。
一番マシと聞いていたわりには、なんか濁っている雰囲気。
む~、三魔王の報告、どこかおかしい。
しかし正確な魔瘴濃度計がないので、一応現地住民に聞き取り調査もしました。
すると魔幻宮殿では、みんなのんきにペペロゴーラの絵がどうとか語り合っていました。
傀儡大魔王、なめられてるのかな~。どこかで情報がねじまげられていそうで~す。
仕方がないので最終的にはユシュカの提案を飲んでアビスジュエルでエテーネの村にきました。
するとシンイから出立を翌日に延ばすよういわれました。ヒメア様はエルトナ神の託宣により翌日命を絶つので、最期の夜は村人と過ごしたいのだとか。
そういうわけで一日時間をつぶすことになりました。ユシュカは村人と語り合ったようで~す。
ここでのムービーで、ユシュカから「よく働く 幼なじみ殿」とか「分けへだてなく 誰をも受け入れる国は 俺の理想郷」とか語られ、ようやく自分とユシュカが似た者同士だったのだと気づきました(遅っ!)。
簡単な比較表を作ってみました。
※主人公とユシュカの類似点
一度は滅んだ共同体を再興しました。主人公はエテーネの村の跡地で新エテーネの村を作り、ユシュカはザードの跡地でファラザードを作りました。
その新生した共同体では、誰をも受け入れました。主人公は冥王の妹でも受け入れ、ユシュカは敵であったシシカバブ団でも受け入れました。
※シンイとナジーンの類似点
共同体の序列一位の幼なじみで、幼いころは序列一位より家柄がいいと思われていました。シンイは村長の孫であり、ナジーンは魔王の子で~す。
二人とも序列一位の不得意とする嫌われ役をしっかりこなしました。シンイはシュキエルへの審査を厳しくし、ナジーンは危険人物を様々な手段で殺していきました。
※レトリウスとヴァルザードの類似点
二人とも、再興される前の旧共同体の実質上の創始者で~す。
その偉業の手始めは、巨大モンスター退治に始まりま~す。レトリウスは「岩山のごとき巨体の魔獣」のムザークを退治し*3、ヴァルザードはオオダコを退治しました。
また新共同体の創始者の先祖、または先祖の可能性が高い人物とみなされていま~す。
※ヤクウとハジャラハの類似点
二人とも、旧共同体時代を知る古老で~す。
また外見に反して影響力が強いで~す。ヤクウは「ついてクン」の発明者として世界的影響力を誇り、ハジャラハは裏社会のボスで~す。
翌朝、シュキエルから「ユシュカがネルゲルの存在を知らなかった」という重要な設定を教わりました。これはメモしておきましょう。
世界樹の頂にいく前にツスクルに寄り、前夜の様子を聞きました。
師イズヤノイからタケトラとフウラも来ていたと聞いたので、さらにアズランにも寄って彼らと会話をしたところ、フウラから寄り道をたしなめられました。
仕方なく覚悟を決めて世界樹の頂に向かいました。
なおこのご老人からは、世界樹に仇なそうとする者は森の結界が防ぐという設定を教わりました。
アンテロって、バジネヅからも善と認定され、久遠の森の結界からも無害と認定されたわけですから、本来は中々の人格者なのかもしれませんね。
ヒメア様は世界樹の花を我々に渡し、聖光教主の元へ持っていくように伝えました。
その後は程なくして没し、コハクの霊に迎えられたようでした。
蒼怨の屍獄兵団がツスクルを襲う目的については、かつては「ヒメアの身を狙っている」説もあったようですが、プレイヤーの時系列によってはヒメア没後ということになるので、この説は今後は衰退していくことでしょう。
その反射として、 過去記事「蒼怨の屍獄兵団の目的は?」で唱えた「学びの庭にいるエルトナ中の良家の子弟に新兵器の実力を誇示することで、新兵器の宣伝をしている」という説は、一層影響力を強めていくことでしょう。
聖光教主は、世界樹の花には長い年月をかけてアストルティア中から集まった生命力が凝縮されているという設定を語った上、光の河の底への道を作ってくれました。
でもこの中でルティアナの魂を発見したとたん、忘却と失意をつかさどる虚無の邪神ヴァニタトスが立ちふさがりました。
ヴァニタトスの犠牲者は、その者が存在したという他人の記憶ごと消えてしまうようで~す。
もしここでユシュカが死んだら、ファラザードはナジーンが一人で建てた国だったということになるんでしょうかね~? そうなると色々と設定上不都合が出てきそうですね。
ひょっとしたら今までの冒険で見聞きした不自然な設定も、全部「ヴァニタトスの仕業」で片づけられるのかもしれませんね。名実ともに、デウスエクスマキナで~す。
雰囲気は多少違いますが、所詮はレイジバルス*4の色違いなので、必要とされる立ち回りに大きな違いはありませんでした。
前にも別の記事で指摘しましたが、運営は新作モンスターを出しても色違いの旧モンスターのモーションを流用するため技まで再利用することが多いので、古参プレイヤーは初見の敵でも外見を見ただけである程度対策を見抜いてしまうという問題がありま~す。
例えばこの「恨み払い」なんて技の名称まで同じ。
大きく振りかぶったらさっさと背後に回って後ろから安全に殴るのが正解で~す。
倒すと、ルティアナは世界樹の花の周囲を飛ぶ光の胡蝶という形で復活しました。
戦場も色を取り戻してステキな撮影スポットに早変わり。
ただし断末魔のヴァニタトスが親切にも見せてくれた魔界の光景を見ると、魔瘴が以前よりもっと酷いことになっているようだったので、急いで魔界に舞い戻りました。
なおルクスガルン大空洞のアビスゲートは再開されていましたが、今度は逆にザハディガル岩峰の周辺のゲートが閉鎖されていました。
それでも実験的にルクスガルン大空洞の内側から魔界を目指してみたのですが、大門が開いていないからという理由でこれ以上進めませんでした。
アビスジュエルで魔界に戻ってみると、風景も住民のセリフも大魔瘴期モードになっていました。
ゴーラ領にて撮影。
冒頭の報告では無事だったファラザード領も、かなりひどいことになっていました。
ただしデモンマウンテンに一番近いはずの大審門では、フィールドマップよりは空気が清浄でした。
人々が住む場所には何らかの結界が張られているのかもしれませんね。
ところで大量の魔瘴を発しているデモンマウンテンのあの球体を見ていると、同じく球体であったレイダメテスを思い出しました。
以前の記事でも指摘しましたが、太陽光と魔瘴は、性質としても表裏一体であり、また「普段その恩恵を受けている種族たちが、適量を超えると苦しむ」という点でも共通していま~す。
500年前の六種族はレイダメテスから発せられた適量を超えた太陽光に苦しめられ、現在の魔族はデモンマウンテンから発せられた適量を超えた魔瘴に苦しめられていま~す。
さて、最後の邪神も倒し、魔界全土の雰囲気もこうして一気に変化したので、記事はここで一区切りとしま~す。